- 2023.03.17
タイムレスな服を作り続ける「POST O’ALLS」の美学。
FASHION CLUTCH Magazineヴィンテージのワークウエア、ミリタリーウエアから着想を得てオーセンティックなディテールや縫製仕様を新旧さまざまな素材を自在に操り、独自の世界観を生み出してきたPOST O'ALLS。デザイナーである大淵毅氏が手掛ける服に対する理念は、創業30年を経ても変わらない。その理念とは? 現在の服作りに影響を...続きを読む
ヴィンテージのワークウエア、ミリタリーウエアから着想を得てオーセンティックなディテールや縫製仕様を新旧さまざまな素材を自在に操り、独自の世界観を生み出してきたPOST O'ALLS。デザイナーである大淵毅氏が手掛ける服に対する理念は、創業30年を経ても変わらない。その理念とは? 現在の服作りに影響を...続きを読む
時代を経ても風化せずに現代まで生き残った古着やアンティークたちは、現代のプロダクツでは味わうことができない風合いだけでなく、まだ技術が未熟だった時代のクラフト感やアナログな時代ならではの良さがある。 いわゆる古着やアンティークも愛好家の間では価値基準がある程度あるものの、そんな一般的で王道とも...続きを読む
2014年にオープンした「MEN’S GROOMING SALON 青山店」は、業態は美容室だが、ニューヨークのバーバーを歴訪し、本場で体感したインスピレーションを随所に取り入れ、クラシックさとモダンさを兼ねた男らしい空間となっている。随所にアンティークパーツが使われており、まるで東海岸のバーバーの...続きを読む
ロンドンで職業年齢男女さまざまなファッショニスタをスナップ。紳士淑女の街ロンドンらしく、ジャケットを上手に着こなしている人や、カジュアルでも上品さのあるスタイルが目立った。 カジュアルでも上品さの残る、キレイめロンドンスタイル。 Wiliam & Bridget Stanford ...続きを読む
三角屋根に惹かれてこの建物に決めたと言う通り、外観のインパクトが絶大なバーバー「NEW STANDARD」。その店内はクラシカルなバーバーをイメージしていて、個性が際立っている。アメリカ製のアンティークと、現行品を加工してバランスを整えるなど、取り入れたいセンスが詰まった空間となっている。 ア...続きを読む
アメリカンヴィンテージを軸に新旧ミックススタイルを提唱するHummingbirds'hill Shop。リアルヴィンテージだけでなく、リメイクやヴィンテージに基づいたプロダクツへのエクスクルーシブアイテムなど独自のコレクションと世界観で、着道楽たちの心を鷲掴みにしてきた名店だ。オーナーの水野谷弘一氏...続きを読む
原宿店をスタートしたわずか1年半後、目黒銀座商店街にオープンした「MR.BROTHERS CUT CLUB NAKEMGURO」。原宿店同様ストリートを中心に支持を集め、中目黒の洗練された街並みの中で異彩を放つバーバーだ。クラシカルな雰囲気が漂う中目黒店は、アメリカもヨーロッパも日本もミックスして、...続きを読む
日本の服飾史で欠かすことのできないレジェンドである吉田克幸氏。息子であり、代表を務める吉田玲雄氏と手掛けたニューショップは、世界的な美術監督である種田陽平氏とタッグを組み、唯一無二の空間を体現した。そんなふたりにこの空間を作ることとなった経緯などを聞いてきた。 (左)「PORTER CLASSIC...続きを読む
ロンドン在住時にひょんなことから日本の出版社と出会い、自身のアパレルブランドをやりながら、日本の雑誌やプロダクツを販売する「クラッチカフェロンドン」のディレクターもこなす日々。日本の良いモノを英国から世界に発信することになった男が送る、英国のファッション事情や、現地の人たちが着こなすジャパンプロダク...続きを読む
銀座中央通り沿いに建つ英国老舗ダンヒル銀座本店の2階にショップインショップとして構える「dunhill BARBER」。dunhillの世界観が反映されたバーバーは、ブランドが持つ長い伝統と高い格式を残しながら新しい伝統を打ち出すコンテンポラリーかつスタイリッシュな要素を融合させた空間へとリニューア...続きを読む
主に1930~1950年代のアロハシャツを忠実に再現する『SUN SURF』がアーカイブする約4000着のヴィンテージ品の中から、約2000着を10冊にまとめるシリーズ、『VINTAGE ALOHA SHIRTS』。その第2弾がこの度発売される。ぜひともお見逃しなく! 完全保存版となるヴィンテージ...続きを読む
