王道ではないツートーンが実は好きだったのかも。

サッカー留学で英国に渡り、ロンドン在住時に自身のアパレルブランドを立ち上げる。そんななか、ひょんなことから日本の出版社と出会い、ブランドをやりながら、日本の雑誌やプロダクツを販売する「クラッチカフェロンドン」のディレクターに。

今や日本生まれの良いモノを英国から世界に発信することになった男が送る、英国のファッション事情や、現地の人たちが着こなすジャパンプロダクツなどなどをゆるーく紹介していくのがこの記事。

今回は自身の好みについてちょっとだけ語ります。

身のまわりにあるアイテムたちはなぜか王道ではないツートーンが多かった。

これは服飾関係を仕事にしているからという理由ではないし、自分が歳を取ってきたからでもないと思いたいのですが、自分の好きなモノばかりをけっこうな頻度で選んでいるような気がします。要するに、人に勧められたものや、チャレンジをしていないということ。自分の世界で物事を解決しているスタイルが歳とともにエスカレートしていて、どんどんと最近は意固地になっているような気がします。

それは毎日の服のコーディネイトであったり、もしくはシンプルに朝ごはんであったり。

僕はバナナやマンゴーを食間に食べたり、朝サクッと朝ごはんとして食べたりするんですが、マンゴーと同じ列(隣に置いてあるお店が多い)に置いてあるにも関わらず、パパイヤにはなかなか手が届かない……(苦笑)。

そのパパイヤ的な存在が、僕にとってのツートーンのアイテム。食べるとけっこう好きなんだけど、毎回は食べない。2軍とは言い難いですが、王道と言えるほどでもない。

そんなモノ、皆さんもありませんか?

僕の手元にある、ツートーンを探してみると、そう言っておきながら、意外にあるあるツートーン。

こちらクリンチのマストトレーナー。茶色のレザーに、クリーム色のスウェード(あっ、これクリンチの松浦さんに、「こんなの出来ませんか?」っと頼んで作ってもらったモノで、売ってないかもしれません)

WAKOUWA(ワクワ)のツートーン(これはツートーンって言っても良いですかね?)

探してみると、バンダナなんかは(ヴィンテージのモノだと特に)色が2色のデザインが多いですね。クラシックなデザインは多色刷りよりもツートーンが雰囲気あります。青やインディゴに白の抜染だったり、赤に白抜きだったり、ベージュのリネンのような生地に黒の染めであったり。

そして今回(すいません、前置き長すぎ)気になったのが、このツートーン。ダナーライトです。

こういう言い方をすると誤解されるかも知れませんが……僕的にはツートンというだけで実は完全に見逃してしまうアイテム。パパイヤどころか、見たことも聞いたこともないレアなフルーツのよう(例えば、グラダディナとかね……。っあ、ググって下さい)。

でも、「こんなツートーンもあってもいいよね」っと勝手に思っていたら、購入していた人が私の周りに何と2人も。

まずはCLUTCHmagazine編集長の松島親方。「履き込みサンプル画像」とか言ってラインメッセージを送ってきました……

2人目はクラッチカフェのストアマネージャーのオリー。「山に皆んなでキャンプに行くから」と購入したようで……。イヤイヤそんな超お洒落な格好でキャンプする人イギリスにいないっしょ! っと思いながらも、意外と似合っている。

王道ではないツートンではありますが、ま、アリかな……とか思っていたところ、クラッチカフェではけっこうな数をバイイングしているという事実発覚。

お店にもしっかり並んでいて、「This two toned Danner is pretty good」(このトゥートーンドのダナーいいね)とスタッフのみんなに言うと、「あなたが選んだんですよ」っと言われる始末。

あれ? そうだったっけ……?

いや僕じゃない……けど、商品はここにあるから……ということはちゃんと王道以外のアイテムにもチャレンジしてるってことじゃないですか。バイイングした記憶があまりありませんでしたけど。

明日の朝ご飯はチャレンジしてパパイヤを選んでみます(笑)。

【DATA】
CLUTCH CAFE LONDON
https://clutch-cafe.com

この記事を書いた人
岡部隆志
この記事を書いた人

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

クラッチカフェロンドン、アレヴォルディレクター。20歳のときに(2000年)渡英。ロンドンで過ごす時間が人生の半分を過ぎたころから日本語力が衰え始めてきた九州男児。中学生のときに購入したアメリカ製のジーンズをきっかけにアメカジにハマるも一番の好物はサッカー。将来の夢はサッカーチームのオーナー。
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