書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

アップルが古いiPhoneを3万6000円で買い取ってくれた

新しいiPhone 15 Proを買った時に、古いiPhoneを買い取ってもらった。その時の様子をレポートしよう。

手間が少なく、心理的ストレスが少ないのもメリット

先日、iPhone 15 Proを購入したことをレポートした。その時に、『古いiPhoneをアップルに買い取ってもらった』と書いたのだが、その詳細についてレポートしておこう。

遅ればせながら、iPhone 15 Proを買った

遅ればせながら、iPhone 15 Proを買った

2025年10月27日

これはApple Trade Inという仕組みで、購入時にアップル自体がiPhoneを下取りしてくれるというもの。手間もかからないし、多少キズが付いたiPhoneでも問題ないし、それなりに損をしない価格で引き取ってくれるのが嬉しい。

もちろん、下取りストアとやり取りすれば、もう少し高く買い取ってくれるかもしれないが、「サイトにはいい値段が書いてあったのに、実際には細いチェックが入って減額された」というようなやり取りをして、心理的にストレスを感じるよりは、手間と心理的ストレスなしに引き取ってもらえることを優先した。

前回の記事でも説明したが、筆者が1年使ってから家族(娘)に譲り、3年間使ったもの。いろんな記事にも登場したし、海外留学をしていた娘の生活を支えてくれたiPhoneではあるが、昨今の高価な新型iPhoneを買うために、足しになるなら……と売却することにした。

もともと、古いデバイスは手元に取って置きたいタイプなのだが、初代〜5sぐらいまではともかく、それ以降のものは中古も容易に入手できるし、取っておく必要性も高くないと判断(ともあれ、先立つものが大事だったりもするw)。

モノはこちらのiPhone 11 Pro。ご覧のように、4年間使ったとは思えないほどの美品だ。私は撮影に使うから慎重に扱うクセがあるが、娘も大事に使ってくれたようだ。

よく見ると、ガラス面に細かなコーティングに対するキズなどはあるが、ほぼ美品といってもいいと思う。iPhoneケースは使ってきたが、ガラス面保護フィルムは使っていない。

免許証などで個人認証が必要


iPhoneを買って、次に買い取りのプロセスに進むと、個人認証のために免許証やパスポートの画像を送り、ピックアップのタイミングなどを設定することになる。盗品だったりしたら困るから、当然のプロセスだろう。途中『下取りパートナー業者』との連携が悪かったのか、先のステップのサイトが表示されず、プロセスを進められないタイミングがあったが、1〜2日待ったら表示されるようになった。

3万6000円という価格は、割と初期から表示されて、キズや不具合がない限り変わらないので、ざっくり買い取り価格を決めて、それでプロセスをシンプルにしているようだ。逆にいうと、今回のようにキズのないiPhoneだと、一般的な買取業者の方が良い値段で買い取ってくれたかもしない。まぁ、手間とストレスが減ったということで、良しとしよう。

ヤマト運輸の方が梱包資材を持って自宅に

指定日時になると、ヤマト運輸の方が来て、iPhoneを梱包して持って帰ってくれた。

そうそう、Apple Trade Inの場合、パッケージや電源ケーブル、アダプターなども不要。裸でそのまま渡せばいい。玄関で箱の中でフローティングマウントされるようなパッケージに入れて、持って帰ってくれた。

ケーブルや、電源アダプター、箱が不要というのは気楽でいい。たぶん、リユースするにしてもアップルは新品を用意できるのだろう。ちまたの情報によると、空箱はメルカリで売ったりもできるらしい(中古で販売する人が使うとのこと)。

あと、念のために書いておくが、初期化はもちろん、SIMを抜くのもお忘れなく。

アップルがこの価格で、iPhoneを引き取れる理由

買い取ったiPhoneは、発展途上国などで安価なリユース品として販売されることもあるし、アップルで分解して、次のiPhoneの部品に生まれ変わることもある。

アップルは、Trade Inで受け取ったiPhoneをデイジー(もしくはその後継機)に分解させて、次のiPhoneなどアップル製品での再生原料として活用する。

雑多な製品を一緒に回収すると破壊して粉々の粉末にしてリサイクルするしかないが、機種の限られているiPhoneだから、組み立ての逆行程をロボットに辿らせて分解できる。

これにより、アルミニウムやステンレスのボディ、ガラス、希土類……などそれぞれの素材をなるべく無駄なく回収することができる。

現在ではアップルは希土類(いわゆるレアアース)の45%を再生素材から取り出しているし、スズは30%、コバルト13%、金や銅さえも再生素材から取り出している。

分解分別した1トンのiPhoneの部品から、通常の鉱石2000トンから取れる量に匹敵する金や銅が回収できるというのだからすごい。

(上記はいずれも2021年の発表値なので、現在ではもっと増えていると思われる)

アップルが古いiPhoneを高値で買ってくれるのは、背後にこういうリサイクルにおけるイノベーションを行っているからでもある。

アップル製品を買い、古い製品をApple Trade Inに出すというのは、環境への負担を減らそうというアップルのアクションに協力するということでもあるのだ。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

上野・アメ横の老舗、中田商店のオリジナル革ジャン「モーガン・メンフィスベル」の凄み。

  • 2025.12.04

ミリタリーの老舗、中田商店が手掛けるオリジナルブランド、「MORGAN MEMPHIS BELLE(モーガン・メンフィスベル)」。その新作の情報が届いたぞ。定番のアメリカ軍のフライトジャケットから、ユーロミリタリーまで、レザーラバー垂涎のモデルをラインナップしているのだ。今回は、そんな新作を見ていこ...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

Pick Up おすすめ記事

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

2025年秋冬、「ジェラード」から厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来!!

  • 2025.12.12

2025年秋冬、ジェラードらしいネイティブアメリカン、ミリタリー、クラシックなワークウエアなど、厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来。Lightningがその中からおすすめアイテムを厳選して紹介する。 Salem Coat [Lot No_AG12420] 6年ぶりのリリー...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...