ということで早速編集部一同で奥多摩へ!
異常なまでに暑い&長い夏も過ぎ去り、感覚的には今ぐらいが秋の行楽シーズン。ということで編集部は、校了後の疲れを癒してくれる大自然に触れるべく奥多摩へ。3人とも足元はもちろん[PAMPA HI SEEKER2 LT+WP+]。旅の趣旨は事前に共有していたもののコーディネイトは各々に任せていたため、まずは3人のコーディネイトチェックから始めよう。
進化した[PAMPA HI SEEKER2 LT+WP+]を使った編集部のコーディネイト
編集部最若手のミナミは、とても外遊びに来たとは思えないいつもどおりのクラシックスタイルで登場。アイテム単体を見ていけば実は出自がヘビーデューティなものとは言え、果たして動きやすさはいかがなものか。自然の脅威を恐れないスタイリングがミナミらしい。「ツイードジャケットはスポーツ、CPOシャツはミリタリー、デニムはワーク由来と、それぞれ出自がヘビーデューティなものでまとめました。ホワイトの[PAMPA SEEKER2]と相性が良さそうだったので、ブルーデニムをチョイスしています!」
最年長かつ編集部内でもっともミーハーであるパピー高野のテーマは、トレンドを意識した「ゴープコア」。2024年とくにキーワードとして注目されているゴープコアスタイルとは、簡単に言えば「ストリートでアウトドアウエアを着る」スタイルである。「普段はクラシックな服が好きなのですが、アウトドアとなるとやっぱりある程度の機能性は重要。パンツはヴィンテージのミリタリーパンツですが裾が絞れるので、そう簡単には水に浸かることもないかなと。アウターは防水性を意識したゴアテックスのシェルジャケットで、外遊びへの準備は万端! パンツ以外をダークトーンでまとめることで、都会っぽさも少し意識しています」
普段から街でもアウトドアウエアを欠かさず身につけるうえ、ウエアから趣味の釣り道具にいたるまで、ほとんど古着で調達している断然クラシック派のアウトドアマン、ナマタメ。今回は釣り初心者のパピー高野・ミナミに対し、釣りの楽しさをレクチャーすべく息を巻いている。「ロクヨンクロスのマウンテンパーカと、ウールのハンティングベストというクラシックな素材で合わせました。トップスが濃い配色なので、他の色は薄めにして全体を2色でまとめています。使いやすさももちろん重要ですが、クラシックなアイテムを身につけるほうがテンションは上がるタイプです。さあ、今日のBBQのおかず、ニジマスをゲットするぞ!」
[PAMPA SEEKER2]の防水性の高さを実証すべく、早速本気の水遊びへ!
早速釣りを始めた2人。約15年ぶりに釣りをするというミナミに、先輩らしく優しくレクチャーするナマタメ。と、ここで開始5分にして事件が……!
