やっぱり見た目が違う! 洒落者のこだわりオーダースーツ拝見

  • 2024.04.18

オーダースーツの流れや心得を学んだら、次はどんなスーツを誂えるかをイメージしたくなるもの。せっかくなら自分らしく着こなしたいはずだ。そこで、4名の洒落者たちのこだわりの詰まったとっておきのオーダースーツを見てみよう。

1.イタリアのテーラーと作った最初のオーダースーツ|「ビームス」プレス チーフ・安武俊宏さん

「ビームス」プレス チーフ・安武俊宏さん|ビームスのプレスを統括する傍ら、個人としても精力的に活動中。スーツの魅力を発信するチーム「背広散歩」の発起人のひとり

オリーブグリーンのダブルブレストにボーダーのニットタイとベージュのタブカラーシャツを合わせた安武さんらしいスタイル。スーツは「スティレ ラティーノ」のトランクショーで誂えたという。

「テーラーと意見を出し合いながら作った思い出の1着です」

オーダーの証であるネーム入り

テーラーに任せて選んでもらったペイズリー柄の裏地に安武さんの名前が入るパッチが。

ウエストはサイドアジャスター仕様

クラシックなサイドアジャスターを選択。インナーのボリュームに応じて調整が可能だ。

2.職人との会話の中で辿り着いたこだわりのディテール|「ボンビュー」オーナー・大島拓身さん

「ボンビュー」オーナー・大島拓身さん|ビームスで20年以上のキャリアを積んだ後、2020年に高円寺で古着やオリジナルのアイテムを扱う「ボンビュー」をオープン

ブルーがかったシャークスキンを使用したスーツは英国を代表するテーラー「ファーラン アンド ダービー」のトランクショーでオーダー。

「自分に合うのなら既製品でも良いという考え方ですが、職人と会話して作り上げたスーツにはやはり愛着が湧きます」

スタイリッシュなナローラペル

テーラーからの提案で、ナローラペル、Vゾーンが深くなる1つボタン仕様を選択。

ボタン式のサイドアジャスター

英国仕立てのトラウザーズに多いディテール。バックルタイプとはひと味違った印象に。

3.ひとつの時代感を意識した統一感のあるスーツスタイル|「ファイブワン 銀座本店」店長・泉敬人さん

「ファイブワン 銀座本店」店長・泉敬人さん|前職でカジュアル業界にいたこともあり、フラットな目線でドレススタイルを楽しむ。コーディネイトにヒネりを効かせることが得意

ジャケットのラペルやシルエットから、70年代の空気を感じるスタイル。

「あまり細く見えすぎないように、オーダーするときは肩幅もしっかりとるようにしています。ただ、アメリカ服とは違って、シェイプを効かせるところも作ってメリハリを意識しています」

生地は「ファイブワン」オリジナル

ウール95%、カシミア5%で作った平織り生地は、シワに強いという実用性がありながら“とろみ”も兼備している。

アマノジャクなフレアパンツ

裾に向かって広がるフレアパンツは、ヒネリ好きな泉さんらしい選択。70年代を意識したスタイルにもマッチする。

4.英国紳士を思わせる質実剛健なスリーピース|「シップス 銀座店」スタッフ・大津賀柊登さん

「シップス 銀座店」スタッフ・大津賀柊登さん|広島県出身の25歳。映像系の専門学校を卒業後、シップスに入社し、横浜店や渋谷店を経て3月からは銀座店に。セカンド初登場

25歳ながらすでに7着ものオーダースーツを所有する大津賀さん。ダークブラウンのスリーピースは英国の老舗生地メーカー「カイノック」の生地を使用しているという。

「メランジっぽく奥行きのある生地感が好みです。英国紳士らしく着こなしたいですね」

英国らしいチェンジポケット

英国調のスーツによく見られるディテール。オーダー時にこだわったポイントのひとつ。

ドレッシーなスリーピースを選択

スーツの中でも最もドレッシーなスリーピース。ベストが入ることで威厳が増す。

(出典/「2nd 2024年5月号 Vol.204」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部