砂糖なしでも甘みを感じられる焙煎術。

東京のコーヒーショップ激戦区のひとつである富ヶ谷エリアに拠点を構えるローストワークス。店内に入ると、焙煎機が置かれたキッチンスペースが広くとられておりモダンなインダストリアルスタイルを全面に打ち出している。
また店内にもいたるところにアーティストの作品が目立ち、まるでポートランドにあるコーヒーショップを彷彿させる空間となっている。

店内の入口の目の前に置かれたロースターのボディにはストリート感のあるペイントが施されている。そのクールな焙煎機を扱うのが、同店のマネージャーでもある萩原大智さん。焙煎中は細かく香りをチェックし、手書きのメモを取っている姿が印象的だ。
「僕らが提案するコーヒーのテーマは“NO SUGAR, BUT SWEET”砂糖なしでも豆が持つ甘さを引き出すような焙煎・抽出を心がけています。甘さが引き出せるよう焙煎機も蓄熱性が高く豆の中までムラなく熱が入るものを選びました」
同店で取り扱っている豆は中煎りが多く、ベストな飲み頃である2週間以内に飲んでもらいたいという理由から、焙煎してから5日以内の豆しか販売しないという徹底した品質管理もポイントである。



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