2016年には残念ならが日本から撤退してしまったが、いまなお日本においても人気を維持しており、マスタング、ブロンコなどはLightning本誌でもたびたび取り上げる車種である。そんなフォードの歴史から、人気車種、そしてユーザーの声まで紹介! マッスルカーにするか、SUVするか……魅力的な車種をチェックしてみよう。
1903年創業。クルマを大衆でも買える手軽な商品にしたモデルT。
現在のフォードは、1903年にヘンリー・フォードが設立した自動車会社に始まる。ちなみにヘンリー・フォードは、これ以前に二度の起業に失敗しているが、二度目の会社は、後にキャディラック社となり、GM傘下となる。また3度目の起業に際して多額の融資を行ったのが、後にクライスラー傘下となるダッジブラザーズの創始者、ダッジ兄弟である。
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20世紀初頭には、フォードのほか、キャディラック、ピアスアロー、ビュイックなど自動車メーカーがさらに増えていた中、1908年にフォード・モーターカンパニーはベルトコンベアによる製造ラインと流れ作業を導入し、生産スピードの飛躍的向上とコストダウンを果たしたモデルTを発表。
これにより自動車が富裕層のものから大衆のものへと変わっていった、エポックメイキングなクルマである。モデルTが黒一色であるのは、早く乾燥する色であったからという逸話は有名である。
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1930年代、ビッグスリーの時代に。FORD V8を発表。
1930年代に入ると、ビッグ3と呼ばれる大量生産体制の整ったメーカーによる買収が進み、3社がシェアを独占する時代に。フォードにおいては、1922年にリンカーンを買収し、自社の高級車ブランドとした他、1938年にはマーキュリー、1958年にエドセルと自社内ブランドを立ち上げている。
同じ時期、GMはシボレーからキャディラックまで自社内に豊富なブランドを持ち、それぞれの所得層にあったブランドを展開。また現在のオートローンをいち早く自社内で行うなど、消費者のニーズに応える戦略で人気を博していた。クライスラーは、4輪油圧ブレーキやパワーステアリングなどを他2社に比べていち早く導入し、技術面でフォードやGMをリードしていた。
一方、1927年までモデルTのさらなる低価格化と量産化に専念していたフォードは、他社に遅れを取ったがモデルTの製造を停止、モデルAを経て、1932年にサイドバルブ式V8エンジンを搭載したFORD V8を発売。同時に発売した直列4気筒エンジン搭載のモデルBと比べてたった10ドルしか値段が高くないとあって、モデルBの倍以上が売れたと云われている。またボディバリエーションも豊富で、フォードは瞬く間にこれまで購買層とは思われていなかった平均所得の中間層をユーザーに取り込むことに成功したのだ。
第二次世界大戦中には軍用車で成長。戦後はマッスルカーも登場!
1930年代後半、第二次世界大戦が勃発し、軍備拡大が優先されるようになると、乗用車の新規開発は中止され、車両の販売も制限される。ビッグ3も例外に漏れず、軍用車などの製造をすることとなるが、いずれのメーカーも戦争中の軍事車両製造で業績を伸ばし、さらに戦後は帰還兵による特需もあり、1940年代後半にビッグ3を中心に売り上げを伸ばしている。
第二次世界大戦最中に、アメリカ陸軍から自動車メーカー135社が軍用車の開発が要請されるが、厳しい基準によりその要請に応じたのは、アメリカン・バンタム(以下「バンタム」)、ウィリス・オーバーランド(以下「ウィリス」)、そしてフォードのたった3社、しかもその中で実際にプロトタイプを製造できたのはバンタム社のみという状況だった。
ところが経営不振に喘いでいたバンタム社には大量生産を行なえるほどの設備がなかったため、結局バンタムの基本設計に改良を加えたプロトタイプをもとに3社が改めてプロトタイプを製作し、最終的にウィリスの案が採用される。
さらに生産能力確保のためフォードもウィリスの設計書をもとに車両を生産を要請され、1941年にフォードGPWの製造を行った(ウィリスMBとは同型車両になる)。ちなみにバンタムは大型車両製造を任され、このプロジェクトから外れており、ウィリスと2社で64万台以上が製造され、各地で大活躍した。
