- 2023.10.01
年表で振り返る! 第一次アイビーブーム「アメリカへの憧れが作りだした和製アイビーの序章」
FASHION 2nd(セカンド)アメリカ東海岸の私立大学に通う学生たちのファッションやライフスタイルを手本とする和製アイビー。情報が乏しい時代ならではの独自解釈や、時に大いなる誤解を交えながら第一次アイビーブームは1950〜60年代に日本全国を席巻した。 その後も現在に至るまで幾たびかの流行が訪れ、長きにわたるアイビーブーム...続きを読む
アメリカ東海岸の私立大学に通う学生たちのファッションやライフスタイルを手本とする和製アイビー。情報が乏しい時代ならではの独自解釈や、時に大いなる誤解を交えながら第一次アイビーブームは1950〜60年代に日本全国を席巻した。 その後も現在に至るまで幾たびかの流行が訪れ、長きにわたるアイビーブーム...続きを読む
今回から始まるこの新しい連載は、恵比寿西の交差点で「Pt.Alfred」を営んでる本江浩二さんが水先案内人として、日本のアメカジ業界に大きな影響を与えた“影の功労者”をひとりずつ紹介してくれる。 記念すべき一人目は、「アウターリミッツ」代表取締役社長・勝 勇(すぐれ いさむ)氏が登場。 ...続きを読む
教科書的なアイビースタイルにおいて、絶対にワードローブに加えねばならないアイテムは5つ。ネイビーブレザー、タイ、パンツ、レザーシューズ、そしてBDシャツ。特にオックスフォード生地のBDシャツは、アイビーリーガースにとても好まれる。たとえ横着して洗濯を怠ったとしても、そのシワクチ...続きを読む
教科書的なアイビースタイルにおいて、絶対にワードローブに加えねばならないアイテムは5つある。まずはこれらについての基本的な知識と、今買うならどんなアイテムを押さえるべきかを知っておきたい。 その1つでありアイビーにとっての最重要アイテムが「ネイビーブレザー」だ。もっともアイビー特有のディ...続きを読む
和製アイビーの開祖・石津謙介氏の長男にして、1960年からは自身もVANに参画した石津祥介さん。第一次アイビーブーム真っ只中の1965年には渡米して現地のリアルなアイビーライフを切り取った写真集『TAKE IVY』の監修にも携わる。和製アイビーをひとつのムーブメントまで押し上げた立役者にして、ニッポ...続きを読む
石津祥介さん、穂積和夫さんなどとともに、第一次アイビーブームを率いた当事者のひとりにして、雑誌『メンズクラブ』の人気連載企画「街のアイビーリーガース」の仕掛人でもあった服飾評論家のくろすとしゆきさん。 和製アイビーの端緒やブームの推進力、衰退の元凶、あるいは終焉の影など、意外と語られていないあ...続きを読む
平日の仕事服が1st(最重要)だとしたら、休日のカジュアル服が2nd。そんな2ndライフを豊かにするためにワードローブへ加えたい1st(最重要)なアイテムをセカンド編集部で厳選した。秋からのお洒落が楽しくなる革靴、ジャケット、パンツなど10アイテムを見ていこう。 1.「J.M.WESTON(ジェイ...続きを読む
2014年より活動を行っていたサインペインティングユニット「J&Sサインズ」としても注目されたアーティスト、ジェフリー・シンチチとジョシュ・ストーバーの2人がアメリカから展示のために初来日を果たした。現在はポートランドとサンフランシスコにそれぞれ拠点を置いて行う創作活動とは。 「身...続きを読む
“LEGEND OF SWEATSHIRTS”と称される、A.G.SPALDING&BROSがルクア大阪イセタン メンズスタイルでフルラインナップをそろえたポップアップイベントを開催する。 雑誌2nd誌面でもおなじみ、定番サイドラインパーカーやトレーニングシャツに加え、この秋に登場した...続きを読む
「ナイジェル・ケーボン ウーマン アーミージム」が8月26日、吉祥寺にオープンした。 日本の優れた技術を駆使した「メインライン」、英国を中心とした欧州の伝統あるファクトリーから生み出される「オーセンティックライン」、ワークウェアをベースとした「ライブロ」や世界中の名だたるメーカーとのコラボレー...続きを読む
1994年に「穿きつぶすヴィンテージ」として記録的ヒットを飛ばした[505]。およそ30年の時を経て復活した名品番は、さらにヴィンテージ然とした風格を醸し出す。 当時と同様に紺ブレを主軸としたアイビールックと最上の相性を魅せるのは、巡りゆくトレンドとの大いなる呼応なのだ。 今またデイリーに穿...続きを読む