アメリカファッションへの憧れからヴィンテージというジャンルを作り上げた日本。いまや日本はヴィンテージウエア大国として知られ、世界各国から希少なヴィンテージウエアを買い付けに来るほど。その中心でもあり、常に業界を牽引し続けるBerBerJinは生ける伝説だ。そんなBerBerJinのディレクター、藤原...続きを読む
さまざまな人種が集まるファッションとカルチャーの街、ニューヨークでひときわ目立ったお洒落な人々をスナップ。どんなスタイルがトレンドなのか、一挙にチェックしていこう。 ニューヨークのファッションピープル、15人のこだわりスタイル。 Glen Graham/Podcast Host of 95kil...続きを読む
クルマや音楽などクラシカルなアメリカンカルチャーをこよなく愛する斉藤佳孝氏が、30年にわたる自身の理容師キャリアの集大成として作ったショップが「BARBERIAN」だ。高い技術を要する伝統的なバーバースタイルを重んじる店は、インテリアもまた重厚感のあるクラシカルなプロダクトで占められている。 ...続きを読む
パリの街に出て、最新のコーディネイトを取材。さり気ない小物使いなど、カジュアルでもどこかに自分なりのこだわりがある、そんなスタイルが多く見られた。 シンプルな中に自分らしさが光る、洗練のパリスタイル。 Amtonio Ma/PORTUGUESE FLANNEL Trey Dickenson...続きを読む
「WOLFMAN BARBER SHOP」の1号店は栃木県の佐野市にあるのはご存知だろうか。原宿の店はブラックを基調とした旧き良き時代の東海岸寄りのイメージだが、この店舗は佐野という場所もありホワイトを軸にサブウェイタイルや古材というギャップのあるコンビネーションで、空の広い西海岸がよく似合いそうだ...続きを読む
「ルーム No.6」、「ノース ノー ネーム」という、お馴染みの人気ブランドが話題のプロジェクトに登場する。それが「ワイルドサイド ヨウジヤマモト」プロジェクト。3月に発売される超限定のモデルは、それぞれのブランドの特徴を生かした、最高にクールなアイテムになっている。 「ワイルドサイド ヨウジヤマ...続きを読む
閑静な住宅街の中で異彩を放つ「DICE BARBERS CLUB」。サブウェイタイルとウッドを基調とした落ち着いた雰囲気で、味のあるヴィンテージ品が数多く使われている。そんな旧きよき時代の雰囲気に、ギターやUKのモーターサイクルジャケット、ネイティブアメリカンの民芸品、ロウブローアートなどが飾られ...続きを読む
Pherrow'sから2023年春夏コレクションとしてリリースされた新作のアイウエアは、メガネ専門店であるPARIS MIKIとのコラボレーション。両社のコラボは今回が初。ファッション性の高さはもちろん、強度や付け心地などにもこだわった、2タイプのアイテムが登場した。 Pherrow's×PARI...続きを読む
真冬のパリ、ロンドン、ニューヨーク。CLUTCH Magazineの十八番は世界の洒落者ポートレートだったのだが、ここ3年、編集部スタッフは得意技を想うように発揮できなかった。せいぜい年に一回がやっと。しかし状況は好転し、思い切って世界を股にかけてみた。 2月発売だから...続きを読む
首都圏の注目エリア・流山にある「Cloquet」は一見すると美容室のようなムードを持つが、れっきとしたバーバー。ほとんどの建具や什器がアンティークで、中には100年以上前のプロダクツもあるという。内観との調和、さらには清潔感のある空間にまとめ上げられた店内は心地よさに溢れている。 すべてにアン...続きを読む
外観の重厚感ある厳格な雰囲気から、ブリティッシュスタイルのバーバーの影響を受けているかと思いきや、店内にはクラシカルなタトゥアートやペナントなど、旧きよきアメリカンテイストも違和感なく融合させていると評判の「GOLD SCISSORS」。ジャンルにとらわれ過ぎないフラットさが年代や嗜好を問わず多くの...続きを読む
クラシカルなアメリカンスタイルを打ち出し、数多くの同業者や海外からの来店者が訪れる、現代のバーバーカルチャーを牽引する人気店「THE BARBA TOKYO」。 アーリーアメリカンをイメージする内装は細部にいたるまでの徹底したこだわりが感じられ、にわかではない本物のバーバースタイルを生み出している...続きを読む
ヴィンテージという概念が存在する世界には、必ずコレクターが存在する。そのカテゴリーは細分化されており、デニムのようにメジャーなものから知る人ぞ知るニッチなものまで、奥深い世界が広がっている。そんな様々なジャンルのコレクターの中から、ここではヴィンテージデニム、中でもLEVI'SとLeeの名品を数多く...続きを読む
