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同時に4つのデバイスに充電可能な、Ankerの新しい1万mAhモバイルバッテリーを試した【Anker Zolo Power Bank(10000mAh, 35W, Built-In Dual USB-C ケーブル)】

先の発表会で発表された数多くの新製品の中から、『Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 35W, Built-In Dual USB-C ケーブル)』を試した。信頼性のあるAnkerの新たな中核製品になりそうなモデルだ。2本のケーブルが組み付けられているところが特徴。5月22日から発売されており、価格は5990円とちょっと高めだが、その分性能は高い。

相変わらず業績好調なAnker新製品発表。次なる一手は『Anker Cafe』

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2026年08月31日

Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 35W, Built-In Dual USB-C ケーブル)
https://www.ankerjapan.com/products/a1680n12?variant=44926886740129

2ポート分のケーブルと、最大35Wの出力が特徴

毎度お伝えしているが、モバイルバッテリーは信頼性が大事。同じ1万mAhというスペックでも、その性能を完全に発揮できるか? 長時間維持できるか? また、どれだけの電力量を一気に出力できるか? などの具体的な性能には大きな差がある。

「ではどれを買えばいいのか?」ということになれば、信頼できるメーカーのものということになる。現時点で、Ankerは間違いなくその「信頼出来るメーカー」の最右翼だといえるだろう。

この製品の一番のポイントは、2本のUSB-Cケーブルが組み込まれており、合計4ポートからの出力が可能だということだ。これにより、外出先でケーブルを忘れる心配がなくなり、必要なときにサッと取り出して使える。最初にケーブル一体型が登場した時には「こんなの、すぐに断線するのでは?」と思ったが、従来の製品の耐久性は強く、筆者も1年以上使っている製品があるが断線していない。ちなみにこの一体型ケーブルは、10,000回以上の折り曲げに耐える高耐久設計となっているという。

ケーブルは、収納口に差し込んでおける。

一応、ストラップのようにぶら下げることもできなくはないが、基本的には抜ける構造なので、このままカバンに付けるような使い方は避けた方が良さそう。

充電性能も申し分ない。単ポートで最大35Wの出力が可能なため、iPhoneやiPadはもちろん、MacBook Airなどにも充電が可能だ。10000mAhなので、容量的にはiPhone 16を約2回充電できる。

また、4台同時充電が可能というのも見逃せないポイントだ。本体の2本のUSB-Cケーブルに加えて、USB-CポートとUSB-Aポートを使えば、複数のデバイスを一度に充電できる。たとえば、スマホ、イヤホン、タブレット、モバイルルーターといった複数ガジェットを持ち歩くユーザーにとって、この使い勝手の良さはかなり魅力的だ。

ただし、ちょっと気をつけておきたいのが、複数デバイスを充電する際には最大供給量は15Wに低下するということだ。

だから、MacBook AirやiPadなどを充電する時には、他のデバイスを外して1つのデバイスにフォーカスした方がいい。またiPhoneでも、充電し始めは大電流が流れるので、充電デバイスを1つに絞った方が速く充電できる。iPhoneの場合、途中からは電圧・電流量が下がっていくので、他のデバイスと同時に充電しても速度は変わらないだろう。

ここまでの性能を求めないなら、旧製品の方がリーズナブル

以前に発売された、Nano Power Bank (30W, Built-In USB-Cケーブル)(左)、Power Bank(10000mAh, 22.5W)(中央)と並べてみた。Nano Power Bank (30W, Built-In USB-Cケーブル)より幅があるし、Power Bank(10000mAh, 22.5W)より厚さがあり、ちょっと大きく感じるのが残念なポイントだ。

ちなみに、重さは左から約215g、約200g、約217gと、わずかだが一番重い。

しかし、35Wの大出力と、4ポート対応可能なのはメリット。この点が必要なら、本製品を選ぶべきだろう。そうでなければ、左の2製品の方がリーズナブルではある。多彩なAnker製品の中では、出力とポート数というスペックを求める人向きの製品だ。

なお、Lightningケーブルを持つ『Zolo Power Bank(10000mAh, 30W, Built-In USB-C / ライトニングケーブル)』という製品も同価格で発売されている。まだLightningコネクターを持つ製品を常用している人なら、こちらもお勧めだ。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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