いろいろなところへ取材へ行って、魅力的なものに囲まれていると、どんどん財布の紐は緩くなっていくもの。そんな我々2nd編集部が、物欲の赴くままに購入したものをご紹介。2ndスタッフの日常を垣間見る近況報告も兼ねてご覧ください! 1.Pt.アルフレッドの アンクルソックス|編集・パピー高...続きを読む
日本の卓越した生産技術で見事に蘇った名門JCペニーのワークレーベル「ペイデイ」より、識者たちの英知を結集した新作カバーオールが届いた。 カバーオールにかける熱き想い コラボレートをきっかけに、ペイデイのディレクションにも携わるようになったという大貫達正さん。長年ヴィンテージシーンに身を置く大貫さ...続きを読む
これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! 購入はこちらから! 野球用ユニフォームを長袖にアップデート 〈A・G・スポルディング&ブロス〉は1800年代末から...続きを読む
ミルスペックを踏襲した民生ストアブランドとして1940年代に誕生し、時代の流れとともに、いつしか消滅した「アーミーツイル」。そんな隠れた名門の遺伝子を現代的技術と解釈をもってリアルクローズへと昇華する新生アーミーツイルより、ニューラインのアナウンスが届いた。 レギュラーラインはそのままに、新設...続きを読む
東京インディーシーンで活躍する数多くのアーティストから絶大な支持を受ける、いまでは珍しい街のレコード店「ココナッツディスク」。 店長矢島さんと、かつてレコ屋氷河期にひっそりバイトをしていたセカンド編集部員がバックルームで交わす音楽よもやま話。今回は矢島さんが音楽に傾倒するきっかけとなったビート...続きを読む
これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! 購入はこちらから! シャツ1枚でもトラッドな装いに 『2nd』では常にトラッドマンのための別注企画を考えている。そのひとつ...続きを読む
ウィンザー公、ウディ・アレン、寅さん……。ひと癖あるトラッドアイコンは、皆ツイードが似合う男だった。この秋は久しぶりにツイードが気分。テキトーに羽織るくらいがちょうどいい。 乗馬服から着想を得た古着にはない着心地 昨年、再始動を果たした和製アメトラブランドの注目株「D.C.ホワイト」。な...続きを読む
いざアウトドアギアのヴィンテージアイテムを手に入れようと思ったとき、欲しいアイテムが決まっているならネットショップがオススメ。とはいえ手に取ったり実物を見て吟味できない不安はある。そこで、2nd編集部がリサーチし、顔の見えないオンラインだが、信頼に足る3ショップを厳選した。 1.Arrows Ca...続きを読む
ブランドの生みの親は「ゴルフの帝王」と呼ばれたジャック・ニクラウス。金髪をなびかせながらプレーする彼の愛称こそ〈ゴールデンベア〉だったんだ。そんな背景を持つブランドの根幹はもちろんトラディショナル。芝生の上だけじゃないデイリーでクリーンな一着をワードローブに加えてみない? Style.1 ジャケッ...続きを読む
New Balanceを欲しいと思っている人に向けてオススメのモデルの徹底ガイドとしてお送りする第二弾。前回記事では似た雰囲気の人気モデル2型「992と993」をその違いの説明とともにご紹介したが(記事を読みたい方はこちらから)、今回は個人的に推したいその他の品番をご紹介したいと思う。 1.レトロ...続きを読む
キャンプでもファッションでも、ヴィンテージという言葉にはロマンを感じてしまう。不便利かもしれないけれど、格好いい。そんなアイテムたちが揃うショップへ行ってみないか。関西エリアなら大阪・豊崎にある「イレクターズ」。バスフィッシングを始めてすぐにヴィンテージ釣り具に興味を持ったという筋金入りのオーナーが...続きを読む
東京・立川の「ガジェットモード」は、イギリスから直輸入した普段使いができるヴィンテージの食器や家具、アウトドアグッズなどが並んでいる。キャンプでもファッションでも、ヴィンテージという言葉にはロマンを感じてしまう。不便利かもしれないけれど、格好いい。そんなアイテムたちが揃うショップへ行ってみないか。 ...続きを読む
キャンプでもファッションでも、ヴィンテージという言葉にはロマンを感じてしまう。不便利かもしれないけれど、格好いい。そんなアイテムたちが揃うショップへ行ってみないか。神奈川・藤沢にある「ジャーニーブロー」は住宅街の中にあるヴィンテージアウトドアショップ。カラフルなアイテムが目を引くニューショップだ。 ...続きを読む
