これであなたも目利き! エディー・バウアーの年代別タグの見分け方を解説

  • 2024.01.26

年代を判別するのに、1番わかりやすいポイントはタグのデザイン。100年以上続く「エディー・バウアー」はブランドの成長とともに、タグも変わり、多様化していった。名高いタグからレアなタグまで一挙ご紹介。これはそんな「エディー・バウアー」のタグの変遷、決定版だ。

【1920s〜30s】バウアータグ

エディー・バウアーが創業し、1番はじめに使用していたタグ。すべて大文字、赤色で「BAUER」という文字と創業の地シアトルと入ったシンプルなデザイン。

【1935s〜60s初頭】日の出タグ(前期)

「日の出タグ」の中でも最初期のデザイン。「BAUER DOWN」の文字の下に「Blizzard Proof」と入る。数年だが30sに「バウアータグ」と使用時期が重なる。

【1960s初頭〜60s後半】日の出タグ(中期)

「日の出タグ(前期)」と基本的なデザインは変わらず、「Blizzard Proof」の脇にレジスターマークが入る。60年代の比較的短い期間で使用された。

【1960s後半〜70s後半】日の出タグ(後期)

これまでの「日の出タグ」との大きな違いは、「Blizzard Proof」の文字がタグの上部に移動したところ。日の出や山の刺繍も位置や形が異なる最後期デザイン。

【1970s初頭〜80s後半】黒タグ(前期)

ブランド名の下に「EXPEDITION OUT FITTER」と入るのが前期。2段目の「PREMIUM QUALITY GOOSE DOWN」という文字は年代の判断には関係はない。

【1980s後半〜90s前半】黒タグ(後期)

後期になるとブランド下の文字が「EXPEDITION OUTFITTER」から「OUTDOOR OUTFITTER」へ変わる。アメリカ製以外のアイテムが増えるのもこの頃。

【1990s初頭〜90後半】白タグ

1990年代には「黒タグ」から「白タグ」に変わる。この時にはほとんどのアイテムがアメリカ以外で作られており、ファッションとしてのウエアを主に展開。

他にもユニークなタグがたくさん

【1960s~70s】グースタグ

グースダウンを使用した寝具に付けられていたタグ。個体数が少なく判断が難しいが、1960年代〜70年代頃までと推測。

【1960s〜70s】デザートクロスタグ

1960年代から70年代頃までに、ハンティングジャケットやサファリシャツなどでデザートクロスを使用したモデルにのみ付いていた。

【[前期]1950s〜60s初頭】→【[後期]1960s初頭〜70s】雪タグ

[前期]1950s〜60s初頭

[後期]1960s初頭〜70s

「ダウンライト」「アンダーウエア」「スキーパーカ」「フード」「キャップ」にのみ付く。上(前期)のような雪無しも存在しレジスターマーク付きが後期。

【1960s〜70s初頭】カラコラムタグ

10年ほどの比較的短い期間にのみつけられ、[カラコラムパーカ]とカラコラムと名のつくスリーピングバッグにのみついている。

【1950s〜60s】カモウィーブタグ

エディー・バウアーが考案し、ウールリッチの製織技術で制作した迷彩柄が「カモウィーブ」。この生地を使用したウエアに付属する。

【1950s〜70s】トーテムポールタグ

50年代から存在したトーテムポールが刺繍されたタグ。どちらも、60年代以降になるとブランド名の脇にレジスターマークが付属する。

【1960s後半〜70s初頭】白ピラミッドタグ

「日の出タグ」から「黒タグ」への移行期というかなり短い期間に使用されていた。ダウン以外のアイテムに付いていたとされる。

(出典/「2nd 2024年2月・3月合併号 Vol.202」)

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