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Apple Parkレポート2024年WWDC

Apple Parkが完成して、我々取材者が入れるようになったのは2017年9月のiPhone Xの発表会からだった。

それ以前から筆者はApple Parkが気になっていたので、完成前にも建築中のApple Parkを外から眺めてレポートしたりしていた。 しかし、我々取材者が入れたのは、長い間、広大なApple Parkの中でもSteve Jobs Theaterだけだった。

世界的な感染症でしばらく取材できなくなった後、RingのMac Caféの外の広場でWWDCが開催されるようになり、ようやっとRing近辺も歩けるようになった。多くの場合、移動中の撮影等は禁じられていた。しかし、今年は若干規制は緩めで、いろんな場所で写真を撮ることができた。 なかなかレポートされないApple Parkの中の様子をお伝えしよう。

Ringとその内側

冒頭の写真のエントランスは外側の道に対して開けた車寄せがあり(もちろんゲートはある)、ここにシャトルバスが停まって、我々取材者は中に入ることができる。もちろん、普段は社員、もしくはしかるべき許可を得た人しか入れない。

そして、ご存じ、こちらが直径約500mの4階建てのRing、Appleの本社。近年建てられた建築物の中でも、最もコストがかかっていると言われる建物である。

Ringの内側には広大な芝生が広がり、奥にレインボーカラーのアーチがかかっている。最近のApple製品がレインボーカラーを題材に扱う事は少ないが、昔の6色リンゴにちなんだものと思われる。社内的なイベントなどがこの芝生で行われたりするらしい。

Ringの内側は、どのフロアも一周を回れる廊下になっているようだ。つまり各部屋は外側に向かって窓があるということになる。これはWWDCのKeynote会場に向けて歩いているところ。

こちらはたまたま入る機会があった、3階の廊下。人があまり歩いていない。ティム・クックがこういった場所で話している動画を見たことがあるような気がする。

Ringの中は、セクションの間に放射状の吹き抜けがある。廊下にはガラスの手すりが設けられているのだが、ガラスの透明度は高く、フチがないので、とてもSFチックな光景になっている。

4階からMac Caféを見下ろしたところ。4階吹き抜け分の巨大なガラスドアが開閉し、外に対してMac Caféはオープンになる。気候のいいカリフォルニアならではの建築だともいえる。

ここのガラスの手すりもフチがないので、とてもオープン…というかちょっと恐怖感がある。

ちなみに余談だが、このMac Caféの4階でMarques Browmlee( @MKBHD )に出会った。一緒に写真を撮りたいと言ったら、気さくに応じてくれた。動画通りの素敵な人だ。

iPhone発表会時と違って、静かなSteve Jobs Theater

7年前から中断期間を除いて毎年iPhoneの発表会を取材しに行っているSteve Jobs Theaterの1階。カーボンファイバー製の屋根が、ガラスの壁で支えられており、柱は無い。iPhoneの発表会のときには、ここは待合室になるのだが、最近のWWDCでは発表された新製品がここに展示されることもある。今回のWWDCはApple Intelligenceの発表が中心で、新製品はなかったので、このフロアは閑散としていた。

実はこの時Vision Proを装着しており、空間ビデオを撮影してある。いつか空間ビデオの映像を広く共有する方法が出来たら、ここで撮った空間ビデオを皆さんにシェアしたいと思っている。きっとSteve Jobs Theaterに行った気分になってもらえるはずだ。

今回、Steve Jobs Theaterに行ったのは、WWDCのKeynoteの後に、iJustine(1000万視聴者を抱えるYouTuber)が、クレイグ・フェデリギ(Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長)とジョン・ジャナンドレア(同機械学習・人工知能戦略担当上級副社長)にインタビューするイベントがあったからだ。 分かりやすいカタチで、Apple Intelligenceについて、解説してくれた。

イベントが開始される直前にステージの前で撮った写真。

初めて写真がNGではなかったApple Park Fitness Center

これまで撮影NGだったのに、今回規制されなかった場所がこちら、Apple Park Fitness Center。Apple Parkの敷地の北西角にある。もちろん外からその存在は見えないが、ご覧のようにとても素敵な場所なのだ。

Apple Watchの説明をする時などに、フィットネス担当のVPであるJay Blahnikさんがここで話しているのをご覧になったことがあると思う。私も取材でここでお会いしたことがある。

というわけで、2022年のiPhoneの発表会の時の写真。

特徴的なのはご覧の砂岩のような素材でできた壁とガラス、そして外光を取り入れるように作られたルーバー付きのルーフが素敵。

この建物には、Apple Parkに勤めている人向きのジムがあり、Apple Watchなどヘルスケアアプリに関する開発が行われているようだ。

天井のルーバーから落ちる光がとても美しい素敵な場所だ。こんなジムがあったら、僕だってもっと運動するんだけどなぁ……。

謎の建物建設中

最後におまけ。

これはRingの周りをカートで移動しているときに撮影した写真なのだが、何か新しい建物が建設されているようだ。エントランスから外周をフィットネスセンターに向かって移動している途中なので、地図を見るとSteve Jobs TheaterとRingの間の、少し西寄りの位置に思われる。何が建てられるんだろうか?

いつか行く機会があるといいなぁ。

(村上タクタ)

 

 

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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