毎日のように膨大な量のヴィンテージ、新作に触れる2nd編集部が「これは!」と唸る名品をピックアップしてご紹介。暑い夏よりもさらに激アツなサンダル、BDシャツ、ショーツ、腕時計の4アイテムを詳しく取り上げていく。 1.「シュス」のベルテッドサンダル|素材にこだわり、手作業で作られる丁寧な1足。 ...続きを読む
ファッションを楽しみながら社会貢献ができるサスティナブルなファッションイベント、「LIVE STOCK MARKET in MARUNOUCHI」が9月14日(木)~18日(月・祝)の間、東京都千代田区の丸の内エリアで開催されている。 当イベントは、世界中で社会問題となっているアパレル製品の過...続きを読む
トラッドだからといって高けりゃいいってもんじゃない。小物に関しては、特にそう。むしろ、見た目もチープで“アジ”があるほうがいい。そのギャップが大人の魅力ってもんでしょ。ラインソックスならルーズソックスみたいにくしゃくしゃにして履いてもいいね。足元で印象付ける、そんなお洒落も楽しんでいこう。 1.マ...続きを読む
「日本のアイビー」がいま世界から、特にアメリカから注目されている。 そもそも「日本のアイビー」って一体なに? という話だが、そのいきさつの全貌は、およそ70年にもわたる壮大な物語。ここでは到底語りきることができないので、その詳細は9月15日発売の『2nd 11月号』に譲るとして、ここではかいつ...続きを読む
これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! 購入はこちらから! あの名作をより軽く、いつもバッグの中に 気温や天候にブレがある季節は服選びにも迷いが生じる。そんなとき...続きを読む
今、セカンドハンドには様々な良いものが溢れている。流行病の影響か、はたまたテレビ番組の影響なのか。日本で起こった空前のキャンプブームは終わりを迎え、大量のキャンプギアが中古市場に。キャンプ場も以前ほど混雑しておらず、きっと過ごしやすい。トレンドが苦手な僕らには今ぐらいがちょうどいい。あの時欲し...続きを読む
1980年に発行された『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』(リサ・バーンバック著)に掲載されている”プレッピーたちが通うべき17の衣料品店”。その中で40年以上が経っても変わらず営業を続けられている、プレッピーたちに愛され続ける店の一つ「J.プレス」。テーラードとカ...続きを読む
今やニューバランスは、アメカジ、ストリート、モードと様々なジャンルで人気のスニーカーブランドだ。どのモデルを買おうか迷っている人も多いのではないだろうか? 僕のベースでもあるアメカジやアメトラを意識したアプローチで、“僕ならこう履く”といったコーデとともに独断と偏見を交えながらご紹介していきたい。是...続きを読む
流行病の影響か、はたまたテレビ番組の影響なのか。日本で起こった空前のキャンプブームは終わりを迎え、大量のキャンプギアが中古市場に溢れている。キャンプ場も以前ほど混雑しておらず、きっと過ごしやすい。トレンドが苦手な僕らには今ぐらいがちょうどいい。そうだ、中古でキャンプしよう。あの時欲しかったテントやラ...続きを読む
お洒落は高けりゃいいってもんじゃない。小物に関しては、特にそう。むしろ、見た目もチープで“アジ”があるほうがいい。そのギャップが大人の魅力ってもんでしょ。 ベースボールキャップも狙うは正統派ではなくて可愛いロゴ入りを。被っておきたい5ブランドを紹介しよう。 1.デルタコ 1964年...続きを読む
英国生まれのライフスタイルブランド「バブアー」が、初となる路面店を2023年9月29日(金)代官山エリアにオープンする。 これまで伊勢丹新宿メンズ館、大丸東京店、大丸札幌店、ルクアイーレ店を出店したのに続き、ブランドの世界観をより表現できるフラッグシップストアのオープンは、ファンならずとも注目...続きを読む
チノパンやスラックスの腰元からチラリと見えるベルト。小物の中でもちょっと地味な存在でありながら、案外バランスを左右するアイテムだったりもする。 高けりゃいいってもんじゃない。小物に関しては、特にそう。むしろ、見た目もチープで“アジ”があるほうがいい。そのギャップが大人の魅力ってもんでしょ。 ...続きを読む
お洒落ってただ高けりゃいいってもんじゃない。小物に関しては、特にそう。むしろ、見た目もチープで“アジ”があるほうがいい。そのギャップを楽しむのが大人の魅力ってもんでしょ。そこで、取材スタッフが洒落てるエコバッグを8点集めてみた。コンパクトに畳んで出先に持ち出すもよし、自分だけのバッグとして使いこなす...続きを読む
