1999 Vespa PX200 FL2

PX200 FL2のオリジナルのシルエットを崩さずに、Vespaのダートレースや’50sのカスタムカーのイメージをミックスしたアフターパーツとペイント/ピンストライプによってドレスアップされた1台。
整備、カスタム、ペイントは東京・中野のONE PER FOURが担当。この車両の他にET3のカスタムも所有するが、サイズ感のバランスやストレスのないタフさを考慮してPXが街乗りメインのVespaとして活躍しているのだとか。
「スクーターというとセカンドバイクと思われがちですが、Vespaはカスタムの受け皿が広く、自分の中ではH-Dのチョッパーをいじるのと近い感覚です。都会の下道をストレスなく軽快に走れて自由にカスタムも楽しめる貴重な存在ですね」
都会で様々なバイクを乗りこなす平本氏らしいセンスが投影されたスクーターだ。
スピードメーターはSIP製。外装は全体的にブルーグレーのペイントとKEN THE FLAT TOPによるピンストライプでドレスアップ。適度に描かれたピンストライプが、アメリカのカスタムカルチャーの匂いを漂わせる。
テールライトやヘッドライト、ウインカーにはマッドガードを装備。ダートレースを走るVespaがイメージソース。
SIPキャリパー、YSSサスペンションで足周りをアップデート。ホワイトウォールのタイヤは’50sカーのデザインを意識したパーツチョイスなのだとか。
フロアはラバーを外してアルミのフロアボードを装着。
(出典/「CLUTCH2023年11月号 Vol.93」)
Text and Photos by Yuta Kinpara 金原悠太
関連する記事
-
- 2023.11.17
20年以上、いつもそばにはVespa(ベスパ)があった。
-
- 2023.11.15
英国ModsスタイルのフルデコレーションLambretta。
-
- 2023.07.04
“Disney100” の特別なお祝い! ベスパとミッキーが夢のコラボレーション