どんな靴も、ヴィブラムソールに変えられるという噂のイベントに編集部が潜入!

  • 2024.04.01

お客様一人ひとりの足型、歩行バランスなどをみて、最適な靴選びを手助けする「カウンセリング販売」を日本で初めて行った靴店であり、足腰に不安を抱える方から、日本を代表するスポーツ選手まで、日本を足元から支えている「アルカ」。そんな同社が、世界的にも著名なソールメーカー「ヴィブラム」と共同でソールカスタムのイベントを開催した。そのイベントは、どんな靴でもヴィブラムソールに張り替えをしてくれるというのだ。

2nd編集部生田目は、その真偽を確かめるために3月某日「アルカ」へと足を運んだ。

カスタムソールイベントへ参加をするため、アルカ本店へ、2nd編集部生田目が潜入。

ソールの張り替えを行う前に、まずは「ヴィブラムソール」の実力を体験した。

用意されていたのは街でもよく見かける舗装された板が、約45度で設置され、その上を水が流れている、いかにも足を滑らせるための装置。なんと、この上に乗っても滑らないというヴィブラムソールを存在するというのだ。

体験するために渡されたのは、お世辞にも滑らないとは言いづらい靴だった。

こちらが用意された靴。

右の茶色のソールは一般的なソール、黒いソールは斜面でも滑らないという「メガグリップ」というソールだ。ソールの形は同じ、登山靴のような形でもないので滑らないと言われても、疑ってしまう。言われるがままに、この靴に履き替え恐る恐る板に登った。

滑らないソールのついた靴を履いた左足から、板へ乗せると、確かに滑らない。一般的なソールのついた、右足はもちろん滑ってしまう。

全く同じ形のソールでも、素材が違うことでここまでの違いが生まれるのにも驚きだ。毎シーズンごとに、150種のソールを開発されるというヴィブラムソール、体験をしたのは1種類のみだが、十分にその性能を体感することができた。

いよいよ今回のイベントの目玉、ソールカスタムへ!

今回、持ち込んだのはいわゆる短靴ではなくスニーカー「ニューバランス993」、オーロラシューズ、ジップブーツ「シアーズのヴィンテージブーツ」という本当にカスタムできるのか少し不安な3足。ヴィブラムソールの凄さを目の当たりにし、気持ちの高まりはそのまま、カスタムをお願いした。

カスタムの様子は、目の前で見ることができる!

アルカには「シューキッチン」と呼ばれる工房が併設されている。そこでは、職人がお客様一人ひとりに合わせて靴の調整やカスタムを行っている。今回お願いをした靴3足もこの工房で、その場でカスタムをしてもらった。ソールを剥がし、新たなソールを接着していく。

カスタムされた靴が完成!

カスタムされた3足がこちら。

アウトソールを変えているので、ぱっと見は変わらない。しかし、ファッション好き、靴好きはそこも嬉しいポイントだ。革靴など、一般的にソール交換ができる靴でも元々ついていたソールの方が良かった、などとソール交換をして後悔をすることもしばしば。アルカでは、そんな思いをしないようできるだけオリジナルから変わらないように、様々な形、色のソールをストックしている。

ニューバランス993は濡れた氷でも滑らない最先端ソールにカスタム

カスタム前
カスタム後

ニューバランス993には乾いた舗装面、濡れた場所、氷の上でも滑らないという「アークティックグリップ」をカスタム。氷の上で滑ってしまうのは、気温が下がることでゴムのグリップ力が下がってしまうことが理由。この「アークティックグリップ」はソール自体が冷えても水色のゴム部分は機能を失うことがないため氷の上でも滑らなくなるのだという。もちろん、普段の日常使いでもまったく問題ない。見た目はそのまま、機能がかなり向上した。

オーロラシューズには、街履きに特化した「XSシティ」

カスタム前
カスタム後

オーロラシューズには舗装された路面での歩行に特化した「XSシティ」をカスタム。乾いた路面での歩行のしやすさはもちろんのこと、雨の日の濡れた路面、地下鉄に向かう階段など街での滑りやすい舗装面でのグリップに特化したソールだ。山などのフィールドには履いていかない靴全てを張り替えたいほどにおすすめのソール。

ヴィンテージのブーツは履きやすさにエレガンスさもプラス

カスタム前
カスタム後

「シアーズ」のヴィンテージブーツは「ヴィブラムソール」らしい「タンク」とも呼ばれているソールにカスタム。元々、踵以外はレザーソールだったものを両方ゴムソールに変更。ボリュームのあるソールはエレガンスさを向上。ヴィンテージにありがちな履き心地の悪さも解消された。

今回は「ヴィブラムソール」のソールカスタムイベントに参加をしたが、アルカではイベントに限らず、靴の調整やリソールなどを行っている。奮発して少し値段の張った靴を買ったはいいけど、擦れて痛い、履き心地がいまいちなど様々な悩みを抱えている方も多いはず。痛みを我慢して履いていればそのうち慣れてくる、なんて大間違い。履きたい靴を我慢して履くのはやめて、アルカに相談してみてはいかが。

【お問い合わせ】
アルカ本店
東京都豊島区東池袋2-15-5
TEL03-3983-0033
Mail : alka@alka.co.jp
営業/10:00~19:00
休み/月曜

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