プレッピーの体現者たちは本場アメリカから日本まで世界規模で存在している(ごく少数ではあるが)。彼らの愛用品やルールを通して、プレッピーのスタイルやマインドをすこしずつ紐解いていく。お気に入りブランドやヴィンテージもミックスした店「ファイン&ダンディ」を共同経営する、マット・フォ...続きを読む
金時計やレトロウォッチが欲しい! ネットショップで探すのもアリだけど、手に取って試してみたい。じゃあ一体どこに買えば行けばいいんだろう? 専門店はもちろんだけど、普段お世話になっているあんなお店にも、探すと意外とあるかも。ひとまず2nd編集部がおすすめの4店をピックアップ、さらには各店推薦の時計を紹...続きを読む
もちろんトラッドなコーディネイトに金時計を合わせるとうまくまとまるだろうけど、それだと簡単すぎるし、あえて逆のものを組み合わせてハマったときのほうが気持ちいい。この組み合わせの妙を楽しめるのが大人の洒落者に許された余裕というものだ。そこでカジュアル×金時計、トラッド×レトロ時計のおすすめコーディネイ...続きを読む
メンズ・ウィメンズともに人気を集める英国ライフスタイルブランド「バブアー」が、 2023年9月7日(木)、ルミネ新宿1に直営店をオープンする。 新しい直営店は女性にも、バブアー初心者にも優しい。 新宿エリア2店舗目となるルミネ新宿店では、メンズアイテムのみならずルミネ新宿の女性顧客層にも...続きを読む
カジュアルよりはフォーマルな印象のローファーや海の匂いを感じるデッキスニーカー、手縫いのモカシンシューズが夏のマストアイテム。焼けた肌にショーツスタイル、そして裸足で履くのがこの靴のマナーと心得たい。3種類を4足ずつ紹介するので、それぞれの魅力を感じてほしい。 ▼プレッピーってそもそもなんだ?...続きを読む
裾に向かってテーパードしたあまり見かけないシルエットの軍パン。ドレスパンツのような腰回りの設計やフロントの1タックなど、軍パンとしては希少なディテールを有するパンツなのだが、実はこれは米軍の実在したカーゴパンツをモチーフとしている。 極端に太いワタリと裾に向かったテーパードシルエット、ブーツ着...続きを読む
アイウエアもファッションの一部であり、当然トレンドが付き纏う。しかし、アイウエアはそれ以上にパーソナルであることが大切だと思う。他者からどう見られたいかより、自分はどのような人間でありたいか。自己を確立させるためにもアイウエア選びには、もっと慎重になる必要がある。そこで2nd編集部が今注目している9...続きを読む
ネイティブアメリカンが愛用した一枚革の履物に端を発するハンドソーンモカシン。かつて多くの職人がいた米北東部メイン州のファクトリーは急激に減少し、現在では僅か2社とも言われている。その工房を訪れ、失われゆく伝統技術の現状を確かめる。 数年でまた数を減らした絶滅危惧の伝統製法。 米国ニューイ...続きを読む
プレッピーのスタイリングは着こなしである前に、オーセンティックなもの選びからはじまる。夏の日射しに映えるビビッドなカラーリングに臆せず挑戦するには、まずボトムスから取り入れてみるのが鉄則。夏になれば膝小僧を出したくなり、秋には絶妙な中間色で洒落感を醸したくなる。ショーツを中心に10アイテムをピックア...続きを読む
ポップなカラーボーダーで装いを一気にプレップに変える必需アイテム「ラグビーシャツ」。ヘビーウエイトコットンとゆったりシルエットのオーセンティックなスタイルを中心にピックアップ。ポップでカラフルでありながら、どれも地に足の着いた歴史のあるスタンダードなものばかり。 ▼プレッピーってそもそもなんだ...続きを読む
プレッピーのスタイリングは着こなしである前に、オーセンティックなもの選びからはじまる。オックスフォードのBDシャツが熱くなったら、「ポロシャツ」の出番。モダンなシルエットやカラーリングでコーディネイトに効く、風通しのいい鹿の子生地を集めた。カジュアルなアイテムながら、どれも地に足の着いた歴史のあるス...続きを読む
夏の足元がスニーカーやビーサンでは軽すぎる。紐付きの革靴やブーツだと逆に重すぎるし、そもそも暑苦しい。そんなときは、レザーサンダルさえあればいい。「サボ」は色選びによってドレッシーにもカジュアルにも振れる逸材。気軽に履けてなおかつ洒落てる、そんな1足に出会ってほしい。 1.ビルケンシュトック ...続きを読む
プレッピーのスタイリングは着こなしである前に、オーセンティックなもの選びからはじまる。「クリケットセーター」は、スポーティなラインに英国の由緒正しき伝統を感じるケーブル編みのセーター。旧くは学生たちの制服としても用いられたこのアイテムこそ、まさにプレッピーを体現する。 ▼プレッピーってそもそも...続きを読む