古着やヴィンテージ、アンティークと呼ばれるアイテムは、現代では生み出せない時代を経た風合いや作り、それにその時代ならではデザインだったりと魅力はそれぞれ。その中にもいわゆる王道的なアイテムは多く、それらにはコレクターもいるほど。ただ、いわゆる古着やアンティークの選び方も、デザイナーになると、そのチョ...続きを読む
静岡の国道沿いに建つ一軒家。店舗兼住居のこの建物には昭和の理髪店でもなく、流行のクラシックバーバーでもない、ギャラリースペースを兼ね備えた第三のバーバー「バーバーアンドトランジットギャラリー サードシェーブ」がある。身だしなみを整えるだけではなく、地域のハブとなり、非日常的な刺激をも得られる感度の高...続きを読む
とかくファニチャーといえば、デザイナーやそのデザインセンスによって名作と呼ばれることがあるが、そんなファニチャーの歴史の裏側には、その対極にある機能美あふれるファニチャーも存在する。見た目こそ派手ではないが、そんな質実剛健なヴィンテージファニチャーにスポットを当ててみる。 Salon Waitin...続きを読む
築100年以上の京町屋を改装した「BARBER HIGUCHI GROOMING & SPA」。欧米の伝統的なバーバーカルチャーに影響を受け、そのスタイルを日本でも取り入れたいという思いが膨らみ、そのままを取り入れるのではなく、日本らしさ、京都らしさを見事に融合させてオリジナリティを創出して...続きを読む
『My Freedamn!』シリーズなど、数々のコレクタブルな本を出版し続けている田中凛太郎氏。この度、Heller’s Cafeオーナー、ラリー・マッコイン氏の貴重なヴィンテージコレクションを紹介する書籍を上梓。『King of Vintage』シリーズの第4弾となるこちらの書籍は、10年ぶりのリ...続きを読む
日々の生活での「買い物」は重要なキーワードであり、モノを買うことでテンションが上がることが、買い物の本質だと語るStevenson Overall Co.の代表であり、デザイナーである多賀谷氏。そんな氏が日々の中で手に入れた「アガル」モノたちを紹介する散財連載。 「Stevenson Overal...続きを読む
現在のバーバームーブメントの火付け役として国内外に6店舗を構え、人気を加速させる「MR.BROTHERS CUT CLUB」。オリジナリティを感じさせる装飾のほとんどはスッタフ自身がDIYで手がけたもの。スタッフのセンスが反映された空間は雑多なようでいてダイレクトな魅力として伝わるものがあるのだ。 ...続きを読む
クラシックカー連載が始まって以来、1970年代前後の世界的銘車を紹介してきたがネオクラシックと呼ぶにふさわしい1990年代の銘車。'90年代とはいえ、すでに30年ほど前の個体。クラシックカーと言うには少々早いが、世界的に認知され、いまも世界中で走るMERCEDES-BENZ 124型を紹介する。 ...続きを読む
古着屋も多く並ぶ三軒茶屋の閑静な住宅街の中に佇む、完全予約制のバーバーショップ「BARRIQUAND」。1席のみでマンツーマン対応、外観から内装、小物に至るまでオーナーの會田マコトさんがこだわり抜いた逸品が揃う、大人の男性を惹きつけてやまない空間が広がっている。 日本のバーバーブームが本格化す...続きを読む
世田谷にあるシューリペアショップBrass Shoe Co.が展開するオリジナルブランドCLINCHに新作ブーツが登場。約2年ぶりの新作というコンラッドブーツは、ヴィンテージのマーチングシューズから着想を得て、CLINCHならではのオリジナリティで仕上げたモデルへと昇華させる。流麗なフォルムとワック...続きを読む
これぞバーバーショップの趣を体現したような本格的な雰囲気を漂わせるWOLFMAN BARBER SHOP。原宿の遊歩道にあるサロンはヘアスタイルだけでなく、インテリアやそこで働くスタッフのスタイルまでこだわり抜かれた空間となっている。 栃木県佐野市で創業し、2017年に「WOLFMAN BAR...続きを読む
旧きよきヴィンテージウエアの世界観を大事にしながらも、洗練されたデザインで新たなスタイルを提案するOrgueil。ブランドの歴史も10年を迎え、ますますそのプロダクツに磨きがかかっている。今季のヘビーアウターのなかでも注目株がムートン製ライダースジャケット。シンプルなデザインながら、しっかりと主張す...続きを読む
ロンドン在住時にひょんなことから日本の出版社と出会い、自身のアパレルブランドをやりながら、日本の雑誌やプロダクツを販売する「クラッチカフェロンドン」のディレクターもこなす日々。日本の良いモノを英国から世界に発信することになった男が送る、英国のファッション事情や、現地の人たちが着こなすジャパンプロダク...続きを読む
