1.THETA
1930年代の熊ジャンをベースに、ファウンテンヘッドレザーならではの解釈で現代的に甦らせた意欲作「シータ」。厚みのある毛足の長いムートンと、1.5㎜厚の渋鞣し・顔料仕上げの馬革を採用し、ヴィンテージライクな質感を再現している。ハトメジップや、オリジナルで製作した鉄製打ち抜きバックルなど、当時のディテールを踏襲しつつ、着丈を伸ばすことでオリジナル特有の“丸まっこさ”を払拭し、スタイリッシュに再構築している。24万2000円
2.ETA
ヨーク部分とボディ部分の素材や色を変更しているレザーダウンベストが多い中、ヨーク部分とボディ部分、すべてを同色の馬革で作り上げた、“ありそうでなかった”レザーダウンベストがこちらの「イータ」。前頁のシータと同様の、1.5㎜厚のフルベジタブルタンニン鞣し・顔料仕上げの馬革だが、柔らかい個体を選別して使用している。ダウン90%・フェザー10%とダウン含有量も多く、730フィルパワーを発揮し保温性も非常に高い。14万3000円
【問い合わせ】
マスファルト
TEL03-6383-4006
http://www.masphalto.jp/
(出典/「Lightning 2023年3月号 Vol.347」)
Text/T.Ogawa 小川高寛 Photo/A.Kuwayama 桑山章
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