書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

オレ専用キーボードの快楽。自分でデザインしたHHKBキートップが出来上がってきた!

先日、遊舎工房にオーダーした、オリジナルHHKBのキートップが仕上がってきた!

世界でひとつのキーボードが欲しくて、自分でHHKBのキートップをデザインする

世界でひとつのキーボードが欲しくて、自分でHHKBのキートップをデザインする

2026年08月28日

これは、自分でIllustratorでデーターを作って遊舎工房にオーダーすると、HHKBのキートップにそのデーターをプリントアウトしてもらえるというもの。

遊舎工房 HHKBキーキャップ刻印サービス
HHKBキーキャップ刻印サービス

ちなみに、キートップの持ち込みは不可で、遊舎工房の在庫から購入してプリントを依頼することになる。また、当然のことながら、これはキートップのみでキーボード本体は別途所有していることが前提。プリント代金は日本語キーボードが1万6500円、英語配列が1万5400円となってる。キーの数が違うので、おそらくかかる工数が違うのだろう。

自分に必要な刻印だけど、シンプルに入れたい

キーボードは、多くの人にとって、1日で一番よく使うデバイスである。ここにコストをかけるのはある意味当然だし、お気に入りのキーボードだと仕事の効率も上がるというものだ。

しかし、キートップを見ると、余計な文字があったり、必要ないのにFキーの刻印があったり、Page Down、Scrollなどの印字があったりする。HHKBの『雪』はかなり理想に近いが、それでも要らないと感じる文字がある。もちろん、無刻印という手もあるが、筆者もほぼタッチタイピングできるとはいえ、記号が分からなかったり、パスコードなどを入れる時に困ったりする。文章を書いている時はタッチタイピングだけれども、無刻印キーボードで突然『hGr8X26&w』と入力しろ……言われると無理なのだ(エキスパートの方はできるのかもしれないが)。

というわけで、かくなる上は……ということで、オリジナルデザインのキートップをオーダーすることにした。オーダーしてから2週間もしないうちにキートップが到着。めっちゃ嬉しい。

さっそく、同梱されてる専用工具を使って、元のキートップをせっせと抜く。

そして、新たに印字されたオリジナルキートップをせっせと差し込んでいく。筆者は、左のOptionと⌘の位置を逆に設定してるから、それも間違わないように差し込む。頻繁にキートップの付け外しをしているので、だいぶ素早くできるようになった。

キートップはレーザーで刻印される。いわゆるレーザーカッターの出力を落として、表面を焦がす感じだ。したがって文字の色は選べない。『墨』は少しベージュの入った、タンのような色になる。『雪』や『白』の場合はわずかにコゲ茶色の入ったグレーになる。どちらも割と見やすい。どちらも染料が入ってるわけでなく、レーザーで焼けただけなのに、ちゃんと見やすい色になるのが面白い。

ちなみに、これは以前に取材にうかがった時の写真だが、この機械で印字されてるはずだ。

自分好みのデザインにできる楽しさ

筆者は、シンプルな『雪』も持っているので、それと同じようなシンプルなものを作るより、シンプルながらクセの強いキーボードを作ろうと思った。

最初は、テッキーなフォントや、バウハウス93(昔、ビモータのdb1などに使われていたフォント……といえば、バイク乗りには分かるかと)のような未来的なもの、手書きフォント……などをいろいろ試してみたのだが、可読性が低いと印字する意味がない。

そこで、ちょっとファンタジーゲームっぽい、おどろおどろしいフォントを使うことにした。EllaのBrutalist Regularというフォントだ。Adobe Fontsで探した。

うーむ。カッコいい!

友人にいわれて気がついたのだが、キートップには普通サンセリフ(棒の終わりが広がってないフォント)を使う。だから、こういうセリフの付いた個性的なフォントを使うケースは少ないとのことだ。

可読性を高めるために、セリフのついたフォントの中でも太くて、斜体が掛かっていないフォントを選んだ。それでも、一部がちょっと途切れてたりして、個性的なところが気に入っている。

『雪』は中央に印字されているが、指を置く可能性があることを考えると、左下にズラした方が読みやすいのではないかと思い、左下に文字を配置した。

細かい部分も手を抜かずに、好きなようにできる

左側の、esc、tab、control……などのキーは、可能な限り級数を落として、左下に配置。これらのキーの印字は、何か特殊な入力をする時に、はたと我に返って見る時に見られればいいかと思っている。

そして、左下の通常HHKBマークが入ってるキーは『ThunderVolt』ロゴを入れた。ロゴ全体の紺に対してオレンジで表現してる『V』の字は、アウトラインにしたから非常に細かい表現になったのだが、無事印字できた。遊舎工房のレーザーカットの精度すごい。

シフトを押して表示する文字は、右上に少し小さく表示したのだが、『’』『+』『*』『,』『.』などが小さ過ぎて区別が付きにくくなった。これはちょっと失敗。まぁ、筆者が老眼だからというのもあるのだが。その他、変換、無変換などは、PFUのサンプルデザインを元に、少し小ぶりにした。

『HHKB墨』→『HHKB墨タクタSpecial』に!

というわけで、このHHKB『墨』が、ご覧のようにHHKB『墨 タクタ Special』になった。

少々手間はかかるが、意外と簡単だし、もし、AdobeのCCのアカウントを持っていなくても、このキーボードのデザインをするぐらいなら、1カ月の無料試用期間に完成させることができると思う。

というわけで、私の机にはシンプルなHHKB『雪』と、個性的な『墨 タクタSpecial』が並ぶことになった。

日々、気分によって使い分けるのが実に楽しい。

(村上タクタ)

 

 

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

Pick Up おすすめ記事

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...