1.バイクのパーツやアイテムに囲まれるおもちゃ箱のようなヴィンテージルーム。|「Cool Tattooing」タトゥーアーティスト・MASATOさん
音楽とファッションをキッカケに、クルマやバイク、タトゥーといったアメリカのロウブロウカルチャーに影響を受けたというMASATOさん。ヴィンテージファッションに夢中になり、19歳で単身渡米。その後も何度も通って、古着やバイクのパーツを買い集めたり、タトゥーを入れたりしたという。まさにコレクションルームと化している部屋には、ヴィンテージのバイクのパーツやオモチャなどのジャンク達。ひとつひとつに思い出がある宝物だ。
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2.自分で試して納得した膨大な釣り道具が並ぶ事務所。|「Andfamilys Co.」代表・村上游さん
アウトドアやミリタリーをベースとした遊び心の効いたカジュアルスタイルを提案するアンドファミリーの代表を務める村上游さんの事務所には、長年にわたり収集した膨大な量のウエアや釣りなどの趣味の道具が並べられている。ただそれらのファッションや趣味の道具は、新しくても旧くても、安くても高価なモノでも、自分が使ってしっくりくればいい。だから、どんなモノでも納得するまで時間をかけて試し、そこに辿り着くまでに何度も買い替えるという。
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3.和洋折衷をテーマに多国籍なヴィンテージプロダクツが置かれた古民家アトリエ。|「HIGH-LIGHT」Owner・菊池裕平さん
内装や空間を手掛ける巨匠として知られる「HIGH LIGHT」の菊池裕平さん。現在、拠点としているアトリエは改装した古民家。「和」の空間にインダストリアル、アメリカ、ヴィンテージの融合は容易には想像できなかったが、彼のアトリエを訪れると気持ちの良い空間に仕上がっていた。菊池氏曰くこの家は和洋折衷がテーマ。古民家の日本的な造りとインダストリアル、アメリカ、ヨーロッパヴィンテージなど、部屋には多国籍なヴィンテージプロダクツが置かれている。
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4.仕事を通じて自然と集まった希少モデルが600足。履歴書やアルバムに近いスニーカー部屋。|「デッカーズジャパン」高見薫さん
1996年のナイキショップの立ち上げをはじめ、数々のプロジェクトに携わり、現在はアグ®、ホカオネオネ®、テバ®などのブランド取り扱う、デッカーズジャパンに勤務する高見薫さんがこの家に引っ越してきたのは、今から約6年ほど前。その2階にはスニーカーのコレクションルームがあり、壁一面にぎっしり陳列されたスニーカーのコレクションは、主に高見さんが実際にセールスしていたモデルがその大半を占めている。スニーカーブームの黎明期を物語る希少なモデルなど総数は600足以上にも及び、資料性の高さから業界関係者の注目度が高い。
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5.全てアメリカ製で統一されたミッドセンチュリーモダンハウス。|「ギャレットインテリア」オーナー・内田堅一郎さん
築70年の住宅をリノベーションした自宅は、“パームスプリングスにある普通のアメリカンハウスの縮小盤” で、インテリア的には “ミッドセンチュリーモダン” 。ダイニングやそのほかの部屋もワークルームほどではないが、いい具合にヴィンテージと現行品も織り交ぜながら、電気のスイッチカバーやドアノブといった小物類、調理器具や食器類、果ては洗剤や芳香剤といった消耗品に至るまでアメリカ製で統一されたミッドセンチュリーモダンの空間となっている。
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6.サーフボード、グリーン、etc……。チルさを感じるモノ選びから伝わるリラックスできる趣味空間。|「FREERAGE」デザイナー/アーティスト・松本侑大さん
メイドインジャパンに拘るファクトリーブランド、フリーレイジのディレクター兼デザイナー。またレフティーアートという名でアーティストとしても活動する松本侑大さんの自宅は、大好きな海や自然を連想させる空間だ。陽の光が入る明るく開放的な住宅に非常にマッチしており、ここだけゆっくりと時間が流れているような気にすらなる。ここに飾られるアート作品は自身が手掛けたものばかり。家族が集まるリビングスペースだからこそ、家族全員が居心地良くリラックスできる、温かみのある空間にしたいと語る。
