リ ーバイスのジージャン「サード」が再燃中!

  • 2021.10.24 2019.09.03
  •              

近年のヴィンテージ市場では、ジージャンブームが起こっており、リーバイスの1stや2ndは一時期の価格の落ち込みは完全に戻り、むしろ全盛期であった90年代の価格を超えるものも多く出てきている。

そんな中、まだ手の出しやすい価格帯な上にデザイン的に新鮮で気になるのが、ここで紹介する3rdモデルというわけ。その後継、70505も狙い目だ。本誌でもおなじみの「ベルベルジン」ディレクター・藤原裕さんに魅力についてお聞きした。

「3rdモデルは人気上昇とともに確実に値上がり傾向です。特にデッドストックやミントコンディションのものはサイズが良ければ30万円近いですし、レアな558になれば、それ以上でしょう。今は小さいサイズよりも大きいサイズのニーズがあるので、人気サイズであれば、色がそれなりに落ちていても5万前後はすると思いますよ。特に人気が上がっているのが、着丈の長い仕様の558。明らかに着丈と袖丈が長いので、パッチが取れていてもわかります。本当に数が少ないので、見つけたら買った方がいいでしょう。あと70505Eも価格が上がっていて、今まで2万円だったものが3万円前後になっています。3rdモデルは今見るとデザインも新鮮さを感じますので、価格が上がりきる前の今が買い時かもしれませんね」

【モデル①】サードの初期はXX表記が付く557XX

1962-1966 Lot.557XX

2ndモデルと言われる507XXの後継種で1962年に発売された557XX。最初期のものはギャラ入りの紙パッチが付く。XX表記の入るものは、ポケットのフラップ裏が1st、2ndと同様にライトオンスデニム。参考商品

【モデル②】XX表記のない、557

1966-1967 Lot.557

XX表記は1966年までと言われるが、実際にXX表記が付くものの残存数が圧倒的に少ないため、これよりも前にXX表記のないパッチを付けていた可能性も。フラップ裏が共地になり、縫製糸の色も変わる。参考商品

【モデル③】とにかく数が少ない着丈長の558

1966-1967 Lot.558

557の着丈の長い仕様となる558。最初期のみXX表記のパッチも存在。ただとにかく数が少ないので、このようにパッチが残っているものも僅か。着丈だけでなく袖丈も長いが、それ以外は557と同様だ。参考商品

【モデル④】当然のようにライニング仕様も展開されていた559XX

1962-1966 Lot.559XX 


557XXのライニングモデルが559XX。TROY社製のリサイクルウール素材のライニングだ。XX表記のためポケット裏はライトオンスデニム。’67年からXX表記のない559になる。人気はそこそこだが、腕にいいアタリが出ると評判の通好みな1着。参考商品

【モデル⑤】4thモデルは着丈が長くなりスタイリッシュに。70505E

1967-1971 Lot.70505E

1967年に557の後継として登場した70505E。1971年頃まではビッグEの赤タブが使われており、そちらの方が値段も人気も高い。ただ1973年頃まで余剰在庫のビッグEタブを使っていたと思われる。参考商品

▼こちらの記事もおすすめ

知っておきたいジージャンの基本! リーバイスのファースト~サードまでの見分け方。

知っておきたいジージャンの基本! リーバイスのファースト~サードまでの見分け方。

2022年08月05日

※掲載情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2019年5月号」)

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

モヒカン小川

Lightning

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ADちゃん

Lightning

ストリート&ミリタリー系編集者

ADちゃん

めぐミルク

Lightning

手仕事大好きDIY女子

めぐミルク

イスカンダル功

Lightning

街乗り車輪系

イスカンダル功

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

20代断然革靴派

パピー高野

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

傳田達朗

塊根植物案内人

傳田達朗

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

内藤真依子

CLUTCH Magazine

フォトグラファー

内藤真依子

杉村 貴行

Dig-it

商品開発ディレクター

杉村 貴行

サカサモト

Lightning

アメカジ系動画ディレクター

サカサモト

Lightning 編集部

Lightning

アメリカンカルチャーマガジン

Lightning 編集部

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

PREPPY 編集部

PREPPY

美容のプロのための業界誌

PREPPY 編集部

Men's PREPPY 編集部

Men's PREPPY

プロ向けメンズビューティ誌

Men's PREPPY 編集部

ThunderVolt 編集部

ThunderVolt

デジタル系WEBメディア

ThunderVolt 編集部

Dig-it編集部

Dig-it

ライフスタイル提案メディア

Dig-it編集部

こだわりのある暮らしを追求するライフスタイルマガジン

休日のカジュアルスタイルを提案し、語れる洋服を集めたファッション誌

豊富な海外記事を盛り込んだ世界基準のスタイルカルチャー誌

手で書くことの楽しさ、書く道具としての文房具の魅力を発信する季刊雑誌

美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド情報メディア

男性のヘア、スキンへの美意識に応える理美容師向けメディア

ガジェットやウェブサービスなどの最新情報をお届けするWEBメディア

アナタが何かにのめり込むキッカケとなる読み物を提供するWEBメディア