2022年12月4日、横浜ホットロッドカスタムショー2022(以下HCS)が開催された。ムーンアイズが主催するHCSは日本のビルダーにとっての最高峰の舞台であり、まだ日本にカスタムカルチャーが根付いていない頃から海外ゲストを招待して日本と海外のシーンをクロスオーバーさせるなど、日本のカスタムカルチャ...続きを読む
世界中で愛される日本を代表するデニムブランド、THE FLAT HEAD。そのプロダクトに注ぎ込まれた彼らの熱情とこだわりは、他の追随を許さない。そんなTHE FLAT HEADのもう一つのマスターピースが、鹿革を使ったレザーウエアだ。自社工房で生み出されるTHE FLAT HEADのディアスキンア...続きを読む
欲しいモデルを挙げたらキリがないヴィンテージウォッチ。モデルによってはその市場価格が急上昇する場合もあり、最近では世界的に投機の対象にもなっている。そんなヴィンテージウォッチの中から、我々がいま欲しいと思うモデルや市場で注目されているモデルをここで紹介する。 ROLEX OYSTER PERPET...続きを読む
今ではミリタリーウエアだけでなく、アウトドアウエアでも一般的になったレイヤリングシステム。それは、それぞれのアイテムが天候や温度域に合わせて重ね着を可能にすることで、あらゆるフィールドに対応した機能服として登場した。そのなかでも有名なのが、1965年に採用された米軍のM-65システム。名作と言われる...続きを読む
ALPHA INDUSTRIESは、陸・海・空の最も過酷な状況から身を守る為にデザインされた、真のアメリカ生まれのミリタリーブランド。彼らが手掛けた代名詞的な存在である“MA-1”を始めとする高機能なミリタリーアウターは、制式コントラクターとしてアメリカ国防総省の依頼を受けて、長年アメリカ軍のために...続きを読む
ヴィンテージウォッチの分野でも極めてマニアックなミリタリーウォッチ。国内随一の品揃えを誇る名店キュリオスキュリオの萩原秀樹氏への取材を交え、海軍に支給されたモデルの魅力について解説する。 王道のダイバーズから幻のモデルまで見つかる。 ヴィンテージウォッチの世界において、海軍が使用していた...続きを読む
腕時計には戦争をきっかけに発展を遂げた歴史があり、海軍と縁がある傑作も数多い。BLANCPAIN、IWC、Breguetの注目モデルから、そのルーツに触れる。 1.各国の海軍に納入されたブランドの代表作。 1735年、スイス・ジュラ地方の小村ヴィルレで工房を立ち上げたBLANCPAINは、現存す...続きを読む
WAREHOUSEが保有する膨大な量のヴィンテージアーカイブからU.S.NAVYだけを抜粋。一見、目にしたことがあるようなモデルでも、実は知られざる希少なアイテムだったりするのは興味深い。 1.WW1 NAVY SAILOR UNIFORM SET 1908年の3月に捺されたタグが残るセ...続きを読む
クラシカルなデザインに定評のあるOrgueilから新作アウターを紹介。英国海軍が採用していたスモックパーカをベースにミリタリー生地で知られるベンタイルとプリマロフトを合わせた高機能ジャケットはこの冬活躍してくれるはず。 クラシカルとハイテクが共存する極上アウター。 未だ年代やディテールなど、不透...続きを読む
U.S.NAVYの知られざる銘品カタパルトジャケット。極寒地へ向かう航空母艦の上で任務に就く工員たちを波の飛沫や強風などから守った防寒具として活躍したモデルをThe REAL McCOY’Sが再構築。 防寒性能はもちろん日常着としても機能的。 カタパルトとは、航空母艦から航空機を射出するための機...続きを読む
戦後、米兵のスーベニアとして生まれたスカジャン。その名の由来である神奈川県横須賀には海軍基地があり、当然、スカジャンを手にした海軍兵士も多いはず。ここでは海軍とスカジャンの関係性について考察する。 アメリカ兵の母国へのお土産として誕生したスカジャン。 鷲、虎、龍、日本地図などのモチーフを...続きを読む
デッキジャケットといえば、先に紹介した襟ボア付きのN-1の印象が強いが、後継モデルとして、1960年代に登場したA-2デッキジャケットも根強い人気を持つ。ファッションとして取り入れやすいシルエットやデザインも大きな魅力だ。 ファッションとの両立が図れる均衡の取れた銘作。 アメリカ海軍の艦...続きを読む
