18R–Gを搭載した走りを意識したセリカ
’70年に登場したパーソナルクーペ、セリカ。ヤマハが開発したDOHCの2T-G型1600ccを搭載したホットバージョンの1600GTVを筆頭に豊富なラインナップを誇った。’73年にはセリカに3ドアのリフトバックが登場する。このリフトバックには18R-G型DOHC直列4気筒2000ccエンジンが搭載された2000GTと呼ばれるフラッグシップモデルが用意された。
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4気筒ながら2リッターという車格から考えると、大排気量のエンジンを搭載したリフトバックは二代目モデルから 6気筒を搭載したXXシリーズが登場することを予感させるものだったといえるのではないだろうか。現にリフトバックは、ドイツのツーリングカー選手権に参戦するためにターボ化した18R-Gエンジンを搭載したセリカLBターボと呼ばれるレースカーとなり、レースでも活躍することとなる。
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取材車両はプリンスガレージかとりが所有する’75年式の2000GT。ホイールが社外品に交換されているほか、ボディも一度リペイントを受けているが、ボディサイドのストライプは純正で、大きなカスタマイズを受けることなく往年の姿を今に残している。
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