6インチと9インチのブーツに最適な丈は? ハイトに合ったロールアップ術を教えます。

ひと言に編み上げブーツと言ってもハイトの高さでイメージが変わってくる。6インチだとほどよくカジュアルに見え、9インチだとよりワークな雰囲気に。この特性を活かすも殺すもロールアップがキーポイントになるのだ。そこで、シューリペア&カスタムを手掛ける傍ら、オリジナルブランドである「クリンチ」のディレクターも務めている松浦稔さんにブーツのハイトに合ったロールアップ術をお聞きした。

以前取り上げた、デニム×ブーツのロールアップ術を4「種類」紹介した記事も合わせてチェック! 今回はあくまでブーツのハイトに合ったロールアップ「丈」を紹介する。

絶対に外さない! ブーツをクールに履きこなすためのデニム・ロールアップ術。

絶対に外さない! ブーツをクールに履きこなすためのデニム・ロールアップ術。

2023年04月25日

9インチは短め、6インチは長めにロールアップ!

今回、6インチ丈と9インチ丈以上のブーツの履きこなし方を聞いたのは、本誌でもお馴染みのブーツマスターである「ブラス」代表・松浦さん。1年のほとんどをブーツで過ごす松浦さんの流儀とは?

「9インチ丈のブーツを履く時は、短めにロールアップしていますね。そうした方が足首部分のシェイプがよく見えますし、ワークブーツの力強さをうまく引き出すことができると思います。逆に6インチで短くしすぎてしまうとソックスが見えたりしてバランスが悪いので、カカトがちょうど見えるくらいのロールアップの方が似合うかなと。レーストゥートゥの仕様ならレングスが長めでもバランスが取れますが、基本的にハトメが隠れてしまうとバランスが悪くなってしまうので、ロールアップすることが基本ですね」

ブーツだから裾は長めにする人もいるが、今のトレンドだと短い方がバランスはいい。特に裾幅の広いパンツを着こなすテクニックとしても優秀だ。では、実際のロールアップを6インチ、9インチ共に見ていこう。

6インチだとロールアップはくるぶし丈で!

フランスの名門であるデュプイ社の型押しレザーを使ったクリンチの定番キャップトゥブーツ。ハトメが隠れてしまうとブーツが小さく見えてしまうので、ロールアップは短すぎず、長すぎないバランスに。カカトがちょうど見えるくらいの丈がベストであろう。

全身コーデもチェック!「上品さもある6インチでアダルトに!」

ベーシックなスタイルになりがちなジーンズをヴィンテージのショップコートやボルサリーノのフェドラハットなどで個性的に着こなしたスタイリング。合わせるクリンチの6インチ丈ブーツは、フランスのデュプイ社の型押しレザーなので上品な顔つきになっている。12万6500円

9インチ丈以上のブーツは短めにする。

クリンチのハイライナーは、かなりのロングハイト。履くのに少し苦労するが、抜群のホールド感なので1日履いていても疲れにくい。ロールアップをかなり短めにすることで、足首回りの細いシルエットが強調され、ワイルドさとエレガントさがうまく引き出されている。

全身コーデもチェック!「短めの丈でクラシックなワークスタイルに。」

Gジャンタイプのジャケットにシャンブレーシャツ、ワークパンツという定番的コーディネイトだが、ロールアップを短めにすることで足元がすっきりとして、重たくなりすぎないようにコントロール。合わせるのはクリンチのハイライナーでハンドダイのカウハイドを使っている。17万500円

 

このように、ハイトによってロールアップで丈を変えることで、重くなりすぎず、ベストなコーディネイトが完成する。ぜひ参考にして、丈をロールアップしよう!

最後に、松浦さんの愛用ブーツを拝見!

松浦さんらしいヴィンテージのチョイスが光るチペワのワークブーツは1960年代頃のもの。シングルミッドのコードソールにすることで日常使いしやすいようにした。

同じブーツの作り手としてリスペクトしているホワイツのスモークジャンパー。シングルミッドのコルクソールの仕様に自社でカスタムしているのがポイントである。

上記にあるクリンチの6インチブーツのカラーバリエーション。これもフランスの最高級メーカーであるデュプイ社の型押しレザーを使用している。12万6500円

光沢感のあるホースバットを使ったラインマンブーツは、松浦さんが手掛けるクリンチのもの。タフなビブラム#100はあえてアンバーをチョイスしている。14万8500円

▼ブーツにまつわるあれこれがわかる!

メンズブーツの種類、人気ブランドからコーデのポイントを解説!【完全保存版】

メンズブーツの種類、人気ブランドからコーデのポイントを解説!【完全保存版】

2023年02月10日

(出典/「Lightning2019年12月号」)

この記事を書いた人
モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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