普段何気なく袖を通しているウエアにも海軍由来のアイテムは存在する。その代表格とも言えるのがコーディネイトの着回しにひと役買ってくれるシャツだ。FULLCOUNTのCPOシャツやシャンブレーシャツもそのひとつだ。 日常に溶けやすい普遍的なデザインのNAVYもの。 ミリタリーウエアの魅力はタ...続きを読む
オフィサーコートやサービスコートの名で知られるダブルブレストのジャケット。軍の将校をはじめとする士官用に誂えたもので、威厳の象徴であり存在感のあるミリタリーウエアだ。 1.The REAL McCOY'S 柔らかなフランネルウールを使用したダブルブレストの...続きを読む
空母の上から飛び立つ米海軍航空隊パイロットのために開発されたレザーフライトジャケットG-1。襟に装着されたムートンが特徴で1940年代に登場以来、30年以上も愛され続けた銘品として知られる。 1.Pherrow's 1.3ミリ厚のゴートスキンをオリジナルのツヤ出しコーティングを施...続きを読む
コットンのアウトシェルに裏ボアが装備された保温性の高いミドル丈のジャケット。アメリカ海軍に採用されたN-1デッキジャケットは現代服としても大いに活躍してくれる機能性を持っている。 遮風性と保温性に優れたジャケット「N-1」。 ダッフルコート、ピーコートとともに、ミリタリー色が強いネイビー由来のア...続きを読む
ウールを圧縮することで遮風性を高めたウールメルトンを使用したピーコート。いまや見慣れたデザインだが、元を辿ればピーコートも海軍で採用されていた銘品だ。 ジェントルマンによく似合うピーコート。 ダッフルコートと双璧をなすウールアウターの代表格といえばピーコートだ。縮絨ウールの肉厚なメルトンをメイン...続きを読む
ウール製コートの定番として世界的に愛されているダッフルコート。起源は民族衣装、漁師など諸説あるが、広く認知されたのは英国海軍に採用されてからだろう。 大戦時には完成されていたウールアウターの元祖。 トグルと呼ばれる特有のボタンが付けられるダッフルコート。まるでブランケットを身体に巻き付けているよ...続きを読む
歴史や時代背景、アートなど、カルチャーから掘り下げたモノづくりで楽しませてくれるDry Bonesの武内氏から見た海軍もの。彼の希少なコレクションとともに海軍ものの魅力に迫る。 「Dry Bones」Designer・武内陽明さん 1989年にDry Bonesを設立し、代表兼デザイナー...続きを読む
かつてアメリカ海軍が甲板の上で奮闘する兵士たちを、厳しい寒さから守るために国費で開発されたデッキジャケット。これが現代の寒さにも対応する重厚なアウターとして大人気。但し、当時のものは流石に80年も経つと経年劣化が進み、実用に耐えられるコンディションのものはとても高価でマニアたちに取引されているお宝に...続きを読む
モノづくりやヴィンテージにおいて米海軍用の服ばかりがフィーチャーされるが英国海軍のウエアにもディテールやデザインの面白さはある。Soundmanがデザインのモチーフとしたジャケットは極めて珍しいアイテムだ。 興味深いディテールが詰まったロイヤルネイビーの服に惚れた。 ヴィンテージそのもの...続きを読む
ヴィンテージコレクターとしても知られるサトルネイビー氏。名前からも察しの通り、特にネイビーもののコレクションは業界でも屈指だろう。そんな彼のアトリエに潜入し、貴重なアイテムたちを見せてもらった。 SATORUNAVY(サトルネイビー)さん 1974年生まれ。北海道出身。中学生の頃、リーバ...続きを読む
創業から一貫して良質な革を用いた堅牢な作りをハンドメイドという手法で貫き「キング・オブ・ブーツ」との呼び声を欲しいがままにしてきたWHITE'S BOOTS。タフさはもちろんクラシカルで美しいフォルムは、私たちを魅了する。そんなホワイツを愛用する業界人たちの美しくエイジングされたブーツを本人たちの声...続きを読む
North No Nameのオーナーでありデザイナーでもある堀川氏が、自身のバックボーンにあるヴィンテージ古着や雑貨とともに、自社ブランドのプロダクツも展開する旗艦店『SNOW PLANT』限定で、恒例のビッグパッチセットが発売される。今年はここで紹介する2パターンをリリース。どちらも2023年1月...続きを読む
仙台に新規オープンするADDICT CLOTHES SENDAIで行われることとなった、期間限定のカスタムオーダーイベント。オープン記念として限定のレザージャケットも販売されるというので、見逃せないイベントだ。 レアな限定ジャケットも買える、カスタムオーダーイベント。 ADDICT CL...続きを読む
