【世界の主要ウイスキー図鑑】アイリッシュウイスキーの代表銘柄7選。香りやテイストも解説!

  • 2023.08.11

伝統的な製法で造られる、ウイスキーの歴史上最古とされるアイリッシュウイスキー。かつてスコッチウイスキーと拮抗したアイリッシュウイスキーの主要蒸溜所の銘柄を見てみよう。

1.REDBREAST 12 YEARS OLD(レッドブレスト 12年)

昔ながらのアイルランドスピリッツを忠実に表現した、シングルポットスチルウイスキー(別名ピュアポットスチルウイスキー)の代表格であるミドルトン蒸溜所のレッドプレスト。12年熟成はトーステッドウッドの香りが伴う、スパイシーでフルーティーな複雑な香りが特徴。口に含むと豊かな風味と複雑さが広がる。ペルノ・リカール・ジャパン TEL03-5802-2756

2.BUSHMILLS(ブッシュミルズ)

創業は1608年といわれるアイリッシュウイスキーの蒸溜所の中では最古の歴史を誇るのがブッシュミルズだ。伝統の3回蒸溜を守りつつ、アイリッシュで一般的に使われる未発芽の麦は使用せず、ノンピート麦芽100%のモルトにこだわっている。写真は定番商品で3回蒸溜のモルト原酒とグレーン原酒のブレンデッド。アサヒビール TEL0120-011-121

3.BUSHMILLS BLACK BUSH(ブッシュミルズ ブラックブッシュ)

ブラックラベルのブラックブッシュ。オロロソシェリー樽とバーボン樽で、最長7年熟成させたモルト原酒を80%以上使用し、少量生産のグレーン原酒とブレンド。シェリー樽ならではの果実の香りと、甘みが強く熟成されたモルトの重厚感を味わえるウイスキーだ。ビターなチョコレートなどと合わせていただきたい。アサヒビール TEL0120-011-121

4.CONNEMARA(カネマラ)

一般的にアイリッシュウイスキーは、ピート(泥炭)は使わないが、カネマラはピートを焚き、未発芽大麦は使わず、3回蒸溜 ではなく2回蒸溜で仕上げるというスコッチウイスキーと同じ製法を採用したユニークな蒸溜所。写真は4年、6年、8年熟成のモルト原酒をヴァッティング。3タイプのモルトが織りなすスモーキーでスムースな味わいが魅力。サントリー TEL0120-139-310

5.JAMESON STANDARD(ジェムソン スタンダード)

アイリッシュウイスキーの代名詞ともいえるジェムソン。1780年にダブリンに蒸溜所を構え、アイリッシュにおけるビッグ4のひとつとして君臨していた。写真のスタンダートは、ピートを使わず、大麦、モルト、グレーンの3つを原料とし、伝統の3回蒸溜で仕上げている。おすすめはジンジャーエールとライムの組み合わせ。ペルノ・リカール・ジャパン TEL03-5802-2756

6.JAMESON BLACK BARREL(ジェムソン ブラック・バレル)

3回蒸溜したピュアポットスチルウイスキーと、年に一度しか蒸溜されないスモールバッチ(少量生産)のグレーン原酒を使用し、シェリー樽と内側を炎で焦がしたバーボン樽で熟成。バーボン樽によるナッツの香りやスパイス、バニラのような甘さに、シェリー樽のフルーツ風味をプラス。芳醇で複雑な味わいに仕上げている。ペルノ・リカール・ジャパン TEL03-5802-2756

7.TULLAMORE DEW(タラモア デュー)

アイリッシュウイスキーの代表格であり、ジェムソンに次いでアイルランドの2番目の売り上げを誇る。軽い飲み心地で後味もさっぱりしているので、ウイスキー初心者にもおすすめだ。フルーティな甘みとマイルドな味が特徴で、大麦の風味が心地よく、滑らかな香りと飲み心地のよさを味わえる。スッキリとした後味で、食事との相性もよいのも魅力だ。サントリー TEL0120-139-310

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.214「ウイスキーブック」

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