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その後、戦後になると好景気によって、アメリカ車はグレードも増え、ますます装備が豪華になっていく。さらにそれまで基本の車体にフェンダーが備わるスタイルだったボディが、ストリームドデザインと呼ばれる、フェンダーが一体化した全く新しいボディデザインへとシフトしていくこととなる。
ビッグ3でいち早くこのボディスタイルを実現したのが他ならぬフォードだ。フォード、マーキュリー、リンカーンの各モデルは1949年のモデルチェンジから一斉にフェンダー一体のシンプルなボディを採用。今となっては当たり前のシンプルなボディは当時としては画期的な進化だったのだ。特に’49年、’50年、’51年のフォードはシューボックスと呼ばれ、今でも人気のある年式となっている。
1950年代に入るとさらに車体もデザイナーによる流麗でゴージャスなデザインを次々と発表。オートマチックやパワーステアリング、クルーズコントロールといった贅沢装備も1950年代に大きく進化を遂げている。1950年代後半にはビッグ3の主だったクルマにV8エンジンが搭載され、「アメリカ車=パワフルなV8を搭載したクルマ」というのが一般的になっていく。
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現代でマッスルカーと呼ばれるパワフルなクルマが登場するのも’60年代に入ってからの特徴。排気量はどんどん拡大し、あらゆる車種でハイパワー版エンジンがオプションで選択できるようになる。このパワー競争は、’70年代のオイルショックまで続くこととなる。
戦後の好景気に支えられ、自動車の進化はアメリカを中心に前に進む時代が長らく続いたが、ベトナム戦争やオイルショックによる国内の疲弊、日本やヨーロッパ製の自動車の台頭によって、1970年代の後半になると世界の自動車の勢力図は大きく変わっていくことになる。そして、2008年のリーマン・ショックをきっかけに、GM、クライスラーは経営破綻し、業務統合やブランドの集約などさらにビッグ3を取り巻く環境は変化。2016年にフォードは日本から撤退したのである。
フォードにはどんなブランドがある?
フォードのブランドとしては大衆車の「フォード」のほか、1922年に買収したハイエンド向け「リンカーン」、独自に立ち上げたブランドとして1938年誕生の「マーキュリー」、1958年誕生の「エドセル」があった。
現在もフォードのブランドとして残っているのはフォードとリンカーンのふたつ。マーキュリーもエドセルもフォードとリンカーンの中間層を狙って開発されたが、エドセルは不況やデザインなどを理由に人気を獲得できず1960年には姿を消している。マーキュリーも1960年代には「クーガ」が人気を博すなどしたが、その後はミドル向けとしての独自性を出すことができず低迷。2011年にブランドは廃止された。
このほかに、1985年から1989年まで、ヨーロッパフォードが開発したクルマを北米で輸入販売した「メルクール」というブランドもかつて存在していた。
現在もあるブランド「FORD(フォード)」「LINCOLN(リンカーン)」
ヘンリー・フォードが創業したフォードは、リンカーンを買収し、自社内のブランドであるマーキュリーとあわせてミドル〜ハイエンド向けを担当させると、フォードブランドは一貫してローエンド向け大衆モデルを担当し続けている。モデルTの製造を続ける間、販売拠点の拡充に務め、一時は全米シェアの50%を占める大会社となったこともある。
リンカーンは1917年にキャディラック創業者のひとり、ヘンリー・リーランドによって設立され、第一次大戦前は航空機用エンジンを製造していた。その後1920年に高級自動車リンカーンモデルLを製造するが、経営はふるわず、1922年にフォードに買収されてしまう。合併後もフォード内で高級車ブランドとして現在も存続している。
かつてあったブランド「MERCURY(マーキュリー)」
1930年代のフォードには、大衆向けのフォードと高級ブランドであるリンカーンしか存在しなかった。そこで1938年に両ブランドを埋める中級カテゴリーとして誕生したブランドだ。多くのクルマはフォードの兄弟車として大型エンジンや豪華な装飾を備えていた。2011年のグランドマーキーを最後にブランドは消滅している。短命に終わった「エドセル」「メルクール」に比べ、73年も続いたブランドであった。
現在、新車で手に入るフォードブランドにはどんなクルマがある? 日本で手に入れるには?