とかくファニチャーといえば、デザイナーやそのデザインセンスによって名作と呼ばれることがあるが、そんなファニチャーの歴史の裏側には、その対極にある機能美あふれるファニチャーも存在する。見た目こそ派手ではないが、そんな質実剛健なヴィンテージファニチャーにスポットを当ててみる。 1910~'30s Sh...続きを読む
ヴィンテージという概念が存在する世界には、必ずコレクターが存在する。そのカテゴリーは細分化されており、デニムのようにメジャーなものから知る人ぞ知るニッチなものまで、奥深い世界が広がっている。ここではそんな中でもブーツのコレクターにフィーチャー。膨大なコレクションの中から厳選した逸品を紹介する。 「...続きを読む
欲しいモデルを挙げたらキリがないヴィンテージウォッチ。モデルによってはその市場価格が急上昇する場合もあり、最近では世界的に投機の対象にもなっている。そんなヴィンテージウォッチの中から、我々がいま欲しいと思うモデルや市場で注目されているモデルをここで紹介する。 1974 Rolex Ref.1665...続きを読む
日々の生活での「買い物」は重要なキーワードであり、モノを買うことでテンションが上がることが、買い物の本質だと語るStevenson Overall Co.の代表であり、デザイナーである多賀谷氏。そんな氏が日々の中で手に入れた「アガル」モノたちを紹介する散財連載。 「Stevenson Overal...続きを読む
女性のアメカジスタイル。アメカジを愛する女性は世の中に常々いるだろうが、街中で見かけるかというと意外と身近ではない気もする。もっと女性のアメカジシーンを盛り上げたいという欲から、アメカジ界で一目置かれている強者ブランドを着まわしていこう。昨今古着ブームが到来し、メンズライクなファッションが身近となっ...続きを読む
量産品ではなく、作品という表現が最適なHORIZON BLUEのジュエリーは、高い芸術性と常に買うことができるわけではないという希少性から、世界中の趣味人に支持されている。中でもコアなファンは、特別なワンオフの作品を好む方も少なくない。今回は、台湾の人気ショップ『ZEROCK STUDIO』での限定...続きを読む
ヴィンテージピースを徹底的に検証しリプロダクションを生み出す手間はデザイナーの感性に頼るモノづくりの何倍も知識と労力が必要となる。この歴史への挑戦から素晴らしいプロダクツが誕生している。「再現させたい」とクリエイターたちを鼓舞するヴィンテージウエアの発見からすべてが始まる。 時代ごとに展開されるネ...続きを読む
今シーズンより本格的にスタートするPicker Clothing。代表を務める渡辺今朝吉氏は、50年以上のキャリアを持つ大ベテランだ。自身の集大成として展開されるプロダクツの中でも、一際光っていたのが、このボタンブーツである。 レジェンドが手掛ける注目の新進ブランド。 東浅草にフラッグシ...続きを読む
昨今、アメリカのThe Race of Gentlemenをはじめ、国内の草レースでも排気量750㏄(45ci)以下の小排気量車を対象とする“45”クラスに注目が集まっている。45クラスはレギュレーションが主にアメリカ製のハーレー、インディアンではフラットヘッドエンジンのみに絞られる非常にトラディシ...続きを読む
世界最古の自動車メーカーとして知られ、自動車大国ドイツが誇るMERCEDES-BENZ。四輪の長い歴史を持つことからクラシックカーと呼べるモデルは他社に比べて多いのは当然。そして銘車の名にふさわしいモデルもさほど珍しくないがとりわけ希少なモデルとして知られる1970年代後半にデビューした希少なSLC...続きを読む
上質なデイリーウエアを提供するFULLCOUNT。2022年秋冬の新作コレクションから、歴史的なヴィンテージウエアをサンプリングし、現代的なスタイルへと再昇華させた逸品をピックアップする。伝統的な表情の中に機能美としても美しくデザインされた、FULLCOUNTのモダナイズのセンスに注目したい。 #...続きを読む
1931年に産声を上げたタイプA-2は、第二次世界大戦期を代表する米陸軍航空隊のパイロットたちに愛用されたフライトジャケット。幾多のミッションを遂行する毎に馬革に刻まれていく深い皺の数だけ、その兵士たちのくぐり抜けてきた戦火の歴史を物語っている。そのため彼らにとってA-2は単なる装備品を超えた“戦友...続きを読む
過去に存在した欧米のヴィンテージや小規模のテーラーメイドに見られる手の込んだ縫製やテクニックをプロダクツに落とし込み、テーラードからカジュアルまで、独自の世界観でファンを魅了してきたOrgueil。今シーズンはブランド立ち上げから10年という節目を迎え、アニバーサリープロダクツが登場した。 【OR...続きを読む
