D.I.Y.通が教える、まずは揃えたい工具6選と基本の使い方。

ライフスタイルが変わり、自宅で過ごす時間が増えている方も多いのではないでしょうか? そんな自宅で過ごす時間を充実させる趣味として、人気なのがD.I.Y.。自分だけでなく、家族と協力して作り上げるのもまた楽しいところ。そんなD.I.Y.をこれから始めたいと考えている人におすすめの道具と使い方を、「Lightning」誌面でもD.I.Y.をレクチャーしてくれている「DIYer(s)」に教えてもらった。

まずは初心者が手に入れたい2つを紹介。

1.電動ドリルドライバー

ネジを留める、穴をあけるはDIYにおいて必ずある工程。この二役をこなすのが電動ドリルドライバーだ。先端に付けるビットも様々用意。

木材用の穴あけビットは、穴のあけ方で各種ある。左から下穴用ビット、座ぼり用ビット、ダボ穴用ビ ット、ボアビット、穴あけビット
ビットは、キーレスチャックを左に回して開け、ビットを差し込み、右に回して締める。ビットが抜けないことを確認しよう
スピード調整ができる変速スイッチを搭載。「1」が低速で「2」が高速。 慣れないうちは、低速側に設定して作業を行おう
ドリルの持ち方は、まっすぐに力いっぱい押しながら、ネジを最後まで締め込む。ぶれないようしっかり押さえるのがコツ

2.サンダー

サンダーとは、ムラなく効率的に材料を研磨する工具。木材を切断したときにできるバリを取ったり、塗装前の下地を整えたりと何かと出番が多い。

ランダムサンダーは、研磨力が高いので、一カ所に留まらないように一定のリズムで動かし続けるのが、 ムラなく磨くコツだ
サンドペーパーは、専用のものを使うのが一般的。パッドの底面に面ファスナーで取り付けるという仕 組みだ。交換も簡単にできる
マウスサンダーは、写真のように先端を使えば、箱や棚の角や入隅もしっかりと磨くことができるというメリットがある
最も手軽に使えるのがGoPakシリー ズ。USBで充電ができ、さらにその充電器はスマホなどにも使えるという優れもの。屋外での作業に適したモデルだ

続いて中級者レベルのD.I.Y.を行うときに必要になってくるものを2つ紹介する。

3.ジグソー

直線はもちろんフリーハンドで曲線を切る作業に適したジグソー。プラスチックや鉄などがカットできるブレードも用意されている

木材、金属、プラスチックなど、 それぞれの素材に対応したブレードがある。木材用にも荒切り用、曲線用などがある
切り始めや途中から切る場合は、木材に当たった状態でスイッチを入れると、木材が暴れるので、少し離してスイッチを入れよう
ブレードは木材よりも下に出るので、 カットする部分が作業台にかからないよう固定する。板が台から出過ぎると作業中、バタつくので注意

4.電動丸ノコ

直線専用のカッティング工具。ノコ刃の直径によって切断できる板の厚みが異なり、大きいほど厚い材料を切断することができる。

たいていの丸ノコは直線最大45度まで刃を傾斜させて切断することができる。額縁などの枠ものの切断に活躍する機能だ
切断するときは、2㎜程あるノコ刃の厚みを考慮して、線を残すくらいの位置で切り進めると、組み立てるときに誤差がでなくなる

最後は上級者になるとあったら便利な2つの工具を紹介。

5.ビスケットジョインナー

ビスケットと呼ばれる木製のチップを使って複数の木材をつなぎ合わせる工具。接合面に、継ぎ手になるビスケットを差し込む溝を掘る。

木材同士を接合するビスケット。ほとんどの機種で使える #0、#10、#20のほか、特定の機種用の小さいサイズも

本体横の赤い印の高さ に溝を掘るので、高さ 調整ネジで材料の厚みの真ん中に印を合わせる。マーキングしたところにも印を合わせる

溝ができた。木工用ボ ンドをたっぷりと溝に入れ、ビスケットを差し込む。つなぎ合わせるもう一方の木材の面にもボンドを塗る

6.トリマー

木材のフチを切削する工具。ビットの形状によって角を切り落とすだけでなく、アンティーク家具のフチのような装飾的な切り出しもできる。

面取りというフチの加工に適したビット。 様々な形状があり、溝彫りや彫り文字など、多彩な加工も可能だ
ベースを材料に密着させ、コロという先端を側面に当てながら、削る速度に合わせて動かすのがポイント
縁取りができた。深く削る形状のときは、 少しずつ数回に分けて削ると、きれいに仕上げることができる

【問い合わせ】
DIYer(s)
https://diyers.co.jp/

ブラックアンドデッカー
https://jp.blackanddecker.global/ja

(出典/「Lightning 2020年7月号 Vol.315」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...