都会の喧騒を軽快に走り抜けるための選択肢であるVespa(ベスパ)。

  • 2023.11.19

単なる移動ツールとしてだけでなく、カスタムなどで自身のスタイルを主張する重要な要素となったスクーター。あらゆる乗り物にこだわりを持つピスト専科BROTURES原宿の店主、平本さんに、交通量が多い東京での街乗りを前提にカスタムしたという愛車のヴェスパを見せてもらった。

1999 Vespa PX200 FL2

「Brotures Harajuku」Yusuke Hiramotoさん|ピスト専科BROTURES原宿の店主だけに自転車からスクーター、オフロードバイク、ヴィンテージH-D、さらにはヴィンテージアメリカンカーまで、ホイールの付く乗り物は幅広いこだわり持つ平本氏。Vespaは交通量が多い東京での街乗りを前提に、当初から2スト×ハンドチェンジ、ディスクブレーキ 標準装備のPX200FLに焦点を定めていたという。

PX200 FL2のオリジナルのシルエットを崩さずに、Vespaのダートレースや’50sのカスタムカーのイメージをミックスしたアフターパーツとペイント/ピンストライプによってドレスアップされた1台。

整備、カスタム、ペイントは東京・中野のONE PER FOURが担当。この車両の他にET3のカスタムも所有するが、サイズ感のバランスやストレスのないタフさを考慮してPXが街乗りメインのVespaとして活躍しているのだとか。

「スクーターというとセカンドバイクと思われがちですが、Vespaはカスタムの受け皿が広く、自分の中ではH-Dのチョッパーをいじるのと近い感覚です。都会の下道をストレスなく軽快に走れて自由にカスタムも楽しめる貴重な存在ですね」

都会で様々なバイクを乗りこなす平本氏らしいセンスが投影されたスクーターだ。

スピードメーターはSIP製。外装は全体的にブルーグレーのペイントとKEN THE FLAT TOPによるピンストライプでドレスアップ。適度に描かれたピンストライプが、アメリカのカスタムカルチャーの匂いを漂わせる。

テールライトやヘッドライト、ウインカーにはマッドガードを装備。ダートレースを走るVespaがイメージソース。

SIPキャリパー、YSSサスペンションで足周りをアップデート。ホワイトウォールのタイヤは’50sカーのデザインを意識したパーツチョイスなのだとか。

フロアはラバーを外してアルミのフロアボードを装着。

(出典/「CLUTCH2023年11月号 Vol.93」)

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

20代断然革靴派

パピー高野

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

サカサモト

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

ThunderVolt 編集部

ThunderVolt

デジタル系WEBメディア

ThunderVolt 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男編集部

Dig-it

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男編集部