アメリカ大陸を爆走した映画『キャノンボール』のランボルギーニ・カウンタックが共演女優と再会。

  • 2024.11.08  2024.06.26

クルマ好きにはカルトな人気を誇る映画『キャノンボール』。世界中のスーパーカーがアメリカ大陸横断レースに参加するストーリーは、全米だけでなく日本のクルマ好きたちも魅了した。そんな映画で記憶に残るのが美女2人が乗る改造されたランボルギーニ・カウンタック。当時のスーパーカーが爆走するシーンは有名。そんなかつての出演者が当時の劇中車と再会した。また映画が観たくなったことはいうまでもない。

北米大陸を横断する非合法レースに当時の若者は釘付けだった。

アメリカからはバート・レイノルズ、ファラ・フォーセット、イギリスからはロジャー・ムーア、アジアからはジャッキー・チェンやマイケル・ホイが日本人役として出演する『キャノンボール』は1981年に公開された、カルト的な人気を誇るコメディ・カーアクション映画(レースというストーリーだがアクションが多彩)として有名。

その中でも劇中に登場する美女2人(エイドリアン・バーボーとタラ・バックマン)がイカツイ改造を施したランボルギーニ・カウンタックで、オープニングでは3分以上に及ぶポリスカーとのカーチェイスで、カウンタックというモデルをアメリカ人に知らしめたモデルだった。

当時ランボルギーニはアメリカでは正規輸入されておらず、正規輸入は1985年から。つまり劇中車はイタリアから並行輸入されたモデルで、元々は映画監督の知人が所有していたもの。これを劇中車として借り、おもしろいのは撮影終了後も撮影用のカスタムのまま現存していた。現在もオーナーは変わったがこの実車がレストアされて現存しているのだ。

2024年はそんなカウンタックの45周年イヤー(カウンタックのデビューは1979年)。それを記念して劇中車だったマシンと当時の女優陣が再会したのだ。

本家ランボルギーニでも『キャノンボール』は、アメリカでの販売を後押ししてくれた映画という意味で最大の賛辞を送られる作品だったんだなと再確認。

43年振りに劇中車と再会した2人。じつはお互いキャノンボールの撮影以降初めての再会だったという後日談も。往年の名シーンが甦る3ショット(右がエイドリアン・バーボーで左がタラ・バックマン)が完成した。劇中車のベースはカウンタックLP400Sで、当時ローマのディーラーからアメリカへ輸出された1台だった。劇中車はレストア済みだが、女優陣はノンレストアでも美しい。

衝撃的なスタイリングだったフロントに取り付けられたウイングとヘッドライト。じつはこれは空力性能の向上ではなく、当時のアメリカの法規制だった5マイルバンパーに準拠するためのカスタムだった。苦肉の策が多くのクルマ好きの印象に残った。

リップスポイラーよりも12本出しのマフラーに圧倒されるリアルスタイル。日本人にしてみればデコトラを想像してしまうカスタムである。アメリカはフロリダ州のライセンスプレートが付いているっていうのもポイント。

劇中ではあまり見ることができなかった内装はマスタードカラーレザーで往年のイタリア車らしいイメージ。ステアリング中央にはランボルギーニの猛牛のエンブレムが鎮座する。助手席側の端にある2つのメーターはダミー。トランスミッションは5速マニュアルだ。

リアにはV字のウイングを搭載し、3本のアンテナが空高く伸びているのも当時のまま。映画の撮影が終了してもそのままのカタチで現存していたのは、これがアメリカでもっとも有名なカウンタックだったからにほかならない。

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部