本場アメリカから日本まで。世界規模でプレッピーの体現者たちは存在している(ごく少数ではあるが)。ストリートのエッセンスにトラディショナルのマインドを融合させた独自のテイストが持ち味のブランド「ノア」を展開するブレンドン・バベンジンさんもその1人だ。彼らの愛用品やルールを通して、プレッピーとはなんなの...続きを読む
1980年に発行された『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』(リサ・バーンバック著)には「WHERE TO SHOP」という項目があり、プレッピーたちが通うべき17の衣料品店がリストアップされている。その冒頭には「本当のプレッピーは衣類を普通のデパートやショッヒ...続きを読む
雑誌セカンドでいつも掲載しているフランスの人気セレクトショップ「アナトミカ」のディレクターであるピエール・フルニエが来日している! その情報を得て、セカンド編集部はある雑誌を手に駆けつけた。期待と緊張のなか、彼の人柄、魅力を伝えるべく、改めてここで紹介したい。 これが2020年11月号で制作したピ...続きを読む
1980年に発行された『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』(リサ・バーンバック著)にはプレッピーたちが通うべき17の衣料品店がリストアップされている。掲載ショップの半数以上は現存を確認できなかったが、とくに重要とされる3店のうちの1つがナンタケット島にある「マレーズトガリーショップ」。40年以...続きを読む
いろいろなところへ取材へ行って、魅力的なものに囲まれていると、どんどん財布の紐は緩くなっていくもの。そんな我々2nd編集部が、物欲の赴くままに購入したものをご紹介。2ndスタッフの日常を垣間見る近況報告も兼ねてご覧ください! 1.「ウティ×ベルーリア」のヒッコリータックショーツ|編集・パピー高野 ...続きを読む
横浜観光をさらに盛り上げるため、「観光のハブになるサウナ施設」として横浜中華街に今年4月にオープンした「HARE-TABI SAUNA&INN(ハレタビサウナ)」で、夏季の清涼イベントとして、漢方浄水『水風呂』ハッカ倍増サービスや、ミントウーロン茶のロウリュ、フローズンドリンクの発売などを実施中。当...続きを読む
「もう!あなたまたタバコ吸ったでしょ」「タバコやめるって言ってなかった?嘘つき!」などなど……、パートナーに怒られ、それでもタバコを吸うことをやめられない悲しき全ての人類へこの記事を捧げます。 紙巻に比べれば匂いが少ない「加熱式タバコ」の登場により、コソコソ吸い、略して“コソ吸い”しやすくなっ...続きを読む
オフィシャル・プレッピー・ハンドブックの著者、リサ・バーンバック女史。彼女自身がプレッピーかどうかはさておき、少なくともプレッピーという概念を定着させた第一人者。我々はどうしても彼女に会いたいのだ。ならば、探しに行こう!(という名目の、セカンド編集部・パピー高野による、楽しい楽しい編集後記です) ...続きを読む
夏の足元がスニーカーやビーサンでは軽すぎる。紐付きの革靴やブーツだと逆に重すぎるし、そもそも暑苦しい。そんなときは、レザーサンダルさえあればいい。一週間、毎日レザーサンダルだっていい。サンダルにも種類はされあれど、”つっかけ”風のシャワーはどこか男らしい雰囲気はラギッドなスタイルにも馴染む。 1....続きを読む
腕を露出することも多い夏場こそ、腕時計の出番。ただし、ヴィンテージウォッチやレザーベルトは、汗などの水分が天敵で、対策としてNATOベルトに変えた人、 デジタルウォッチに衣替えした人なども多かった。ファッション性を大切にしつつも、実用性も高めるセンスにも注目したい。 1.ゾ...続きを読む
プレッピーのスタイリングは着こなしである前に、オーセンティックなもの選びからはじまる。ここにある10アイテムのマドラスはすべて、インド・マドラス地方で織られたもの。俗に“生地が泣く”と言われる、色が褪せたり滲む様は本物の魅力でありプレッピーならこだわりたい。 ▼プレッピーってそもそもなんだ? ...続きを読む
洒落たスタイルを楽しみたいからこそ、小物まで抜かりなく。夏の足元がスニーカーやビーサンでは軽すぎる。紐付きの革靴やブーツだと逆に重すぎるし、そもそも暑苦しい。そんなときは、レザーサンダルさえあればいい。革紐を編み上げた「ワラチ」。メキシコのハンドメイドサンダルは爽やかなリゾート感の演出にぴったりだ。...続きを読む
