今回は、大好きなJOE COOLのヴィンテージTeeは結構な数を所有。最近高騰したヴィンテージのミッキーTeeに続き、JOE COOLも……とちょっと期待している編集部随一の古着通・ランボルギーニ三浦がお届け!
FREEWAYのアップサイクルプロジェクト
お気に入りのプリントTシャツなのに、サイズが合わなくて着られない。そんな悩みは意外と多い。ヴィンテージのプリントTシャツはカッコいいけど、サイズが小さいので所有しているだけとか、子供のお気に入りTシャツがサイズアウトしたけど、それをその子がまだ着たがって困っている、という子育て世代も多いはず。かくいう私もそのひとりだ。
そんなTシャツをいま欲しいサイズに再生するという夢のようなプロジェクトが、札幌の人気セレクトショップ、フリーウェイによって始まる。その名も、『アップサイクルプロジェクト』。簡単に言うと、新たなボディを使って好みのサイズ感に再生するというもの。
単なるプリントの移植ではなく、きちんとした製品へ、誇りを持って再生させるという真摯な取り組みだ。だからこそ、様々な要望にもできる限り応えてくれるそう。今回私は、大好きなJOE COOLの’80年代初頭のフロッキープリントTシャツを、ゆったりめのLサイズにしてほしいとオーダー。
40代半ばのオッサンが着るので、なるべく大人っぽく仕上げたく、ボディカラーはできる限り同色にしたいとお願いした(もちろん2トーンの切り替えも可能)。それから約2週間。その仕上がりは、想像を超えるものだった。金額的には安くないかもしれない。しかし、大切なTシャツをきちんと着られるようにきっちりと再生してもらう対価としては、決して高くないと思う。
特に一点モノとしての価値が高いヴィンテージや思い出の詰まったTシャツは、まさにプライスレスな存在。それが希望サイズで再生されるのだから、こんなに嬉しいことはないのだ。
【問い合わせ】
FREEWAY
TEL011-521-1311
https://www.freewayjapan.com
(出典/「Lightning 2021年9月号 Vol.329」)
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