革靴はもちろん、スニーカーも味を求める時代!? “フェード&クラッシュ”なユーズドシューズ。

  • 2023.11.11

古着のシューズは、デッドストックも魅力であるが、エイジングされた個体を狙うのも醍醐味。近年は新品でヴィンテージ加工のスニーカーが流行っているだけに、あえてフェードしたものを狙うのもおもしろい。ここにフェード&クラッシュしたゆるカッコいい10足をピックアップ!

1.Schoonersのデッキシューズ。

シアーズが1970年代にリリースしていたデッキシューズであるSchooners。焼けたキャンバスの色抜けや汚れがいい風合いに。ソールパターンはスキッドグリップと同じなのも興味深い。1万4300円(リカー TEL03-5305-5103)

2.’80年代のコンバースのオールスターローカット。

サイドにある補強用のステッチやインソールのロゴデザインから’80年代の銀箱とわかるコンバースのオールスターロー。レッドが日焼けしてピンクに変色している。1万5900円(ロンガブ TEL03-5377-0558)

3.カモフラ柄のコンバース・オールスター。

1980年代にリリースされ、何度も復刻されるほど人気のカモフラ柄のコンバース・オールスター。生地の風合いだけでなく、トゥ周りにも個性的なエイジングが散見される。2万7500円(ジレ アンティークス TEL03-5467-5568)

4.スウェード素材のユーズドスニーカー。

まるでワークブーツに使われていそうな毛足の長いワイルドなスウェードを用いたスニーカー。風合いのあるガムソールで、接着剤の焼けた風合いもアクセントになっている。1万7380円(グランベリー ジャム TEL03-3315-9557)

5.メイドインUSAのVANSのスリッポン。

VANSの名作スリッポンは、希少なメイドインUSAの’70年代もの。王道のチェッカーフラッグだが、堅牢度が低く、赤が移染しているが、それがまたいい味に。シャープなラストも◎。4万9500円(ミスタークリーン TEL090-2206-1755)

6.ハーマンのエンジニアブーツ。

’50年代らしくセパレートソールやスチールの入らないトゥなどの意匠も魅力。茶芯のブラックレザーがいい感じにエイジングされており、まさに理想的な表情となっている。14万800円(フェイク アルファ TEL03-3404-0168)

7.しっかりと作り込んだローパーブーツ。

ライトブラウンのレザーがいいエイジングに。NITRENEのアウトソールやビルトライトのヒールなど、ワークブーツらしいタフな作り。1万4080円(フェイク アルファ TEL03-3404-0168)

8.ドクターマーチンの名作8ホールブーツ。

アメリカものとは一味違うエイジングを楽しめるドクターマーチンの名作8ホールブーツ。顔料が剥がれたようなワイルドなエイジングで、貴重なイングランド製である。1万8700円(シック 電話番号非掲載)

9.キャッツポウのヒールを装備したウイングチップ。

 

ホワイトベースのドレッシーなモデルだが、経年変化により塗料がひび割れ、なんとも個性的な表情となっている。2万350円(サントラップTEL03-5378-3260)

10.アディダスの名作カントリー。

出てくる機会が減ったアディダスの名作カントリーのフランス製。ラインとヒールにベロアを使った初期の仕様であり、この素材だからこそのエイジングとなっている。2万6400円(ウエスビル TEL0471-62-5661)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年10月号 Vol.354」)

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