弊社社内の喫煙室で実際に行われていた密談(というか雑談)をそのまま誌面に載せてしまうという伝説の企画を、WEBでひさびさに復活! 第二回のテーマは「稲妻フェスティバル」。リアルイベントとしては通算17回開催されている、アメカジイベントとしては最大級ショッピングイベントだ。オンラインイベントとしては2020年7月に続き11月末に2回目が開催されたばかりだ。通称“稲フェス”の誕生秘話から歴史を振り返る。
▼第1話・第3話もチェック!
第一回は東京・昭島。お客さんが来てくれるか心配だった。
松島親方(以下松島) まぁ今はこんな状況だから、稲妻フェスティバルもオンライン開催ですよ。まさかオンラインでやる日が来るとはね。
モヒカン小川(以下小川) 紙巻タバコが加熱式タバコに移り行くように、稲フェスも進化するよねー。それにしてもオンラインって凄くね?
松島 オンラインフェスは7月に初めて開催したけど、気持ち的には、前回がテストケースで、今回が稲妻オンラインフェス第1回目って感じだな。
ラーメン小池(以下小池) 実際の稲妻フェスティバルも、公式には2005年10月に東京・昭島で開催したのが第1回目だけど、実はそれ以前にやってるもんね。
松島 横浜のスーパーオートバックスで開催された「みなさまのおかげフェス 横浜」ね。確か2003年。あれが稲フェスのパイロット版みたいなもんだな。
小池 今のライトニング編集部で、すべての稲妻フェスティバルに参加してるのって、俺ら3人だけだね。
小川 今でも覚えてるよ、第1回目の昭島。お客さんが集まってくれるか不安で、前日の夜にみんなで見に行った。
松島 そしたら、徹夜組のお客さんがいたよね、でも実はあれ、全部クレイジーケンバンドの熱狂的なファンだったんだよ。でもさ、フタを開けたら、大勢のお客さんが来てくれたもんなぁ。ホント、嬉しかった!
小池 そういえば、第1回目のゲストって、クレイジーケンバンドだったなー。
小川 で、司会はダチョウ倶楽部のみなさん。とんでもなく豪華だよ。
小池 2回目なんて、ブライアン・セッツァーがゲストだよ。凄くない?
小川 その時のライトニングに載った『喫煙室の密談』が、神回だったんだよね。
松島 いつも神回だよ、失礼な!
小池 あれ、よく覚えてる。「稲フェスにB.S.が来る!」ってやつでしょ? で、みんなでB.S.が誰か当てていくんだよな。ボブ・サップとか……。
小川 馬場正平とかね(笑)。
小池 ばんばしろふみとか、ビートしろしとか(笑)。いねぇよ、そんなやつ。
小川 まぁ、あの回が神回だったのは、ひとえに俺らの会話が面白かったからだね。松島さんのおかげじゃない。
松島 お前ら、いいかげんにしろよ! でもさ、その後の稲フェスの進化が凄かったよね。特にお台場に移ってから。すごい行列が出来ちゃって、最後尾を探して歩いてたら、いつの間にか先頭に着いちゃったんだから。
小池 行列が何周もしてたね。みんながお金を引き出したから、近くのコンビニATMから現金が無くなるっていう伝説も作ったし。
松島 確かにこのコロナ禍だから、オンラインフェスはやむを得ないんだけど、やっぱり実際に会場で開催したいよな。俺たちって、直接読者に会う機会って、ほとんどないじゃない? でもリアル稲フェスには、たくさんの読者が来てくれて、実際に話が出来る。そういう機会って、俺らにとっても大切だよ。
小川 確かにね。稲フェスって、買い物イベントであると同時に、ライトニング読者のオフ会の場でもあるんだよね。アメカジ好きたちが集まって、アメリカンな空気にどっぷり浸かりながら、自慢のアイテムを見せ合ったり、情報交換したり。ああいった場所は、失くしちゃいけないよ。
小池 本当にそう思う。ラジオフライヤーにお子さんやペットを載せて堂々と歩ける場所なんか、稲フェスくらいのもんでしょ。
松島 でも、見方を変えれば、週末が仕事で休めない人にとっては、この稲妻オンラインフェスなら、買い物も楽しめるでしょ? だから、これからはオンラインフェスと、リアル稲フェスを、並行してやっていけたらいいな。
ちなみにモヒカン小川の愛用は……
プルーム・エス 2.0/メビウス・レギュラー・プルーム・エス用
「紙煙草は吸い続けるけど、今時加熱式煙草ももっときたいよね。
▼過去の稲妻フェスティバルの様子をチェック!
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