衣替え前に、その革ジャン、カスタム&リペアしてみない?

レザージャケットのセルフカスタムといえば、スタッズ、ペイントが主流だが、カスタム術が王道過ぎて、もっと他人とは異なるカスタムを施したい。そんな人にぴったりなレザーカスタムショップを紹介する。お気に入りの革ジャンを次シーズンはバージョンアップして、新たな気持ちで楽しんでみてはいかがだろうか?

1本のジーンズを解体し、縫い上げることからはじまった「LDFS」に依頼。

ヴィンテージショップが多く建ち並び、世界でも有数の古着スポットとして知られる東京・高円寺。駅から徒歩8 分ほどの場所、環状7号線沿いに館を構えるレザー&デニム製品のフルオーダー専門ショップ「LDFS」がある。

ここでは、レザージャケット、パンツ、デニムのフルオーダーに加え、レザーアイテムのケア、カスタムなども手掛けてくれる。その噂は徐々に広まり、都内だけでなく他県からの来店も多いという。また、ヴィテージファンも通うことで知られ、古着で購入したレザージャケットやアウターのサイズ直し、リペアなど、ショップは常に予約でいっぱいという状況だ。

今回カスタムをお願いしたのは、レザージャケットに着脱式のムートンボアを装備するというもの。ボアが装備されるだけで、保温性がグンと上がり、かつ見た目もガラリと変わる。着脱できるから、気分やスタイルによって変えられる。そんな便利なカスタムなら、やらない手はないでしょう?

保温性が上がるライダースジャケットにカスタム!

Before
After

防風性に長けることからバイカーたちに愛され、ライダースジャケットと呼ばれるようになったが、襟にムートンボアを装備するだけで格段に保温性が上がる。武骨な見た目からゴージャスに変身。カスタム代2万520円(取材時の値段です)。

【ポイント①】スナップボタンで着脱可能なムートン襟。

肌触りの良い上質なムートンをスナップボタンで取り付けることでスタイルに応じて着脱できるのは便利なシステム。襟を立ち上げるだけで保温性、防寒性は明らかに高くなる。

【ポイント②】ムートン襟に加えチンガードも付属。

ブラックのボディカラーに合わせてブラックのムートンで作られた襟。首元からの風の侵入を防ぐためにチンガードも着けられる。

次ページでは、実際のカスタムの手順を紹介。プロと同等は言わないが、自分でリメイクする参考にしてもいいだろう。

この記事を書いた人
モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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