アメリカ陸軍の主要なミリタリーアウターの変遷。【1910~1970年代】
20世紀初頭まではクラシックな装いが中心だがアウターの種類は少なく、第二次世界大戦を機に、使用用途に合わせてデザインのバリエーションは一機に幅広く発展していく。
1910年代 米陸軍の軍服にチュニックジャケットが使われる

1910年代 米陸軍は作業用衣服にデニム素材のプルオーバージャケットを採用

1914年 第一次世界大戦勃発
1918年 第一次世界大戦終結
1938年 M-38マッキーノコート(通称ジープコート)を米陸軍が採用

1938年 M-38フィールドジャケットが誕生

1939年 第二次世界大戦勃発
1941年 M-41フィールドジャケットを新型の全軍統一装備として採用

1941年 米陸軍山岳部隊が結成され特別なマウンテンジャケットが支給される

1941年 雪上での迷彩効果を狙ったリバーシブル仕様のスノーパーカを採用

1941年 戦車部隊の冬季用衣料としてタンカースジャケットを開発

1942年 米陸軍空挺部隊にM-42ジャンプジャケットが採用される

1943年 米陸軍は先進のオールコンディションジャケットとしてM-43フィールドジャケットを採用

1945年 第二次世界大戦終結
1947年 防寒用コットンアウターであるM-47パーカが開発される

1940年代後半 EX-48やEX-50など極寒地用シェルパーカの実験用(エクスペリメンタル)モデルを使い、米軍が所有する南極の試験場などでテストを行う

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