やっぱり違うね、エドウインのKIBATA

  • 2024.04.17

エドウインのコンセプトショップで年間3000本を販売する定番ジーンズ[EDS]に、生機(きばた)デニムが限定登場。この一本で、旧きよきデニムの作法やエイジングを嗜む、乙なデニムラバーに。

生機は粋でいなせなデニムラバーだけに許される嗜み

マウンテンパーカ7万4800円/グランク(にしのやTEL03-6434-0983)、BDシャツ3万3000円/インディビジュアライズドシャツ(ユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776)、ポケットTシャツ8800円/アナトミカ(アナトミカ 東京TEL070-3144-0378)、ローファー9万4600円/パラブーツ(パラブーツ青山店TEL03-5766-6688)、メガネ2万8600円/エナロイド(G.B.ガファスTEL03-6427-6989)

1930年代にサンフォード・クルエットが発明したデニムの防縮加工(サンフォライズド)は、当時、問題視されていたジーンズの型崩れやサイズ選びの難しさを解消し、業界に変革をもたらした。現代ジーンズの大半は防縮加工や捻れ防止加工、さらに表面を均一化する毛焼きなどの仕上げ処理が施されている。

そんななか、今回エドウインが満を持して限定リリースする「生機(きばた)デニム」だ。

生機デニムとは、単に言うと、前述のような仕上げ処理を行わない、素のデニム。水を通すとレングスは2サイズ程の縮みがでるなど、欠点も多いが、それにより穿き込むことで自分の体型に馴染んだ唯一無二の一本を手に入れることができる。これ即ち、「シュリンク・トゥ・フィット」という、1950年代までのフィッティング理論。

さらに生機特有の凹凸や捻れは、ヒゲやハチノスなどの立体的なアタリをより強烈に生み出し、理論上はヴィンテージと同様のエイジングが期待できるという訳だ。生機から育てるということはジーンズの真髄を知ることであり、デニムラバーだけに許された、粋でいなせな嗜みなのである。

EDS KIBATA Regular Straight

EDWINコンセプトショップの定番ジーンズ[EDS]をベースに、防縮加工などを排した昔ながらの生機(きばた)デニムで仕上げた限定アイテム。自らウォッシュを施すことで生まれる、生地の凹凸や捻れは穿き込むことでヴィンテージのような雄々しい経年変化が楽しめる。※こちらは2年着用したエイジングサンプル。2万2000円

「シュリンク・トゥ・フィット」という原点の作法を愉しむ

現代のジーンズでは一般的である防縮や捻れ防止の加工、毛焼きなどの最終仕上げを施すが、本作ではジーンズが誕生した当時の雰囲気を再現するため、未整理の生機デニムを採用。洗いをかけると右画像のように縮みが出るが、本作では縮んだ後のサイズ表記で販売するためご安心を。

通常モデルの色落ちも悪くはないけれど……

こちらは通常モデルのエイジングサンプル。旧式のシャトル織機を使用したメイド・イン・ジャパンのデニムも秀逸な色落ちだが、より立体感のあるエイジングなら生機に軍配。

【問い合わせ】
エドウイン 
TEL0120-008-503
https://edwin.co.jp/

(出典/「2nd 2024年6月号 Vol.205」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部