書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX1600

iPhone 15 Proを買って乗り換えた。データ移行は、いつの間にか、さらに便利に!

  • 2024.01.05

いつも、新型iPhoneのレポートをしているけれど、取材時には自分の環境をフルに移行しているわけではない。そうすると、時間もかかるし、個人情報が表示されすぎて、写真も撮りにくいからだ。iPhoneは毎年買ってるが、これまではMacやiCloud経由で移行していた。しかし、今年『iPhoneから直接転送』という機能を使ってみたら、さらに便利になっていた。

チェックポイントを挙げたつもりだったが

先日、ようやくiPhone 15 Proを買ったというお話をした。その際、データの移行が非常に簡単だったので、そのお話をしておこう。例年はバックアップから復元していたのだが、今回『iPhoneから直接転送』したら、すこぶる便利だったのだ。

遅ればせながら、iPhone 15 Proを買った

遅ればせながら、iPhone 15 Proを買った

2023年12月26日

アップルが古いiPhoneを3万6000円で買い取ってくれた

アップルが古いiPhoneを3万6000円で買い取ってくれた

2023年12月26日

上のレポートにも、
 ・Apple Watchの連携の移行
 ・Suicaの移行
 ・LINEの移行
 ・ゲーム(ドラクエウォーク)のデータの移行
に気をつけなければ……と書いていたのだが、結論からいうと、そこに注意する必要も特になかった。

iPhoneからiPhoneへ、直接のデータ移行が便利

(以下、一部の写真は、プライベートの移行だし、いいかと思って実際の移行時に撮っていなかったので、別のiPhoneで再現して撮ったもの)

まず、新しいiPhone 15 Proに、移行元のこれまで使っていたiPhoneを近づける。すると、古いiPhoneが、新しいiPhoneが近くにあることを感知し、「このアカウントを移行しますか?」とのメッセージを表示する。おそらくこれはBluetoothやUWBを利用して、近くにあるiPhoneを特定しているものと思われる。

『続ける』をタップすると、移行のプロセスが始まる。

今度は、物理的にそれぞれのiPhoneを特定するために、新しいiPhoneに表示さている球状のドットの集団を古いカメラで撮る。これで近くにある別のiPhoneへ移行してしまうことを防ぐというわけだ。

続いて、データの転送についての選択肢が表示される。

『iCloudからダウンロード』『iPhoneから転送』『その他のオプション』が表示されるが、今回は『iPhoneから転送』を選んだ。

これがとても便利だった。

転送すれば、ほとんど手間はかからない

『iPhoneから転送』を選ぶとデータ転送が始まる。

200GBあまりのデータ量だった筆者のiPhoneの場合、2時間ぐらいだったように思う。とはいえ、アプリはウェブからダウンロードされるようだし、実質的にiPhone同士で転送されるデータはもっと少ないように思う。

けっこうこの間のバッテリーの消耗は速いので、注意すること。

筆者はなにげなく始めてしまったので、どちらもiPhoneのバッテリー残量が半分ほどだったため、あわてて両機を電源に接続した。

データ転送中にバッテリーが切れたりすると、重大なトラブルを引き起こしそうだ(もしかしたら、このあたりも古い常識で、いまならバッテリー切れの直前に適切に転送をストップし、電源に繋ぐと再び続きの転送を始める……というような素敵なシステムがあったりするのかもしれないが、その有無を確かめる勇気はなかった)。

転送が終わったら、転送元のiPhone 14 Proのデータを消去するかどうかを聞かれる。

もし、新しいiPhoneが上手く動かなかった時のために、念のために筆者は消さずにいたが、iPhoneがこう聞いてくるぐらいだから、消してしまってもいいのかもしれない。

これでほぼ、移行は完了。

筆者はIIJの契約なので、物理SIMだが、eSIMだったら、『eSIMクイック転送』という仕組みで、電話番号の移行も簡単らしい。

前回iCloud経由で移行した時に、手動で移行が必要だったApple Watchとのペアリングも『ペアリングを新しいiPhoneに変更しますか?』とメッセージが表示され、『はい』をタップするとペアリング元が変更された。Apple Watchに入れてある、クレジットカードや、Suicaについても、何もしなくても従来通り使える。

iPhone内のクレジットカードやSuicaも、新しいiPhoneに自動で転送されていた。これは以前、iCloud経由での移行の時にはできなかったことだ。

LINEも、新しいiPhoneでのログインは必要だったが、会話記録や写真は転送されていた。

また、ドラクエウォークも新しいiPhoneで、そのままプレイできた。

つまり、前回の記事で、『注意しなければ』と書いた

 ・Apple Watchの連携の移行
 ・Suicaの移行
 ・LINEの移行
 ・ゲーム(ドラクエウォーク)のデータの移行

はすべて、『iPhoneから直接転送』だと(ほぼ)気にしなくても大丈夫ということだ。便利になったものだ。

なお、データのコピーが完了しても、アプリに関してはしばらくインターネットからのダウンロードが続いていた。

また、その日1日中、iPhoneは少し熱かったし、動作にひっかりがあったので、バックグラウンドでデータの整理、最適化などを行っているのかもしれない。

よくネットで
『新しいiPhoneを買ったけど動作が重い』
『熱い』
『バッテリーの減りが速い』
というような書き込みを見るが、データ移行直後はこういう症状が現われることがあるので、覚えておきたい。アプリのダウンロードなども行われるので、できればWi-Fiの環境下にいた方がいいだろう。

(村上タクタ)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部