昨年11月、横浜赤レンガ倉庫にて雑誌『2nd(セカンド)』が主催する「2ndフリマ」が開催されたのは記憶に新しいが、昨年同様に兄弟誌『Lightning』がプロデュースする「ハンバーガーフェス」との同時開催にて9月16日と17日の2日間、横浜赤レンガ倉庫前の広場をジャックする! この場所で開催される...続きを読む
夏の足元がスニーカーやビーサンでは軽すぎる。紐付きの革靴やブーツだと逆に重すぎるし、そもそも暑苦しい。そんなときは、レザーサンダルさえあればいい。最もカジュアルかつリラックス感のある「トング」は、レザータイプを選ぶことでスタイリングのハズしとしてもアクセントとしても味わい深くなる。 1.ハバーサッ...続きを読む
夏の足元がスニーカーやビーサンでは軽すぎる。紐付きの革靴やブーツだと逆に重すぎるし、そもそも暑苦しい。そんなときは、レザーサンダルさえあればいい。一週間、毎日レザーサンダルだっていい。「ストラップ」多様なデザインが楽しめるストラップ。自分のスタイルに合わせて選ぶべし。 1.ブルスケッタシューズ ...続きを読む
夏の足元がスニーカーやビーサンでは軽すぎる。紐付きの革靴やブーツだと逆に重すぎるし、そもそも暑苦しい。そんなときは、レザーサンダルさえあればいい。一週間、毎日レザーサンダルだっていい。「グルカ」最も紐付きの革靴に近い佇まい。2023年夏のトラッドな日はこれで決まり! 1.オーベルジュ ...続きを読む
業界人たちは当たり前ではあるが、トレンドだけでなく似合わせ力も半端ない。特に小物に至るまでの絶妙なバランス感覚はぜひ参考にしたい。まずは足元から。彼らの最もスタイリングをドレッシーにまとめやすいグルカサンダルが多勢かと思ったが、意外にもストラップ、ダブルモンク、サボとバラエティ豊かなサンダルが登場。...続きを読む
休日などカジュアルなシーンでもお洒落を楽しみたい大人に向けて、ヴィンテージから新作までこだわりのアイテムをセレクトしている2nd編集部。毎年猛暑を更新している(としか思えない)この時期に着心地はもちろん、洒落度も高い10点をピックアップした。 1.「SOFTGOODS(ソフトグッズ)」のTシャツ。...続きを読む
マスク生活から解放され、かける楽しみが一段と広がったこの夏のアイウエアスタイル。さっぱりしがちな夏の着こなしのアクセントに、実力店のお墨付きアイテムをピックアップしてもらった。4店のいま一番熱いメガネはこれだ。 1.今まで以上に、一歩踏み込んだチョイスを。|コンティニュエ(恵比寿) シー...続きを読む
名門私立学校の学生の習慣から、模倣=ファッションに変わり定着したプレッピー。現代のプレッピーは大きく3つの潮流があるという。アイビー直系のクラシカルでキレイめなスタイル、アウトドアをベースにしたゴープコア、そして黒人文化に由来するストリート。アメリカントラッドに精通するファッションジャーナリスト、デ...続きを読む
YouTubeチャンネルで情報発信し、トラッドファッションを語らせると右に出る者がいないとまで言われる慶伊道彦さん。自身のファッションは60年代アイビーに根ざしているが、「アイビーは伝統を厳守するイーストコースト的で、プレッピーは西海岸的なファジーな感覚」と語る通り、出自を理解しつつ自由さ...続きを読む
本場アメリカに限らず日本にもプレッピーの体現者たちは存在している。その中のひとりが「キャシディ」店長・八木沢博幸さんだ。とはいえ、正統派から不良派まで、知識と経験に基づいたセンスでオリジナリティを確立している八木沢さんの愛用品やルールを通して、プレッピーの魅力を探っていこう。 ▼プレッ...続きを読む
男性向けのヴィンテージウエアを販売する「クラウリーヴィンテージ」のオーナーを務めるショーン・クラウリーさんは、自身をプレッピーではないと話すが、佇まいはプレッピースタイルそのもの。プレッピーの体現者の愛用品やルールを通して、プレッピーとはなんなのか? そのスタイルやマインドをすこしずつ紐...続きを読む
顔の印象を直接左右するメガネ。さすがに洒落者たちは、長年の経験から自分のスタイルやルールを築き上げ、その範囲のなかでメガネ選びを楽しんでいるようだ。しかしそのなかで、「存在感や厚みのあるメガネが気分」という声もチラホラ聞こえてきた。彼らの絶妙なバランス感覚はぜひ参考にしたい。 1.レスカ|「メイデ...続きを読む
スニーカーやビーサンでは夏の足元は軽すぎる。かといって紐付きの革靴やブーツだと重すぎるし、そもそも暑苦しい。そんなときは、レザーサンダルさえあればいい。いっそのこと毎日レザーサンダルだっていい。「ダブルモンク」ドレスシューズの定番デザインをサンダルに落とし込んで大人っぽくいこう。 1.ラッドシュー...続きを読む
