工場だとは思えない現代的な佇まい

コンクリート造りにガラス張りの入り口。カフェや雑貨店と見紛うようなお洒落な佇まいだが、実はこれもメガネ工場。そして、この工場を営む上木敬介さんは、メガネ職人にしては若手の43歳。11年間「谷口眼鏡」というメーカーで経験を積み、2017年にここを立ち上げてからは、たったひとりでメガネ作りを行っている。
上木さんの着ている服や纏っている雰囲気は到底職人とは思えず、むしろファッションデザイナーの出で立ち。機械や作業風景を見るまでは、誰もここが工場だとは思わないだろう。
「鯖江は閉鎖的で、技術や設備などを隠す傾向にあります。でも鯖江は、約120年もメガネづくりをやってきて、これまでにとてつもない人数が関わっている。それに比べれば僕なんて大したことないし、技術も全部教えるから若い世代にどんどん入ってきてほしいという思いはありますね」
その考え方まで、従来の職人のイメージとは一線を画していた。








(出典/「2nd 2024年4月号 Vol.203」)
Photo/Akihito Mizukami Text/Shuhei Takano
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