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7.シンプルが故に個性が際立つ。ミリタリーギアのストックルーム!|「WARRIORS」代表・サトウ ノリカズさん
タクティカルギアブームを巻き起こした中野のミリタリーショップ、WARRIORSを運営するサトウ ノリカズさん。ミリタリーギアは手放すと2度と手に入らないものばかりで、自分がコレクションしたいもの以外にも仕事柄どうしても資料として取っておきたい物もあり、必然的に物が多くなってしまう。すでにコレクションをディスプレイできるキャパは超えていたため自宅建築の際にドアも収納スペースも何もない空間を作った。タクティカルギア以外は自分の好きな黒で揃えることでミリタリー過ぎない統一感を持たせた。
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8.まるで都会のキャンプ場。自宅で焚き火も楽しめるアウトドアハウス。|フォトグラファー・濱田大士さん
夫婦揃ってキャンプ好きの濱田さん宅は、アウトドアを身近に感じることができる解放的な空間。2階に展開するロフト付きのリビングにはウッドバルコニーが併設され、キャンプギアが常備されている。フォトグラファーとフードコーディネーターという職業柄、自宅でもアウトドアを満喫することができる。最初は、おうちキャンプを楽しむためにギアを設営したりしていたが、気がつけばそれが日常になっていたと笑う。タープも張れるから、雨も気にならないし、グリルを囲んだウッドテーブルは、家に居ながら気軽に焚き火気分を味わえる都会のキャンプ場だ。
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9.バラエティ豊かな収蔵品、ヴィンテージに彩られた自己チューD.I.Y.住宅。|陶芸家・「Studio Enju・PolaSta」オーナー・冨金原 塊さん
陶芸家の冨金原さんの京都の築95年の町屋を改装した自宅兼アトリエを訪れてみると、そこは外観からは想像も付かないイギリスの古いパブに迷い込んだような異国情緒溢れる空間が。柱と壁だけの状態から水回りなども含めて全て一人でこの空間を作った。しかも、図面などは一切書かないという。アトリエ一角のソファコーナー。後ろの壁にはイギリスのアーティストの写真。天井はヴィンテージの壁紙を使用するなど、「自分の納得のいく空間を作りたい」という情熱のみでプロも驚く空間を作り上げた。
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10.スケーターの夢、自宅に自分だけのスケートパークを!|「MBM Park Builders」代表・木村將人さん
東京五輪会場も施工した実績を持つ、リアルスケーターで構成されるプロフェッショナル建設集団「MBM Park Builders」代表・木村將人さん。ただ彼らのルーツは、全国各地を回りながらエンドユーザーの自宅の庭にパークを造ること。今はスケートパークの在り方も様々で、ボウルは夏に水を溜めればプールにもなるし、駐車場の奥にボルケーノを造ってシンボルツリーを植えれば、デザイン性も高まる。そういったライフスタイルを意識した設計の相談にも応じるだけに、自宅に自分だけのスケートパークを手に入れることも不可能ではないのだ。
▼「MBM Park Builders」の施工事例をもっと知りたいなら
11.軽く1000個を超えるプラモデルやミニカーが詰まりまくった趣味小屋。|村上尚史さん
大好きなプラモデルやミニカーを保管する場所として、神奈川県の海岸近くに住む自宅敷地内に専用の小屋を設置してしまった村上さん。大きさはおおよそ3坪。自宅と似た板材を使用しているキットを購入して仲間と組み立てた。室内は決して広くないが、入口ドアと採光窓を除いた壁面はすべて棚となっており、大小さまざまなプラモデルやミニカーが並ぶ。1977年式のシェビーバンを所有しており、アメリカンカルチャーが大好き。そんなわけでコレクションルームの中は大半がバンやピックアップ、そして18輪トレーラーといったアメリカの働くクルマが占めている。
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12.1階を丸々コレクションギャラリーに。ゴジラとスターウォーズが2000点陳列されたTOYガレージハウス。|野沢優輝さん