ミリタリーウエアの歴史は素材の進化の歴史と呼応する。最新素材はいち早く軍のユニフォームに採用され、そのフィードバックが民間衣料に投下され一般化していった。旧きよきフライトジャケットの歴史のなかでもエポックメイキングだったのが1940年代におけるナイロン素材の登場。それまで天然素材中心だったフライトジ...続きを読む
古くからワーカーたちに愛されてきたワークトラウザーズは、ミリタリーやワークの世界で愛され、スタンダードなトラウザーズとして現代のファッションでも愛されている。その代表格といえばミリタリー発祥の41カーキに代表されるスタイル。そんなワークトラウザーズに思いを馳せ、pure blue japanの解釈す...続きを読む
アメリカ東海岸を拠点とする世界的ヴィンテージディーラーのジョン・グラッコー氏がヴィンテージリプロダクションの世界的ブランド、WAREHOUSEと手を握り究極のヴィンテージピースを再現する。今季がファーストシーズン。スタートから、ヴィンテージファンも、デニムファンも驚かせるようなラインナップがリリース...続きを読む
フェルトを使ったヴィンテージのワッペンを中心に、当時の仕様やエイジングした風合いまでもハンドメイドで再現するNorth No Nameと、ローブロー・アートを基軸に様々なテイストのペイントワークで人気を集めるHoliday Paintのsketch氏がコラボレーションした限定ワッペンが、この度発売さ...続きを読む
日本を代表するシューリペア&カスタムショップのひとつであるBrass shoe co.では、ユニフォームとして実際に使っているワークウエアを展開するBSC Uniformとハンドソーンウェルテッド製法を駆使した完全ハンドメイドのClinch Boots&Shoesを擁する。靴を専業とするアル...続きを読む
西武池袋本店5階紳士服フロアのイベントスペース「NEWS」で、リユース、ユーズド、ヴィンテージをコンセプトにしたマーケットイベントが期間限定で開催。2021年オープンのNEW&VINTAGE SELECT SHOP「Young(ヤング)」が、アメカジ、スポーツ、アウトドアを中心にヴィンテージ商品を携...続きを読む
ワークブーツの最高峰、キングオブブーツと称されるWHITE'S BOOTS。タフでコンフォータブルなブーツを創業から現在に至るまで、1世紀半を超え作り続けてきた。彼らが歩んできた歴史は、WHITE'S BOOTSへの信頼と魅力に直結するはずだ。歴史やディテールとともに、そんなホワイツブーツをここで4...続きを読む
コーディネイトの主役となるのは、季節柄、やはりアウターだろう。ここではワーカースタイルを印象付ける各ブランド渾身の1着をピックアップ。10ブランドから10着を紹介する。ヘビーに着られるワークアウターをワードローブに加える参考にして欲しい。 1.HEAD LIGHT|WWⅡ WORK COAT ...続きを読む
機能的で堅牢な作り、そして着るたびに愛着が増していく魅惑のワークウエア。ファッションにおいて、いまや普遍的なジャンルとなったワークスタイルはクラッチマンを形成する重要な要素。ここではブランド別に旬のワークスタイルを紹介。 1.JOE McCOY(ジョーマッコイ)|さりげない素材合わせや服のディテー...続きを読む
1918年、アメリカ・ポートランドで生まれたWESCO。ハンドソーンによるタフな作りから多くのワーカーたちに絶大な信頼を得たアメリカ屈指のワークブーツメーカー。ここではクラッチマンたちが愛用するWESCOを紹介する。 1.CENTURY BOSS|owner:MASAO INOUE/REVOLT ...続きを読む
『Lightning Archives』の最新作は、ヴィンテージのRED WINGがテーマ。1907年製の1stモデルから2000年代初頭のものまで、約230足のヴィンテージの実物だけでなく、貴重な古いカタログも何冊も選定して全ページを掲載。約350ページに数百足の情報が載った資料性の高い1冊は、5...続きを読む
今季のPherrow'sのコレクションから、2着のアウターをピックアップ。一見、ウールとナイロンをはじめ、着丈やディテールなど、共通するアウターとは思えないが実は2着ともアメリカ海軍のヴィンテージウエアがベースとなったアイテムなのだ。 FLIGHT JACKET MONSTER-WEP ¥63,8...続きを読む
