自身でカスタマイズした唯一無二のお気に入り革ジャン。
今年で50周年を迎えた老舗アメカジショップであるヒノヤ。これまでに数々のトレンドを作ってきた名店であり、スタッフ皆、アメリカンクロージングへの見識とエイジングに関する経験を持つスペシャリストが揃う。その中でも大のレザー好きである太田さんの愛用レザージャケットは、ともに14年の時を歩んできた相棒だ。
「2009年にリリースされたバズリクソンズのA-2ジャケットなんです。もともとはシールブラウンだったのですが、着込むことでなんともムラのあるエイジングに育ちました。
これはブロンハイドをハンドダイしたものなので、当初は美しいシールブラウンでしたが、見事にここまで経年変化しました。こだわりとしては、同社のB-10に付いていたワッペンをうまく移植して、自分だけの特別なカスタムモデルにしたことです。さすがに着すぎて、リブ部分がダメになってきましたが、レザーはまだまだ現役なので、これからも愛用したい大切な1着です」
バズリクソンズのA-2
USアーミーエアフォースを象徴する名作フライトジャケットであるA-2。もともとはシールブラウンであったが、着込むことでここまで色が抜けたのが驚きだ。
(出典/「Lightning2023年11月号 Vol.355」)
Text/T.Ogawa 小川高寛、T.Miura 三浦正行、A.Shirasawa 白澤亜動、S.Sato 佐藤周平
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