高円寺にある、地元で愛される珈琲店「コーヒー アンブ ザ ロースター」。

  • 2024.02.29

高円寺のルック商店街の一角にあるロースタリーは、高円寺の地元住民ならお馴染みのビーンズショップ「コーヒー アンプ ロースター」。完全に豆売り、テイクアウトに特化したショップだ。フジローヤルの直火式焙煎機で焼かれるコーヒー豆は、 浅煎りから深煎りまでバランスよく揃え、老若男女に親しまれている。

音を増幅させるようにコーヒー文化を広げたい。

鉄枠のガラス窓越しに、コーヒー豆の焙煎風景が覗き見られる。透明性のあるロースタリーだからこそ安心してコーヒーが飲める

元々バリスタとして活躍していた江木寛之さんがロースタリーを志したのは14年前。シアトルに滞在した際に、独自のコーヒー文化の洗礼を受けた。ショップインロースタリーの店舗が溢れ、早朝から街の住人でにぎわう。コーヒーが日常にある街。

「そんな風景は日本ではなかったし、僕らもカフェではなくビーンズショップをやりたいなと。地元に密着した気軽に買えるスペシャリティコーヒー店を」

そんな想いの中スタートしたのが2010年。店名のAMPは、ギターなどの音を増幅させるアンプから。コーヒーの魅力をこの場所で増幅させたいと思いを込めた。

創業時から二人三脚で運営してきた江木ご夫妻。奥さまは特に生まれも育ちも高円寺ということもあり、家族ぐるみのお付き合いのあるお客さんも多いそうだ

最初はカフェっぽさも残していたが、8年前の改装を機に咳も排除し、完全に豆売り、テイクアウトに特化。フロアの奥半分は焙煎機が置かれたロースタリー。お客さんが待つ空間も広めにとっている。

「高円寺という場所柄、ベビーカーも多いですしゆったりしたスペースに。豆にはそれぞれストーリーがあるので、居心地のよい空間でじっくり豆を選んでほしい」

随所にインダストリアルなランプやテーブルを配置して骨太なロースターらしさを演出

13年前に始めた頃カップルの常連客が結婚し、やがて子供が授かる。日々変わっていく日常の中で、コーヒーの美味しさだけは変わらないことに幸せを感じている。

カフェスペースはないものの、店内は広々。「ベビーカーでいらっしゃる方もいるので、取り回しがきくように」
丁寧なハンドドリップが評判。時間がない人にはフレンチプレスで用意しておいたクイックカップがおすすめ
焙煎機は国産のフジローヤル直火式の3kg釜。月桂樹の刻印がトレードマーク
立体タイポは、店内のものをかき集めればAMPになる……はず!?

人気のコーヒー豆を紹介!

[豆の種類]
シングルオリジン 7種類
ブレンド 2種類
物語のあるコーヒー豆を信頼しているインポータから厳選

[抽出方法]
ペーパー/エスプレッソ

[焙煎機]
フジローヤル/直火式/3kg

【シングルオリジン】スマトラ タノ・バタック

マンデリンの名で親しまれているスマトラコーヒー。どっしりとした飲み応え。ハーブ系の風味にチョコレート、バターのような触感。リントン地区のスペシャルロット。

300g2500
産地:インドネシア
焙煎:深煎り
精製方法:スマトラ式
香り:ハーブ/スパイス
酸味:舌支え程度
コク:バター
後味:クリーミー

DATA
COFFEE AMP THE ROASTER(コーヒー アンプ ロースター)
住所:東京都杉並区高円寺南2-20-13 コアビル102
連絡先:TEL03-5929-9587
営業時間:火曜~日曜11:0018:00
定休日:月曜、第2日曜
駐車場 : なし
公式HP : http://www.coffee-amp.com/
SNS : Instagram@coffee_amp、Facebook@coffeeamp
席数:なし
ホールセール:あり
豆販売:あり
豆通販:あり
テイクアウト:あり
デカフェ:なし
ドリップバッグ:あり
セミナー:なし
器具販売:あり

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.215「東京コーヒーロースターズ」

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部