クラシカルとハイテクが共存する極上アウター。
未だ年代やディテールなど、不透明な部分が多いことで知られるロイヤルネイビーのヴィンテージ。クラシカルなクロージングデザインを得意とするOrgueilが、この冬に仕込んだアウターは、英国海軍で1960年代から1980年代頃まで採用されていたスモックパーカを基にインスパイヤされた肝入りのアウターだ。
メインマテリアルに使用したファブリックは、英国空軍のために本国で開発されたベンタイルを使用していること。高密度に織られたハリのあるファブリックは、どこか上品な印象を受ける。またインサレーションには次世代のハイテクダウンとして知られるプリマロフトを使用。遮風性、撥水性、保温性に優れたクラシカルな見た目ながらも超軽量で高機能化されたハイブリッドデザインに仕上がっている。
またスモックパーカデザインを、プルオーバーからフルオープンのファスナージャケットにリデザイン。コードを抑えるためのフラップにポケットを仕込むなど小技が効いた一着となっている。
Orgueil Ventile Hooded Jacket
高密度に織られ、高い撥水性能を持つベンタイルをメインマテリアルに使用。さらにインサレーションには羽毛に取って代わる超微細マイクロファイバー素材で、超軽量、高保温性能に優れたプリマロフトを封入したキルトライニングを装備している。¥65,780_

【DATA】
M’ ARIJUAN OMOTESANDO
Tel.03-5774-6479
https://www.orgueil.jp
※情報は取材当時のものです。
(出典/「CLUTCH2023年2月号 Vol.89」)
Photo by Akira Kuwayama 桑山章 Text by Tamaki Itakura 板倉環
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