バーボンカラーで作れる歓び。
今回の別注のキッカケとなったのは、今年3月に発売した「2nd」のコードバン特集号。誌面作りを行うなかで、改めてコードバンの圧倒的存
在感に編集部は心底やられてしまった。表紙を飾った某老舗ブランドの一足は、15年以上履き込んでいるという見事なエイジング。
アッパーに大きくうねりをあげて刻まれたシワを見た瞬間、「やっぱりコードバンの魅力を存分に味わうならチャッカブーツしかない」。そんなことをメイカーズのデザイナー手嶋氏に興奮気味に話していると、手嶋氏からひと言、「ちょうどバーボンのコードバンがウチに入ったんだけど、これでチャッカブーツ作ってみる?」。
バーボンのコードバンと言えば、滅多にお目にかかることのできない希少カラー。「え、いいんですか? 是非、やりたいです!」。こんなふたつ返事で別注は決まった。
聞くところによると、革靴好きの間で神格化されている〝ウイスキーコードバン〞は、現在ホーウィン社では作られてないそうで、バーボンがそれに限りなく近い色だそう。薄い色は傷や色ムラが目立ちやすいため、圧倒的に供給量が少なく、次回いつ入手できるかも未定だ。本当に運よくバーボンカラーで作ることが叶ったこの一足。どんなエイジングをするか、今から楽しみで仕方ない。
BOURBON CORDOVAN CHUKKA(バーボンコードバンチャッカ)
ホーウィン社製のバーボンカラーコードバンを使用。独自の木型でボリュームが出すぎない流麗なフォルム、3穴にすることでエレガントに仕上げられた。これならジーパンからウールスラックスまで、パンツを選ばないので汎用性も良好だ。
“乗せ甲” で釣り込まれたアッパーは横から見ると甲部分がやや盛り上がっている。日本人の足型に合わせるためだが、これによりコードバンの躍動感ある大きな皺を生み出すことができる。
土踏まず部分が大きくくびれた木型は履き心地がよく、アッパーに流麗なフォルムを描く。レザーソールにビルトライトのインペリアルヒールを搭載。
“棒市” と呼ばれるヒール部分に縫われた帯状のレザーパーツはアメリカ靴の特徴。程よいカジュアル感を演出する、休日スタイルには不可欠なディテールだ。
リゾルト林さんも太鼓判!!
ジーパンに革靴と言えば林さんしかいない。リゾルトの中では太めシルエットである[711]とチャッカの程よいボリュームが抜群の相性。2nd最新号でははメイカーズのデザイナー手嶋氏との特別対談も掲載しているので要チェックだ。
一生モノにしたいバーボンの芳醇な輝きを手に入れろ! 10月20日(水)~受注開始!!
【価格】
12万5000円( 消費税、送料込み)
【カラー展開】
バーボン、ブラック
【サイズ展開】
US4(22㎝相当)~US10(28cm相当)
【完全受注発注・ご購入スケジュール】
購入応募期間/2021年10月20日(水)12:00~11月30日(土)19:00
※材料に限りがあるため一定数を超えた場合、販売を終了する可能性がございます。
ご配送/2022年2月上旬予定
※制作都合によりお届けが遅れる場合があることをご了承ください。
お問合せ/株式会社ヘリテージ 2nd 営業部 03-3708-6053
Photo/Yoshika Amino Text/2nd Magazine
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