【世界の主要ウイスキー図鑑】アイリッシュウイスキーの代表銘柄7選。香りやテイストも解説!

伝統的な製法で造られる、ウイスキーの歴史上最古とされるアイリッシュウイスキー。かつてスコッチウイスキーと拮抗したアイリッシュウイスキーの主要蒸溜所の銘柄を見てみよう。

1.REDBREAST 12 YEARS OLD(レッドブレスト 12年)

昔ながらのアイルランドスピリッツを忠実に表現した、シングルポットスチルウイスキー(別名ピュアポットスチルウイスキー)の代表格であるミドルトン蒸溜所のレッドプレスト。12年熟成はトーステッドウッドの香りが伴う、スパイシーでフルーティーな複雑な香りが特徴。口に含むと豊かな風味と複雑さが広がる。ペルノ・リカール・ジャパン TEL03-5802-2756

2.BUSHMILLS(ブッシュミルズ)

創業は1608年といわれるアイリッシュウイスキーの蒸溜所の中では最古の歴史を誇るのがブッシュミルズだ。伝統の3回蒸溜を守りつつ、アイリッシュで一般的に使われる未発芽の麦は使用せず、ノンピート麦芽100%のモルトにこだわっている。写真は定番商品で3回蒸溜のモルト原酒とグレーン原酒のブレンデッド。アサヒビール TEL0120-011-121

3.BUSHMILLS BLACK BUSH(ブッシュミルズ ブラックブッシュ)

ブラックラベルのブラックブッシュ。オロロソシェリー樽とバーボン樽で、最長7年熟成させたモルト原酒を80%以上使用し、少量生産のグレーン原酒とブレンド。シェリー樽ならではの果実の香りと、甘みが強く熟成されたモルトの重厚感を味わえるウイスキーだ。ビターなチョコレートなどと合わせていただきたい。アサヒビール TEL0120-011-121

4.CONNEMARA(カネマラ)

一般的にアイリッシュウイスキーは、ピート(泥炭)は使わないが、カネマラはピートを焚き、未発芽大麦は使わず、3回蒸溜 ではなく2回蒸溜で仕上げるというスコッチウイスキーと同じ製法を採用したユニークな蒸溜所。写真は4年、6年、8年熟成のモルト原酒をヴァッティング。3タイプのモルトが織りなすスモーキーでスムースな味わいが魅力。サントリー TEL0120-139-310

5.JAMESON STANDARD(ジェムソン スタンダード)

アイリッシュウイスキーの代名詞ともいえるジェムソン。1780年にダブリンに蒸溜所を構え、アイリッシュにおけるビッグ4のひとつとして君臨していた。写真のスタンダートは、ピートを使わず、大麦、モルト、グレーンの3つを原料とし、伝統の3回蒸溜で仕上げている。おすすめはジンジャーエールとライムの組み合わせ。ペルノ・リカール・ジャパン TEL03-5802-2756

6.JAMESON BLACK BARREL(ジェムソン ブラック・バレル)

3回蒸溜したピュアポットスチルウイスキーと、年に一度しか蒸溜されないスモールバッチ(少量生産)のグレーン原酒を使用し、シェリー樽と内側を炎で焦がしたバーボン樽で熟成。バーボン樽によるナッツの香りやスパイス、バニラのような甘さに、シェリー樽のフルーツ風味をプラス。芳醇で複雑な味わいに仕上げている。ペルノ・リカール・ジャパン TEL03-5802-2756

7.TULLAMORE DEW(タラモア デュー)

アイリッシュウイスキーの代表格であり、ジェムソンに次いでアイルランドの2番目の売り上げを誇る。軽い飲み心地で後味もさっぱりしているので、ウイスキー初心者にもおすすめだ。フルーティな甘みとマイルドな味が特徴で、大麦の風味が心地よく、滑らかな香りと飲み心地のよさを味わえる。スッキリとした後味で、食事との相性もよいのも魅力だ。サントリー TEL0120-139-310

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.214「ウイスキーブック」

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

Pick Up おすすめ記事

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...