日本でプレッピーが認知されて、もう40年以上が経つ。当時は新鮮だったアイビーを「粋に着崩す」スタイルは今やサマートラッドの古典といってもおかしくない。とはいえ、もはやスタイルの一つとして定着しているからこそ、その派生や流れを知らない人も多いのでは。本来「プレッピー」はアイビーリーグ8校などの著名大学...続きを読む
暑い暑いと嘆く前に、衣類や持ち物を見直してみては? リュックは確かに使いやすいが、背中にアウターを着ているようなもの。ショルダーバッグにするだけで、暑さは軽減するはずだ。容量の多い荷物を運びやすく、かつ少しでも背中の暑さを軽減したいなら、大容量のショルダーバッグ「ニュースペーパーバッグ」がオススメだ...続きを読む
貴方がプレッピーであることを周囲に気づかせるために、装い以上に雄弁なものはない。ポロシャツの襟を立てることや、素足でローファーを履くことは、アイビーの凝り固まった習慣から逸脱して、より自由に自らを開放するプレッピー精神そのもの。そしてそれすらも抗うことは、プレッピーとして正しい選択とも言えるだろう。...続きを読む
そもそもプレッピーという言葉はどのように生まれ、どのように広まって、どのように消費されていったのか。はっきりと全貌が掴めないからこそ様々に解釈される“プレッピー”の輪郭を少しでもはっきりさせるべく、服飾評論家の遠山周平さんに話を聞いた。 プレッピーと呼ばれる人は大学に入ってからも、社会へ出てからも...続きを読む
かれこれ12年。上京当時から長らく通い続ける古着店が学芸大学駅にある。駅を降りて徒歩2分という好立地だ。本当は教えたくないけど……「洋服好きのタメになる情報は共有すべき」と大人になった僕が太鼓判を押す「7th」という店の魅力をたっぷりとご紹介したいと思う(笑)。 オーナーの平林さんは、...続きを読む
プレッピーはアイビーリーグ8校などの著名大学に入るための予備校に通う生徒たちやそのライフスタイル、服装を指す。親や同輩から基本的な原則を学ぶプレッピーたち。ファッションに欠かせないプロダクトは、共通認識として自然に身についていった。これらのプロダクトには、いくつかの必要...続きを読む
日々暑さが増していく、この季節。どんなコーディネイトをするか悩む人も多いのでは。それでもやっぱりおしゃれを楽しみたい。そんな人におすすめの夏ファッションの新アイテムを10品ピックアップ。デザイン性と機能性を兼ね備えたシャツ、革靴、ジャケットをご覧あれ。 1.「IKE BEHAR × clothie...続きを読む
その小ぶりなサイズ感に反して、とてつもなく奥が深いメガネの世界。使われているパーツや製法も多く、メタルフレームに関しては、その製作工程はなんと200以上にも及ぶという。 メガネ職人や業界人たちの間では我々が聞いたこともない不思議な言葉がたくさん飛び交い、メガネに対する造詣が深くない限り何を言っ...続きを読む
2020年に誕生、日本では2022年よりグローブスペックスが初めて取り扱いを開始したフランス発のブランド、ラザール・ステュディオ。「侘び寂び」をテーマにしたコレクションを発表するなど、日本独自の感覚をものづくりに落とし込む独自性が魅力だ。デザイナーであるアレクサンドル・カトンのマインドを通し、ラザー...続きを読む
暑い夏はおしゃれを楽しむよりも清涼感を重視する服装になりがち。しかしながら洒落者たちはそんなときでもセンスを発揮する。夏だからこそ、夏に合う小物は何を選んでいるのか。彼らが普段愛用している革靴、腕時計を通して夏の小物選びを探ろう。 夏のカジュアルには白のレザーを合わせたい。 やはり夏だということ...続きを読む
中島瑛太さんは1996年生まれの27歳の「タマニワ」店長。大手セレクトショップで3年勤務の後にタマニワに入社、今年の4月で3年目になった。一見派手な色使いに見えるが、ジャケットとパンツのメインアイテムを同系色でまとめ、小物で他の色を足すようにするなど、参考にしたいコーデだ。 派手な色使いにはバラン...続きを読む
「フィルソントウキョウストア」スタッフ・藤井大樹さんは1997年生まれの26歳で、自他ともに認めるフィルソンオタク。 プレッピー感のある今回のコーデは、サンダル以外アウトドアブランドのアイテム。本格的なアウトドアアイテムはトラッドなファッションにも親和性が高いと語る藤井さんの着こなしを見てみよう。 ...続きを読む