ナマタメ「まずい、岩にルアーが引っかかった!」
ミナミ「待ってください! いま外しに行きます!」
後輩力の高いミナミはすかさず池の中へ躊躇せず踏み込む。パピーとナマタメは、早速[PAMPA SEEKER2]の防水性が試される局面が訪れたことに息を呑んだ。
ミナミ「ルアー外しました!」と言いつつ、心配になる距離まで[PAMPA SEEKER2]を履いたまま水の中を進んでいく。
ミナミ「あれ? そう言えば、ちょっと冷たさを感じるぐらいで、水が入ってきてないです!」とこのリアルな表情。
正直心配していたパピーとナマタメはほっと胸を撫で下ろす。さすが防水スニーカー、ここまで進んでいって一切の浸水がないとは恐れ入ります。
それからおよそ15分後。なにも釣れないことに焦ったナマタメは、少しでも距離を稼ごうとナチュラルに水の中へ。先ほどのミナミの一件で安心したのか、たぶん水に入っていることすら気づかないぐらい夢中になっている。
パピー高野はおよそ20年ぶりの釣りで、なんらかの成果を得たいと夢中になりすぎるあまり、[PAMPA SEEKER2]の防水性チェックすら忘れて釣りに励む。釣果どころか編集者としての成果もなにも得られないという最悪な展開に。編集部3人とも、この日の釣果はゼロ。時期が悪かったとは言え、トホホ……。
「水に入ってないの、パピーさんだけじゃないですか!」と後輩2人に煽られ、パピー高野も水の中へ。編集部のなかでもっとも深くて流れの早いところまで行ってみたものの、一切の浸水はなかった。アッパーとタンが縫い付けられていることも、防水性を高める一助となっている。
いくら浸水がないとは言え、一度乾かすことに。ハイカットのスニーカーはとにかく脱ぎ履きが面倒なケースが多いのだが、これまで内側に付いていたジップが外側に移動したことによって、脱ぎ履きしやすくなっている点もポイント。
これにて検証終了。3人ともそれぞれ水の中に入ってまで水遊びを満喫したにもかかわらず、一切の浸水がなかった。「ここまでとは思わなかった」と編集部3人も大興奮。
【感想戦】[PAMPA SEEKER2]について語り合う男たち
河原を離れ、拠点に向かって森の中を移動する編集部。
ミナミ「こうやって歩いているとより実感するんですが、とにかくストレスがなくて歩きやすいというのも僕にとっては魅力的でした」
ナマタメ「それは普段ミナミが革靴ばっかり履いているからっていうのもあると思うけど(笑)。ただ、進化する前のモデルからアウトソールはすごく軽かったよね」
パピー高野「もしかしたらミナミの言う“歩きやすさ”は、足馴染みの良さで有名な“EVA”ってインソールのおかげかも。あとアッパーが化繊っぽくないというか、マットな質感だから僕らが好きなクラシックな服にも馴染みやすいよね。基本的に天然素材ばかり着ている2人のスタイルにもすごく合ってるよ」
ミナミ「パピーさんみたいな、化繊服が主役のコーディネイトもいまっぽくてお洒落だし、気取らない感じでいいですよね。それより、僕たちBBQ用に肉と野菜買ってたと思うんですけど、もう閉場の時間じゃないですか?」
パピー高野「そりゃやばいな」
ナマタメ「急いで戻りましょう!」
水遊びに夢中で楽しみにしていたBBQをする時間がなくなってしまい、カップラーメンを食べる編集部。BBQもいいけれど、大自然の空気と一緒にすするラーメンは最高です。[PAMPA SEEKER2]は22.5cmからサイズ展開があるようなので、カップルで外遊びに出向くのもいいでしょう。本格的に寒くなる前に、ぜひみなさんもアウトドアを楽しんでみてください。できれば[PAMPA SEEKER2]とともに。
今回の検証を経て、「デザインと機能のバランスは重要」と再認識し合った編集部一同。TPOにそぐわない、デザインだけで選んだ靴だと本末転倒だし、逆に機能だけで選ぶのも服好きとしては物足りない。その両軸を満たしてくれるスニーカーのひとつが、パラディウムの[PAMPA HI SEEKER 2 LT+WP+]。パラディウムのコンセプトのひとつである「ファッション&ファンクション」の言葉に、共感しっぱなしの3人なのであった。
改めて、今回3人が履いた靴は……。
「パラディウム」の[PAMPA HI SEEKER 2 LT+WP+]。前作からアップデートを遂げ、日本限定仕様としてリリースされたばかり。脱ぎ履きの多い日本人のために、ジッパーは内側から外側に移動。そのほか軽量なアウトソールや足馴染みのいい高密度のEVAインソールなど、機能的ディテールが多く備わる。特に今回の記事で実証されたとおり、防水性はピカイチだ。各1万8700円
【問い合わせ】
エスエスケイお客様相談室
TEL0120-50-7789
www.palladiumboots.jp/
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