これが俺の馬鹿なECWCS。FINE CREEK & CO.のLAW

  • 2023.03.16  2023.03.10

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「この原稿を書いているのが1月23日。明日より最強寒波がやって来るらしい。ダウンの威力を試したいところだが……明日は家でゆっくりお酒飲んで過ごします」と語る、革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け!

革ジャン+レザーダウンベストは俺にとってのECWCS。

俺はただ、馬革と鹿革の重ね着について書きたいだけなのだ。このページの原稿を書けば、俺は脱稿する。しかし、この期に及んでぴたりと筆が止まってしまった。馬と鹿で「馬鹿」。なんで? 馬と鹿の違いすらも分からない状態が「馬鹿」なのだろうか? いや、そんな奴は馬鹿を通り越して阿呆である。

さっそくGoogleで「馬鹿由来」と検索してみる。いろいろ見てみると、諸説あるらしいが、サンスクリット語で「無知・愚か」を意味する「moha」の音に文字を当てたものらしい。だから、馬と鹿にさしたる意味はないっぽい。「よろしく」を「夜露死苦」と書くようなものじゃね? ようやく納得したので、気を取り直して筆を進めることにする。

ファインクリーク&コーの新作ダウンベストLAW(ロウ)を、ファインクリークレザーズのブラウンレオンの上から羽織った図。元は1.6㎜厚の渋鞣しの鹿革を1.0㎜に漉いており非常にしなやかなで、ダウンのボリューム感や柔らかさを存分に味わえる。14万9930円

上の写真は、馬革製の茶ダブル(ファインクリークレザーズのレオン)に、鹿革のダウンベスト(ファインクリーク&コーの新作、LAW)を合わせたもの。革ジャン+レザーダウンベストは、言ってみれば米陸軍のECWCSのような“俺流”レイヤリングシステムなのだ。馬革と鹿革の素材感の違いが楽しめるのも、この重ね着のポイント。

LAWは、鹿革のシボ感を存分に楽しめ、かつダウンベストの“バフバフ感” を実現するため、革を薄く漉いているのが特徴。革が厚いとダウンを押さえつけてしまい、ボリュームが出ないのだ。非常に軽量で、レザーonレザーにはもってこいのダウンベストと言える。

古の人々が「moha」に「馬鹿」の文字を当て込んだように、俺も言葉を当て込んでみる。

E いい感じに
C クールで
W ワイルドで
C 超あたたかい
S システム

……喪悲観小川

フロントは、ジッパーとスナップボタン両方を装備しており、使い勝手も良好。スナップボタンのみでラフにフロントを留めることもできる

ヨークのないすっきりしたデザインのLAW。ダウンベストの魅力であるボリューム感を、レザーで完全に再現している。中身はダウン90%・フェザー10%、730フィルパワーを誇り、保温性も抜群だ

【問い合わせ】
ファインクリークレザーズ 
TEL050-3390-2470
http://www.finecreek.jp

(出典/「Lightning 2023年3月号 Vol.347」)

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