1930年代初頭にアメリカ・オレゴン州ポートランドで創業したALASKA SLEEPING BAG。ダウンを使用した寒冷地用のシュラフのメーカーに始まり、アウトドアウエアやギアの製造販売も手掛け、その高品質なプロダクツはアウトドア・ブームで評判となり、そのブーム最盛期を過ぎた'70年代終わりまで存在...続きを読む
ヴィンテージのネイティブアメリカンジュエリーの修理に特化するCORNERS。彼らの歴史や文化をリスペクトし、アーカイブを残したいという思いが根底にある。そんなCORNERSの新たな取り組みが、ネイティブアメリカンのシルバースミスを起用したAmulet Chainだ。デザインは日本、生産が米国というス...続きを読む
1993年のデビュー以来、ヴィンテージのワークウエアやミリタリー、アウトドアウエアなどを展開してきたPost O’Alls。創立30年を前に中目黒に待望の路面店をオープンさせた。 路面店ではオンラインでも買えない限定品も。 作り込みの高さに定評のあるPost O’Alls。デビュー以来、...続きを読む
ブーツやシューズのリペア&カスタムだけでなく、オリジナルブランドであるClinchを擁し、いわゆるシューリペアショップの新たなスタイルを提案し続けているBrass Shoe Co.。最近では自分たちのユニフォームを企画し、それを少量生産ながらBSC Uniformとして不定期でリリースしている。その...続きを読む
ワイルドでありながら気品のあるブーツを数々生み出し、世界で話題を集めるブーツブランドROLLING DUB TRIO。その旗艦店である「THE BOOTS SHOP」がこの度移転し、リニューアルオープンした。 リニューアルした新店舗にはブーツの他、サンダルや革小物も。 元のショップは、履...続きを読む
ロサンジェルスに拠点を置く、Mister FreedomとSugar Caneの出逢いは2005年。この両者のコラボレーションは今年で17年になる。信頼と尊敬で結ばれた両者が、いかにして出逢い、そしてお互いを高めあってきたかMister Freedomオーナーのクリストフ・ルアロンに回想を交えて語っ...続きを読む
日本では英国製モーターサイクルといえば戦後のTriumphが圧倒的なマジョリティで、次いでBSAやNORTONだが、ADDICT CLOTHES代表の石嶋聡さんが選ぶ愛車はVelocetteやSUNBEAMなど、戦前の英国車ばかり。ファッションやモーターサイクルをはじめ英国カルチャーに精通する石嶋さ...続きを読む
ヴィンテージに存在し、アメリカの服飾史にその存在を確固たるものとしているプロダクツに敬意を表し、現代のモノ作りでそれを再現するTHE REAL McCOY’S。今手に入れることができる最高の素材と、日本人の職人たちによる技術を融合させることによって、ヴィンテージをも圧倒する世界観を構築している。その...続きを読む
欲しいモデルを挙げたらキリがないヴィンテージウォッチ。モデルによってはその市場価格が急上昇する場合もあり、最近では世界的に投機の対象にもなっている。そんなヴィンテージウォッチの中から、我々がいま欲しいと思うモデルや市場で注目されているモデルをここで紹介する。 1960s Breitling Ref...続きを読む
2022年AWコレクションよりスタートを切ったThe 2 Monkeys。プロダクツの背景となるのは、約200年~300年もの昔の世界。当時の上流階級の衣服や軍服は残されているものの、労働者や特殊な生活をした人々が着ていた服についての資料はほとんど無い。ゆえに豊かな想像力がデザインの重要な鍵となる。...続きを読む
秋です。12月号です。もう、ライフスタイル記事を紹介している場合じゃないタイミングです。10月24日(月)の発売の最新号の「CLUTCHmagazine」はコトよりもモノ! なぜなら、ファッション業界ではもっとも多くの新作が投入され、編集部も紹介したいものがワンサカ。今月は割り切って、この秋冬のファ...続きを読む
ディアホーン、ディアスカル、ディアスキン。これらを素材に新たなプロダクツを生み出すDEER HORN SMITH'S。鹿の角複数本を重ね合わせた巨大なインテリアやスカルオブジェなど、インテリアから、クラシカルなレザージャケットまで、ファッションとライフスタイルを鹿で繋ぐ 異色のブランド。しかも道産の...続きを読む
今の紳士服の礎を作ったのはアメリカではなく英国だ。テーラーと聞くとサヴィル・ロウのイメージだが、英国には片田舎にも多くのテーラーが根付き、ウエアをオーダーメイドすることが慣習化されている。オーダーメイドのレザージャケットブランドであるPREBLICの今村氏は、英国のテーラー出身。’60年代にモッズの...続きを読む