2016年に日本から撤退してしまったフォードだが、旧正規ディーラーのなかにはフォード認定サービスディーラーとして現在も新車・中古車販売、メインテナンスを行っている店舗が日本全国にあるため、並行輸入で手にすることが可能だ。
現在フォードブランドからは、人気のSUV、CUVをはじめ、マッスルカー(スポーツカー)、セダン、ピックアップトラック、商用バン、コンパクトカーなどさまざまなタイプのクルマが販売されている。
特に根強い人気を集めているのが、SUVの「EXPLORER(エクスプローラー)」、マッスルカーの「MUSTANG(マスタング)」、そして2021年に25年ぶりに復活する元祖SUV「BRONCO(ブロンコ)」の3車種。特にブロンコは、1966年に登場しコンパクトな車体やカラフルなカラーリングは、日本でも高い人気を誇った。初期型は「アーリーブロンコ」と呼ばれ親しまれており、今後新型ブロンコの登場で再注目されそうだ。
SUV・CUV部門を代表する「EXPLORER(エクスプローラー)」と「BRONCO(ブロンコ)」。
フォードから出ているSUV・CUVジャンルのクルマの中で、長らく人気を集めてきたのが「EXPLORER(エクスプローラー)」だろう。1990年にフォード ブロンコIIの後継として登場し、現在のモデルは2019年に登場した6代目のU625型である。2020年モデルでは、パワーアップしたエンジンと新しくなった後輪駆動システムで、けん引や悪路など、よりタフな走行が可能になっている。
ちなみに、現在フォードから出ているSUV・CUVはエクスプローラーのほかに、人気を二分するコンパクトSUV「ESCAPE(エスケープ)」、エクスプローラーとエスケープの中間のミドルサイズCUV「EDGE(エッジ)」、エスケープより小型でフォード最小CUVの「ECOSPORT(エコスポーツ)」、フルサイズSUVの「EXPEDITION(エクスペディション)」などがある。
そして、2021年ついに復活するのが元祖SUV「BRONCO(ブロンコ)」だ。
本来悪路を駆け抜けるために生まれた四輪駆動車を、おしゃれに街で乗るという文化を作ったのは間違いなくアメリカであり、フォードにとって最初のSUVがこのブロンコだ。1965年8月、ジープ「CJ-5」やインターナショナル「スカウト」など、当時急成長を遂げていた4WD市場にフォードが満を持して投入され、1966年から1977年までに生産された初代モデルは、アーリーブロンコとして今でも愛されている。
サイズは、長さ3863×幅1755×高さ1809㎜と後年サイズが大きくなっていったブロンコに比べて小型である。それでいてエンジンはV型8気筒、排気量302cid(約5L)とパワフルな走りが魅力であった。
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マッスルカー(スポーツカー)代表!“ポニーカー”「MUSTANG(マスタング)」。
1964年のニューヨーク万博で若者をターゲットとして発表されたフォード・マスタング。スポーティな外観と高い性能を持つミドルクラスクーペのマスタングは、ポニーカーと呼ばれ大きなムーブメントを生み出した。乗用車からピックアップトラック、商用バンまで幅広く展開するフォードにあって、マスタングは現在もスポーツカー(マッスルカー)の代名詞である。
マスタング生誕50周年となる2014年に合わせてデビューを飾った6代目モデルは、時代の流れに対応すべく、すでにエクスプローラーなどに導入されていた4気筒のエコブーストエンジンを搭載。またシリーズ初となる右ハンドルが設定されたが、フォードジャパンの撤退によって、日本導入は幻となってしまった。
現在、ファストバック、コンバーチブル(オープンカー)、シェルビー(コンプリートカー)にそれぞれエコブーストとGTのグレードが選べるラインナップで展開されている。エコブーストは2.3L 4気筒エンジンであるのに対し、GTは5.0L V8エンジンなので、厳密にはマッスルカーと呼べるのはV8エンジンを搭載したGTグレード、となる。
シェルビーGT350、350Rになるとさらにパワーアップさせた5.2L V8エンジンが搭載されており、さらに上のグレード、シェルビーGT500は5.2LスーパーチャージャーV型8気筒エンジン搭載760馬力と、最高モデルとなっている。
現在のフォードを支えるピックアップトラック「Fシリーズ」。
フォードのバン・トラック部門には「RANGER(レンジャー)」「TRANSIT CONNECT(トランジットコネクト)」「 F-150」「SUPER DUTY(スーパーデューティ)」「TRANSIT(トランジット)」の5車種がラインナップされている。
「TRANSIT(トランジット)」は、フォードがGM、クライスラーに先駆けてデビューさせた、キャブオーバーレイアウトのワンボックスバン「エコノライン」の後継モデルにあたるフルサイズバンである。1980年以降はアメリカのフルサイズバンで最大のシェアを持ち、2014年の生産終了まで58年にわたって製造された、フォードで第二位のロングセラーモデルだ。2001年からはEシリーズと名前を変えていた。
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現在生産されているアメリカのフルサイズバンといえば、このエコノラインの血を引くフォードのトランジットか、シボレー・エクスプレスのみ。1990年代には日本でも一時代を築いたジャンルだけに、アメリカ車ファンとしては寂しい限り。フォードのバンにはフルサイズバンのトランジットのほかに、ミニバンの「TRANSIT CONNECT(トランジットコネクト)」がある。
