フレンチ・ヴィンテージの眼鏡で、ちょっと洒落た気分になってみない?

  • 2021.11.01  2018.09.28

日本でトップクラスのフレンチヴィンテージ眼鏡の専門店。それがここで紹介する「speakeasy(スピークイージー)」である。豊富な知識と商品量でファッション通を魅了する同店にお邪魔し、 オーナーの山村さんにフレンチヴィンテージ眼鏡のアレコレを教えてもらった。

フレンチ・ヴィンテージ眼鏡専門店「speakeasy(スピークイージー)」。

018

ここ最近、巷ではカラーレンズの眼鏡が流行している。フラットレンズ(平面のレンズ)というのも同様だ。そんなトレンド感のあるカラー&フラットレンズの眼鏡で、いま東京でも話題となっているのが、「guepard」というブランドの眼鏡。これはフランス語で、ギュパールと読む。

昨今ファッション通の間で注目されているフレンチのヴィンテージ眼鏡のデザインや雰囲気を、メイド・イン・ジャパンで具現化しているのが最大の特徴だ。そんなギュパールのプロダクツを監修しているのが、神戸に居を構えるフレンチヴィンテージ眼鏡専門店「speakeasy」の山村さんだ。日本におけるフレンチヴィンテージ眼鏡のパイオニアで、日本で最もそれに精通しているひとりである。

017

店名の「speakeasy(スピークイージー)」とは、1920年代から1930年代にかけての禁酒法時代のアメリカで、お酒を密売していた場所を意味する。2012年にこのお店をオープンしたのだが、その際にこの店名にするためにバーや喫茶店の跡地を探し、念願かなってバーだったこの場所を見つけることができたのだそう。

当時は「ヴィンテージ frame french」というカテゴリーはなかったが、この6年で一気に認知され、現在ではヴィンテージ眼鏡の一大カテゴリーになった。そんな中でも定期的にフランスに足を運び、自身で開拓したルートで上質なものを買い付けている。

アメリカものと違い、着用するだけで洒落た気にさえ感じる。これがフレンチヴィンテージならではの魅力。次の一本をぜひオススメしたい。

▼山村さんがこの道にハマったきっかけの眼鏡についてはこちら!

USAカルチャー通5人が、この道にドップリ浸かるきっかけになったモノが知りたい!

USAカルチャー通5人が、この道にドップリ浸かるきっかけになったモノが知りたい!

2023年02月21日

豊富な在庫を誇る「スピークイージー」だから逸品もこんなに揃う!

016

先にも触れたように「guepard」はフレンチヴィンテージの眼鏡を日本製で具現化した注目ブランド。フレームは5型3色ずつあり、レンズは各6種用意する。各2万5千円

015

これらは1970年代にアングロアメリカンというブランドが作ったもの。販売目的に作られ たものではないため非常にレア。

014

「パリジャン」と呼ばれる正方形に近いウエリントン型。左上から時計回りに1940年代製/9万円、1940年代製/参考商品、1950年代製/6万2千円、1940年代製/13万円、1940年代製/12万円

013

山村さんでもこの1本しか見たことがないという超希少な“アヴァンギャルド系”と呼ばれるフレーム。1940年代製/30万円

012

フレンチのヴィンテージフレームは、繊細なモデルが多いのも特徴。全て1950年代製で、左からパリジャン/4万5千円、パントゥ/6万5千円、クラウンパントゥ/5万3千円

011

パントゥと呼ばれるモデル。いわゆるボストン型フレームだ。上から1950年代製/5万円、1950年代製/5万円、1940年代製/5万3千円

010

クラウンパントゥというフレンチらしいフレーム。左から1950年代製/7万5千円、1950年代製/6万5千円、1940年代製/15万円

009

アンディ・ウォーホルも掛けた写真が残る、世界20本限定のALANMIKLI。1984年製/参考商品

008

貴重なフレンチ・ヴィンテージの眼鏡から、長年の知識をもとにメイドインジャパンで作り上げた「新作」フレンチ・ヴィンテージの眼鏡まで、実に幅広く取り扱っていることがおわかりいただけただろうか。ちょっとおしゃれに見せたい、雰囲気を格上げしたいときは、神戸のバーのようなこの店へ。おすすめだ。

【DATA】
speakeasy
神戸市中央区中山手通2-13-8 エール山手ビル2F
TEL078-855-5759
営業/13:00~20:00
休み/不定休
http://www.speakeasy-kobe.com

(出典/「Lightning 2018年10月号 Vol.294」

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部