アンティーク文化のストーリーを紡ぐ、長崎に誕生した「アーリーバード」のショールーム。

旧きアメリカの家屋を解体し、そこから出た建材やアンティーク家具を使い独自の住空間スタイルを提案する「アーリーバード」。福岡を拠点に活動するなかで、昨年長崎オープンしたショールーム兼ショップを訪れてみた。

大空間を活かしたショップ兼ショールームに潜入!

アメリカを中心に旧い一軒家をまるごと購入し、日本では希少なアンティークの建材や家具、装飾品を豊富に入手。それらを使い、理想の住空間をクライアントの意向に合わせて、様々なカルチャーやスタイルをミックスした、ボーダーレスな世界観で構築するのが「アーリーバード」の流儀だ。

右/「アーリーバード長崎“GONUTS”」責任者・沖永雅功さん 中/「アーリーバード」代表・大津祥彦さん 左/「アーリーバード長崎“GONUTS”」スタッフ・松園真志さん|代表の大津氏に師事し、「アーリーバード長崎“GONUTS”」をオープンさせた責任者の冲永氏。以前から欧州とアメリカを中心にアンティーク家具・雑貨・洋服を仕入れてきた経験を活かし、独自の世界をこの長崎から発信している

最近ではウェブコンテンツのリニューアルや、一昨年オープンした沖縄の拠点をはじめ、熊本県にも新たな拠点を昨年オープンさせる計画など、ますます精力的に活動している。その中で注目したいのが、長崎にオープンした「アーリーバード長崎“GONUTS”」の存在。

本丸である「アーリーバード」とは異なる、新しいコンセプトで誕生したこちらは、空間全体がアートな佇まいとなっている。

約400㎡もある大空間の倉庫を改装したディスプレイは、自社で取り扱う建材を使用。住居リノベーションや店舗施
工などの商品イメージとしての側面も持たせながら、実はこの空間にあるものはすべて商品というのもユニークだ。

また店内は、倉庫の大空間を活かした売り場と、隠し扉から入る売り場の二面構成となっている。アンティークの建材や家具、装飾品の販売だけでなく、欧州やアメリカから買い付けてきた洋服も必見の内容だ。

天井高の倉庫ならではの、迫力のあるディスプレイが施された売り場。そこには「アーリーバード」が仕入れてきた建具や家具に加え、冲永氏がセレクトした洋服や雑貨類も並んでいる。

店舗内にストックされた様々な古材のストック。これらはすべて旧い一軒家を解体してアーリーバードが入手したもの。もちろんそのすべてが売り物である。これらの古材を使い、世界にひとつだけの住空間リノベーションや、店舗内装を提案しているのが魅力だ。

【DATA】
EARLY BIRD NAGASAKI “GONUTS”
長崎県東彼杵郡東彼杵町瀬戸郷1206-3
[email protected]
Instagram @gonuts_oki

(出典/「Lightning 2020年3月号 Vol.311」)