コンテナを改装し完成した贅沢な趣味空間。
![](https://dig-it.media/wp-content/uploads/2023/06/image_-1607-1000x666.jpg)
THE REALMcCOY’Sの本社がある海辺の倉庫街。そこに並んでいる輸送用コンテナの重い扉を開くと、代表を務める辻本氏の趣味のひとつである自転車の修理や組み立てが出来る工房が作られていた。
壁・床はモノトーンで統一され、その中にヴィンテージの家具や重厚なウッド棚が並ぶ異質な空間。整然と並んでいる工具は、プロの自転車職人が実際に使用するハイクオリティなものばかりであるどころか、自転車店にすら備わっていない設備まである。趣味の空間ではあるが、プロも羨む最高の設備がここにあるのだ。
![](https://dig-it.media/wp-content/uploads/2023/06/image_-1608-667x1000.jpg)
完成した自転車は専用サイズで設計されたウッド棚の上下に2台がジャストサイズで収まり、ディスプレイを兼ねて収納される。部屋の中央にはメインテナンス作業をするためのスタンドが設置されているが、これはそれぞれイタリア、フランスから取り寄せたもの。
奥の棚には綺麗に手入れが施されたサドルやペダル等のパーツ類が陳列され、その光景をヴィンテージのチェスターフィールドソファに腰かけて眺めるという、なんとも贅沢な趣味空間が完成したのだ。
この場所に足を踏み入れた際、何事にも本気で向き合い、全力で趣味を楽しむ辻本氏の生きざまを窺い知ることができた。
![](https://dig-it.media/wp-content/uploads/2023/06/image_-1609-1000x666.jpg)
![](https://dig-it.media/wp-content/uploads/2023/06/image_-1613-1000x666.jpg)
![](https://dig-it.media/wp-content/uploads/2023/06/image_-1610-1000x666.jpg)
![](https://dig-it.media/wp-content/uploads/2023/06/image_-1614-1000x666.jpg)
![](https://dig-it.media/wp-content/uploads/2023/06/image_-1616-1000x666.jpg)
陳列されるのはファン垂涎のモールトンたち。
ステンレス製で作られた[シングルパイロン]というモデル。25年程前に手に入れた、彼がモールトンにハマるきっかけとなった1台。
惜しまれつつも生産が終了してしまったモデル[エスプリ]。こちらはヴィンテージで、コンディション抜群の大変希少な一台だ。
合金鋼、通称クロモリと呼ばれるフレームが使用されている[スポルティフ]。傷や汚れが一切ない、超美品状態のもの。
(出典/「CLUTCH2023年8月号 Vol.92」)
Photo by Hiroto Yorifuji 依藤寛人 Text by CLUTCHmagazine 編集部
関連する記事
-
- 2024.07.25
デニム大国と言わしめる日本の誇り。The REAL McCOY’S(ザリアルマッコイズ)
-
- 2024.06.28
バイクに合わせたい「ザ・リアルマッコイズ」のミリタリージャケット。
-
- 2024.05.23
「The REAL McCOY’S」CEO・辻本仁史の大人リラックスコーデと愛用品
-
- 2024.01.17
ネイビーアウターと過ごす冬。「ザ・リアルマッコイズ」の名作アウターをチェック!