業界人のこだわり愛用靴とは?「ムロフィス」ディレクター・中室太輔さんが愛用する4足を拝見!

トラッドな服好きたちには、決まって革靴愛の強い人が多い。まるで我が子を愛するかのようにそれぞれの革靴に名前をつけて……、とまではいかないが、所有する靴ひとつひとつにストーリーがあって愛着を持って育てているということには間違いない。ここでは、彼らの膨大なコレクションのなかから、とっておきの4足を厳選。今回は、「ムロフィス」ディレクター・中室太輔さんの愛用靴を拝見!

ドレッシーになりすぎないから、肩肘張らずに楽しめる。

ジャケット/ キャプテンサンシャイン、シャツ/ インディビジュアライズドシャツ、デニム/リーバイス

ウエストンのシグニチャーローファー、なかでもネイビーのカーフレザーが大好きで。気付けば同じものを4足持っています(笑)。というのも、黒スミを入れたり、色合いを淡くしたりと、育て方によってさまざまに変化するから飽きないし、まったく違う靴として楽しめるんです。

ジェイエムウエストン|色気のありすぎる革靴はやや苦手な部類。ただ、シグニチャーローファーはいい塩梅なんですよね。ほかのものではなかなかしっくりきません

今日履いたのは最近買った新顔で、これは自然な変化を味わおうと思っています。着こなし的には、ドレッシーになりすぎないように。そこがこの靴の魅力だとも思いますしね。あとは靴下。拾いすぎはあざといですが、タイの柄で色をリンクしたりするといい感じかと思います。

【ルーキーに勧めたい一足】オールデン

こちらはモデファイドラストですが、初めて履いた時はその履き心地の良さに衝撃を受けましたね。基本的に、カーフのVチップに平紐を合わせてラフに履くのが僕の定番です。

【気分を上げてくれる一足】ジョンロブ

この’90年代のジョッパーブーツをあるリペアショップで偶然見つけました。革の滑らかさなど現行品にはない雰囲気に惹かれましたね。ただ、トゥの尖り具合はこれが限界です。

【捨てられない一足】ジェイエムウエストン

今回履いたローファーと色違いですが、雰囲気は全然違いますよね。これは、22歳の時にパリで買った“Bウィズ” です。今ではサイズが合いませんが当時の感覚が忘れられません。

断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてがいかがでしょうか?

(出典/「断然革靴派 2nd 2022年4月号増刊」)