「2nd」2023年7月号のスナップで意外に着用率の高かった「コードレーン」。シアサッカーと混同しがちだが、アイビー文脈ではこちらの方がより正統でクラシックな印象を与える。そんなコードレーンの良品をご紹介しよう。 1.CASSIDY HOME GROWN エルボーパッチやチンストラップ、...続きを読む
もちろん、SNSやYouTube、TikTokなどに写真や動画を配信する時の話ではなく、これはカバンの話。とりわけトートバッグの形について、あなたは見解はどれ? 筆者の見解を書く前に、トートバッグの定義をChat GPTに尋ねてみたところ…… トートバッグの定義とは? トートバッグ(トー...続きを読む
「Ptアルフレッド」店主・本江浩二さんは1960年生まれ、62歳。コロナ以降、ものづくりの難しさを実感しているそう「30周年に向けて新たな企画を検討中です」。万能アイテム、ネイビーブレザーもその時代に合わせたサイジングなどを取り入れた柔軟なものづくりに定評がある本江さんの今夏のネイビーコーデを紹介し...続きを読む
「グレース」店長・三浦知也さんは1996年生まれの26歳。コロナの影響で行けずにいた買い付け再開に向け、車の運転を絶賛練習中だそう。アイテムは小物に至るまでアメリカ東海岸のブランドのものを選ぶなど、見えない部分でもこだわりを持ってスタイリングされた今夏のコーディネイトをご覧あれ。 アメリカの空気感...続きを読む
ワードローブから切り離せないBDこそ夏には夏の1枚を。トラッドの厳格な着こなしルールにおいても、タックアウトで着ることを許されている唯一のシャツ、それが「半袖プルオーバーBDシャツ」だ。トラッドな夏の着こなしはキーアイテムを揃えれば格段にバリエーションが広がる! 1.INDIVIDUALIZED ...続きを読む
本質だけで勝負をするメイカーズの姿勢は非常にストイックで勇敢だ。だがその姿勢こそ靴好きからの信頼を勝ち得てきた証でもある。そんなメイカーズとバーニーズ ニューヨークが2度目のコラボレーションモデルを発表。見れば見るほど興味をそそられる不思議な魅力を宿している独特なバックルローファーをぜひその目で確か...続きを読む
最近はフランスの1960年代頃からあるブルボン社のキーホールダー収集熱が再燃しているという「オーベルジュ」デザイナー・小林学さん。好きだというフレンチな要素の詰まったアイテムをメインにスタイリングし、アメリカものでハズして新鮮なバランスを生み出している。 フレンチアイビーでまとめ、アメリカものでハ...続きを読む
北海道を拠点に、ヨーロッパを主軸としたエレガントなスタイルの魅力を発信してきた「アーチ」。その東京エリアを統括するジェネラルマネージャー・原祐輔さん。長年愛用しているベーシックなアイテムでまとめた夏仕様のスタイルは、フレンチなどヨーロッパテイストを中心にジャパンブランドの質実剛健な一着を取り入れた、...続きを読む
通気性や速乾性に優れた春夏素材の定番であるウールトロピカルを筆頭に、より軽やかなホップサック、リネンコットンなど、その生地選びだけ見ても豊富な「夏素材のネイビーブレザー」。トラッドの王道であり、夏も着こなしたいアイテムだろう。 1.J.PRESS ORIGINALS × CIOTA 本国...続きを読む
通常なら廃棄されることも多い「ニベ」という聞きなれないレザーで作ったことで軽量かつ上品、それでいて3万円アンダーという高コスパのオールレザーのトートバッグ。締め切りまで残り1週間を切ったタイミングだが、改めてその高コスパの理由をご紹介する。 ブラ...続きを読む
今年の9月で4年目を迎える「ボンビュー」のオーナー・大島拓身さん。ビームスを経て独立した大島さんの今夏は、派手なアイテムには無地のポロシャツのような王道でシンプルなアイテムを合わせるのが気分だそう。 今夏はシンプルなスタイルが気分です。 「元々流行をさほど気にしてはいなかったのですが、ビ...続きを読む
2016年に創設されたアイビースタイルを主軸とするブランド、「S&Oコネクト」のクリエイティブディレクターである石原協さん。元ラガーマンで生粋のアイビー好きだが、実用面や年齢を意識して服を着ることが多いそう。そんな石原さんの着こなしを見せてもらった。 とにかく実用性重視で着る服を選ぶように...続きを読む
トラッドな夏の着こなしで活躍する「マドラスチェックシャツ」。インドの名産織物だったマドラスを一躍サマートラッドの定番にのし上げたのは、かのブルックスブラザーズ。その後アイビーリーガーに愛されたサマトラ定番で、シャツのバリエーションは随一といえる押さえておきたいアイテムだ。 1.D.C.WHITE...続きを読む