THE REAL McCOY’Sを支える匠の技。宮城県栗原市の工場を訪ねて。

  • 2022.10.12  2022.10.08

リアルマッコイズのレザー以外のアイテムは、東北に点在する3 つの自社工場で作られている。今回は、宮城県栗原市にある工場に伺った。そこは、年季の入った熟練の匠たちの熱気で溢れていた。

リアルマッコイズの本当の凄さはここにある。

ここ栗原市にあるリアルマッコイズの工場では、20名ほどの職人の方が働いているという。元はデニムの縫製工場であったというが、現在ではナイロンフライトやワークウエアなど、レザー以外のアイテムを中心に作っている。

ずらりとミシンが並ぶ工場内。職人の方に話を伺うと、「リアルマッコイズの仕事は、高い精度が要求されるが、自社工場なのでじっくり丁寧に作ることができるのが嬉しい」と返ってきた。例えばM-65 などのミリタリーガーメンツの場合、パーツ数が非常に多く、通常の工場では断られることも多いという

縫製工場というと、その労働力を外国人労働者に頼っている工場が多いが、このコロナ禍で皆帰国してしまい、事実上の閉鎖に追い込まれた工場も少なくない。しかしここで働いているのは、みなさん地元で生まれた方ばかり。そのため、コロナ禍という未曽有の事態に陥っても、普段と何ら変わることなく、生産を続けられているという。食事時になると、笑い声がそこかしこから聞こえるほど、工場内はアットホームな雰囲気。

取材当日は、N-1デッキジャケットを中心に作っていたが、そのハードなアイテムとのギャップに、少しばかり驚いてしまう。しかし、ここで働く職人の方々は、長きにわたり技術に磨きをかけてきた猛者ばかり。だからこそ、パーツ数の多い、手のかかるフライトジャケットを、精緻に作り上げることができるのだ。

リアルマッコイズを支える匠たち。彼らの凄さの片鱗を見た。

N-1ネイビーのアウターシェルであるジャングルクロスを手際よくリズミカルにミシンで縫っていく
マシンのメンテも職人の大切な仕事。写真は、ハトメマシンを修理中。旧い機械も多いため、定期的にパーツを交換していく
N-1の脇部分のパーツの縫い代にアイロンを掛けていく。こうした工程の積み重ねが、リアルマッコイズのアイテムを生むのだ

(出典/「Lightning2022年9月号 Vol.341」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部