さてバンを取り上げたところで、アメリカで不動の人気を誇るのがSUVと並びピックアップトラックである。
フォードからは、ミドルサイズピックアップ「RANGER(レンジャー)」、もっともスタンダードなフルサイズピックアップ「 F-150(Fシリーズ)」、F-150よりさらに大きい「SUPER DUTY(スーパーデューティ)」が発売されている。
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特に、「F-150」はアメリカ市場においてトップに君臨し続けているフォードの屋台骨を支える存在で、年間90万台近くを売り上げ、アメリカでもっとも売れているモデルである。フォードがSUVやCUVなど、ほかの車種が苦戦するなか好調を維持できているのは、F-150あってのことなのだ。
キャンパーベースとしても注目のピックアップ「F250」。
そして、1999年以降、FシリーズのF-150より大きなサイズF-250、F-350、F-450、F-550が独立する形で誕生したのが「SUPER DUTY(スーパーデューティ)」で、ピックアップトラックとしてだけでなく、キャンピングカーのベースとしてもアメリカでは人気を集めている。
写真はフォードEシリーズをコンバージョンしたキャンピングカー。上がE-350、下はE-450で現在最もポピュラーで流通量が多いクラスCに該当。国内ではキャブコンバージョンと呼ばれ、キャブ付きシャシーやSUV、ワンボックスなどの前半部分に、架装メーカーが製作したキャビンを搭載したもの。フォードのエコノライン(Eシリーズ)やダッジラム、VWユーロバン、フィアットなどがポピュラー。後部のスペースが広くレイアウトの自由度も高い。
ちなみに、バンやワゴンをベースに架装メーカーが改造したもので、ルーフ以外はオリジナルのボディ形状を残しているのがクラスBで、クラスCより大きなものをクラスAと呼ぶ。
そして、Eシリーズをベースとしたキャンピングカーと同じく人気なのが、こちらのピックアップトラックにシェルを乗せたトラックキャンパーという代物。取材車は、ホイールキャップまでオリジナルという非常に程度の良いフォードF250にアメリカ製のシェルを搭載した何とも味のある一台。
シェルは簡単に取り外すことが可能で、ピックアップトラックとして普段は使用し、週末はトラックキャンパーとして使えるのが魅力。シェルには様々なサイズがあるので、F-350、F-450に乗せることも可能だ。
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フォードのクラシックカーはホットロッドカルチャーに欠かせない存在。
第二次世界大戦以前、ヨーロッパではすでにスポーツカーが市販されていたのに対し、1954年にシボレー・コルベットが登場するまで、アメリカではスポーツカーが市販されていなかった。つまり戦前のアメリカにはスポーツカーは存在していなかったのだ。
だが、1930年代からカリフォルニアのドライレイクではスピードトライアルが盛んに行われていて、このレースに出場していたのは基本的にお金がない若いガレージビルダーたち。それだけに安価で手に入る旧い中古車をベースに、エンジンをホップアップ(いわゆるチューニング)したり、フェンダーなどの不要なパーツや装飾品を取り外してボディを軽量化し、スピードを競い合った。
これが戦後のカリフォルニアを中心に盛んになっていったホットロッドのルーツであり、端的に言えば、大衆車を改造して速くしたのがホットロッドであり、これこそが戦前にアメリカ人が生み出したスポーツカー・カルチャーというわけだ。
当時、大衆車の代表で爆発的に売れたモデルTやモデルAなどのフォード車は、当然ながら中古車として出回る台数も多く、10代の若者でも安く手に入れることができたため、ホットロッドといえばフォードという図式ができた。つまり戦前のアメリカでは、大衆車だったフォードがスポーツカーだったというわけだ。
こうしてホットロッド・カルチャーは徐々に盛り上がり、次第にパーツメーカーというものが登場。エンジンを高性能化するためのアフターマーケット・パーツが市販されるようになり、’40年代から数々のパーツがリリースされた。
そして半世紀以上経った今でも、このホットロッドというカルチャーは生き続け、アメリカはもちろん世界中で愛されている。もちろん日本も同様で、ホットロッドがホビーとして確立している。
▼ホットロッドを実際に見てみよう!
2018年、フォードから「セダン」が消えた?
ここまでSUVやピックアップトラックなどフォードの屋台骨を支える車種を紹介してきたが、セダンタイプの車種の話が出てこなかったのもそのはず、2018年、フォードは北米市場におけるセダンの販売から撤退することを発表したのだ。
主力であったフュージョンをはじめ、トーラス、フォーカス、フィエスタといったセダン車は廃止し、中国で生産するフォーカスアクティブとスポーツカーのマスタングのみ……となるはずだったが、中国との貿易摩擦によりフォーカスアクティブの北米展開がとん挫したため、今後展開されるセダンタイプはマスタングのみとなる見込みだ。
時代の変化とともに、SUV、CUV、ピックアップトラックへの注力に舵を切ったフォード。今後の展開にも注目だ。
▼その昔、4ドアセダンも展開していたマッスルカーについても押さえよう!
(出典/「Lightning 2020年2月号 Vol.310」「別冊Lightning Vol.165 VINTAGE CARS」「Lightning 2015年9月号 Vol.257」「別冊Lightning Vol.168 キャンパースタイル」)
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