アウトドアにも持って行ける、あると便利なスパイスボックスをDIY!

初心者でも簡単に作れるインテリアやギアをDIY するこの企画。今回はアウトドアにも持って行きたいポータプルタイプのスパイスボックスを作ってみた。

【今回教えてくれた先生は……】
DIYer(s)
DIYに特化したWEBサービス「DIYer(s)」。ショップの紹介やオリジナルDIYレシピを世界に発信&アーカイブしている。またDIYを通して暮らしを豊かにし、モノの価値を見直すことを提案。詳しくはこちらをチェック! http://diyers.co.jp

大小様々なスパイスや調味料の収納が可能なボックス。

仕様

サイズ:W210×H300×D170mm(1つ)
所要時間:約3時間
材料費:約1万円
難易度:★★★☆☆

昨今のアウトドアブームで、様々なギア登場する中、より自分が使いやすいようなギアを作ってみるのもいい。特にアウトドアの醍醐味のひとつである料理は、それなりにこだわりたいもの。そこで、アウトドア飯の楽しさをより演出してくれるであろう、ポータブルタイプのスパイスボックスを作ってみたいと思う。

調味料の容器の大きさは大小さまざまなので、背の高いボトルを入れられる1段タイプと、スパイスなどの小瓶を並べられるような2段タイプを合体させることにする。普段使っている調味料のボトルがあれば、その高さに合わせて大きさや段の位置を調整しよう。また持ち運びしたときに、ボトルが落ちないよう、支えの棒を設置するのもポイントだ。あとは、好みでペイントしたり、模様を描いたりとアレンジを加えてみてはいかがだろうか。

まずは、準備するものをご紹介。

1段用ラワン板

背板1枚(180×270mm)、サイド用2枚(300×70mm)、天地用2枚(180×100mm)をそれぞれ用意。

2段用ラワン板

背板1枚(180×2701mm)、サイド用2枚(300×70mm)、天地用2枚(180×100mm)、仕切り用(180×55mm)。1820×910mmで3000円

支え用の棒

スパイスを収納したときに飛び出さないようにするための支え。3本用意。100円

蝶番とぱっちん錠

観音開き用の蝶番を2個。箱を閉じるためのぱっちん錠を1個用意。各300円

塗料

今回はボディの半分に色づけを行う。好みの色の塗料を用意しよう。各1419円

オールドウッドワックス

上の塗料を塗る前に全体を古材風にする。今回はオールドウッドワックスを使用。3300円

ステンシルシート

ボックスの外側にステンシルで模様付け。クリアファイルに好みの模様をくり抜く。300円

紐

持ち運びするためのハンドルとなる紐。今回は4mmのものを使用する。200円

今回使った道具はこちら!

ペンドライバー

コンパクトなペンタイプのドライバーは今回のような小型のものを作るときに便利。

電動サンダー

木材の表面を滑らかにする際に使用。塗料も染みこみやすくなる。ない場合は紙やすりでもOKだ。

早速やってみよう!

1.表面をサンディングする。

まずカットしたすべての木材の表面をサンディングする。コバ(サイド部分)も忘れずに行おう。

2.オールドウッドワックスを塗る。

布にオールドウッドワックスを少量取り、すべての木材に塗っていく。木目に沿って塗るのがポイントだ。

3.ボックスを組み立てる。

まず、設置部分を確認し、その面に木工用ボンドを塗って仮留めをする。ボンドが乾くまで待つ。

4.仕切りをつける。

2段用のものは中央に仕切りをつける。後で支えの棒を設置するので、1面は外す。

5.ビスで本留めをする。

ボンドが乾いたらビスで本留めをする。まず、ビスを打つ箇所に穴を開け、その後にビスを打つとうまくできる。

写真のように仮留めした板すべてに本留めのビスを打つ。板が薄いので打つ場所を確認しながら作業をしよう。

6.支えの棒を設置する。

棒を設置する箇所に、棒の太さと同じ大きさの穴を開ける。ビットの先端にマスキングテープで深さの目安を付ける。

外していた1面にも棒を差し込む穴を開たら、写真のように箱を完成させる。2段用は棒を2つ設置する。

7.蝶番を付ける。

箱の背になる部分には蝶番を2カ所、開け閉めを行う部分にはぱっちん錠をそれぞれ付ける。

8.ペイントを行う。

まず塗る部分の目安としてマスキングテープを貼る。好みの塗料を塗ってテープを剥がすときれいな仕上がりに。

9.ステンシルをする。

どちらかの面にステンシルをしてみる。好みの模様にくり抜いたクリアファイルをマスキングテープで貼り、塗料をスポンジでポンポンと塗る。

10.紐を付ける。

紐を付けたい部分に、紐の太さと同じ大きさの穴を開ける。内側から紐を通し、適度な長さにしたら内側で紐を結んで固定する。

完成!

◆

使い勝手もよく、持ち運びもしやすい便利グッズ。自分好みに色付けしたり模様を付けたりすることで、愛着も湧くこと間違いなし。アウトドア飯づくりがもっと楽しくなるはずだ。

(出典/「Ligthning 2021年9月号Vol.329」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

Pick Up おすすめ記事

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...