Lightning編集部が選ぶ! 最新インポートバイクインプレッション。

国産バイクも素晴らしいが、キャラクターという面ではやはり輸入バイクが頭ひとつ抜き出ている。数多くの海外メーカーのバイクに乗ることができる日本だが、そのラインナップの数に選ぶのにも頭を悩ますところ。今回はライトニング編集部のバイク好き2名が、現在購入できる輸入バイクをセレクション! どれもオススメできる1台だ。

この二人が試乗しました。

サカサモト:かつてハーレー専門誌 !?の編集もしたが、実は根っからのオフロードバイク好き。街乗りはもちろん、ダートや林道走行も楽しむ本格派。

イスカンダル功:旧車のカワサキ空冷四発が大好物だが、ここ最近は最新バイクの乗りやすさに目からウロコ。バイク用途は日帰りツーリング派。

1.強心臓のフラット・トラッカー「Indian Motorcycle FTR S」

1203cc水冷V型2気筒。全長2223㎜・ホイールベース1524㎜・シート高780㎜・乾燥重量218㎏。カラーはホワイトとマルーンの2色。221万9000円〜

フラットトラックレーサーをストリートバイクに再現したインディアンのFTRシリーズ。その中でもこのFTRSは、ストリート用にチューニングされた調整可能な前後ショックとチタン製アクラポビッチを搭載し、17インチホイールを装備したロードゴーイングレーサーだ。

イスカンダル功「バスンバスンと鳴る排気音。見るとアクラポビッチのマフラーじゃないですか。ビッグツインの鼓動感と相成って、脳内からアドレナリンが爆発!」

サカサモト「最新の電子デバイスを搭載しているにも関わらず、そのフィーリングは「これぞ大型バイク」といった感じ。パンチのある排気音も最高です」

モードはスポーツ、スタンダード、レインの3つ。メーターディスプレイはグローブタッチが可能
歯切れのいいサウンドを奏でるチタン製アクラポビッチマフラー

2.新世代の水冷エンジンの鼓動「Harley-Davidson SPORTSTER S」

1252㏄水冷V型2気筒。全長2270㎜・ホイールベース1518㎜・シート高765㎜・車両重量228㎏。カラーはブラック・ホワイト・グリーンの3色。194万8100円〜

水冷V型2気筒エンジン「レボリューションマックス」を搭載した新世代ハーレー。最新の電子デバイスを装備し、キーレスイグニッションシステムやクルーズコントロール、そしてUSB電源も搭載している。純正オプションでミッドコントロールキットも用意される。

イスカンダル功「空冷時代のスポスタに思い入れがないので、素直にカッコいいと思う。スポーツモードでアクセルをガバ開けした時の加速はスリル満点です(汗)」

サカサモト「水冷エンジンだけどハーレーらしさは十分にある。太めのフロントタイヤや右二本出しマフラーなど、すでにカスタムされたような見た目もいい感じ」

低いドラッガースタイル。フォワードコントロールだが、ステップは遠くないので操作に問題はない。17インチダイヤでコーナリングにも優れる
TFTモニターには専用H-Dアプリを通じてナビゲーション機能も利用可能
各装備のコントロールはグリップ周りのボタンで完結する

3.未来が現実に! 電動コミューター「BMW CE 04」

液冷オルタネーター搭載、永久磁石式同期電動機。空冷リチウムイオン高電圧バッテリー。全長2285㎜・全幅885㎜・ホイールベース1675㎜。161万円〜

BMWの電動シティコミューター。最短1時間40分でフル充電が可能で、最大航続距離は130㎞。0-50m加速は2.6秒で、最高速度は120㎞/hとなる。電子式リバースシステム(バック走行)も可能。グリップヒーターやシートヒーター、ETCを標準装備する。

イスカンダル功「走り出した瞬間、思わずニッコリ。嘘じゃなく、これに乗ったら内燃機関のバイクには乗れません。EVバイク、侮れません」

サカサモト「特に期待していなかったけど、これはうれしい裏切り。操作も楽しいし、見た目もクール。完成度が高すぎた。さすがBMW!」

振動や排気音とは無縁の乗り心地。ダイナミック・トラクション・コントロールやオート・スタビリティ・コントロールやABS Proなど安全装備も充実
ディスプレイは画面分割オプションを備えた10.25インチの大型TFT液晶
シートの下部にはヘルメットなどを収納できるユーティリティスペースが用意されている

4.3気筒のスポーツネイキッド「TRIUMPH TRIDENT 660」

イギリスのメーカー、トライアンフのスポーツネイキッド。豊富な低速トルクとパンチのある高回転という3気筒の美味しいところを味わえるエンジン特性をもつ。コーナリングにも優れ、660㏄の排気量をぞんぶんに使いながら、攻めたスポーツライディングが楽しめる。

イスカンダル功「ギュンギュン回るエンジンが実にエモーショナル。インポートモデルだけど値段も手ごろ。これで峠を流したら気持ちいいだろうな〜♪」

サカサモト「3気筒特有のガツンと開けた時に感じる荒っぽいエンジンフィーリングにテンションも上がりっぱなし。他の3気筒モデルも乗ってみたい」

メーターは丸形のTFT液晶。ライディングモードはロードとレインの2種類を装備する
トライアンフのキャラクターでもある並列3気筒エンジン

(出典/「Lightning2022年6月号 Vol.338」)