TOYコレクターが羨む、1階のガレージをコレクションルームとして活用し、2階が住居というスタイルのガレージハウスのオーナーである野沢さんは、増え続けるコレクションを保管するためショップと見まがうようなギャラリーを完成させた。収集しているのはゴジラとスターウォーズ。約800点のゴジラ系フィギュア&グッズを陳列。ゴジラの向かい側はスターウォーズのコレクション。約1200点のアイテムを並べる。ラックなども野沢さんのDIYによるものでサイズもピッタリだが、そろそろ収納できるキャパがオーバーしそうな雰囲気……。
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13.アメリカンカルチャー全開の趣味仲間が集う秘密基地ガレージ。|KYOさん
軽い気持ちで子供にラジオフライヤーを購入したら、すっかりハマってしまったと語るKYOさん。自宅がラジオフライヤーであふれるようになり、全部を収めるガレージを建てることに決定。しかし、空きスペースができたことから、収集欲がさらに増してしまったそう。そこでフランスのタイヤメーカー、ミシュランのマスコット「ビバンダム(ビブ)」のグッズを集めるようになった。こうして収集したヴィンテージ雑貨をガレージにちりばめ、居心地のよい空間を演出。趣味の仲間が集まる秘密基地のような存在になっている。
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14.アメリカントイに占領されたアンティーク部屋。|お笑いトリオ「ニブンノゴ!」大川知英さん
「生活感の無い部屋にしたかった」という大川さんはあるショップのアメリカンコレクティブルなグッズが所狭しと並べられた世界観に圧倒され、「こんな空間に住むことができたら幸せだろうな」と刺激を受けた。そこからカートゥーン系トイや、ヴィンテージデニム、旧いサインボードなど、部屋にアンティークが溢れるかえる状態になるのに時間はかからなかった。レプリカよりもオリジナル主義。お金も、時間も、労力もかかるが、足の踏み場がないほど好きなモノに囲まれたまさに秘密基地だ。
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15.マンションの一室をNIKEコレクションルームにしたスニーカー部屋。|ヴィンテージ愛好家・兼近さん
Lightningから出ているムック本『ナイキ クロニクル』シリーズにおいて、その製作に尽力していただいたヴィンテージ愛好家の兼近さん。20代前半からリーバイスを軸に王道のヴィンテージウエアを集め始め、以降20年以上かけて集めたヴィンテージを買い続けてきた。そのコレクションは特別に扱うことなく、普通にクローゼットに収納し、日常的に愛用するのが兼近さんのスタイル。玄関脇に設置された棚には、数百足も所有するヴィンテージナイキのランニングシューズのうち、お気に入りの“一軍”を展示。SMUやプロトタイプなどレアな一点モノも多いが、デッドストック以外はほぼ全て着用した経験あり。
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16.仕事にも活かす、好きなものだけを集めたアメリカンガレージ。|「ムーンアイズ」広報・角 “PAN” 正和さん
「ムーンアイズ」のスタッフで広報を担当している角さんの自宅ガレージは、作業をするためというよりは、毎日自分が好きなモノを目にしたいという願望をカタチにした。壁のディスプレイは、角さんが仕事で制作した思い入れのあるイラストや写真だったり、大好きなアメリカの雑貨や看板、ポスター、ムーンアイズのグッズ、パーツなど、ジャンルを問わず、角さんが愛してやまないものだけがチョイスされている。このガレージでアイデアやイメージが閃き、頭の中に浮かんだアイデアを会社でカタチにして、またここに帰ってくるのだ。
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(出典/「Lightning2023年3月号 Vol.347」「CLUTCH2023年4月号 Vol.90」「Lightning2022年10月号 Vol.342」「Lightning2022年6月号 Vol.338」「Lightning 2021年9月号 Vol.329」「Lightning 2018年9月号 Vol.293」)
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