Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)
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リチウムポリマー使用の1万mAhバッテリー
筆者は、AnkerのPowerCore 10000mAhを愛用している。
1万mAhという容量が、筆者のニーズに一番合っている。Ankerのバッテリーの性能がいいのはよく知ってるし、ストラップに見えるのが実は充電ケーブルで便利だったりする。
内部的なバッテリーセルが18650の缶になっているリチウムイオンの方が、ラミネートパックになっているリチウムポリマーより性能的に安定している感じがして、これまでPowerCore 10000mAhを愛用してきた。これは筆者の個人的感想かもしれないが、長期間性能劣化なく使えるのはリチウムイオンであることの方が多い。しかしその缶の分、薄くできないのリチウムイオンの欠点だ。
しかし、現在サンボル商会で開発中のサコッシュのように、薄いところに入れにくいのはたしか。ポケットに入れる場合なども含めて、愛用できる薄型のバッテリーがあればいいなと思っていた。
そこに発売されたのが、このAnkerの『Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)』。
リチウムポリマーを使って、薄型に作ってある。しかも、ストラップに見える部分が、USB-C to USB-Cケーブルになっているのだ。これは便利。
両側からつまむと。小さな音がして、ケーブルが外れるようになっている。
本体には、充電/給電ともに可能なUSB-Cポートを2つ、加えて給電のみのUSB-Aが設定されている。
22.5Wで供給可能なので、iPhoneを短時間で充電することができる。
残りの電力がデジタルで表示されるのも分かりやすくてうれしい。
経年劣化の具合については試してみないとわからないが、最近のAnkerのクオリティなら期待できるのではないかと思っている。なにしろ、iPhoneやMacだって、リチウムポリマーなのだから、十分に品質の高いセルなら長時間性能劣化はしない可能性だってあるのだから。
(村上タクタ)
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