書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX1600

Slack AI、日本語対応4月17日。回答の検索とスレッドなどの要約に

  • 2024.03.29  2024.03.28

Slackが、同社独自の技術を使ったSlack AI機能を4月17日にローンチすると発表した。同機能は英語版では2月14日から使えるようになっている。

Slackのプラットフォームとしての利便性を向上させる生成AI機能

Slackは大変便利だが、一方でSlackでコミュニケーションすることに時間がかかるというジレンマがある。

筆者も複数の組織でSlackを使ってきているが、組織の人たちがしっかりとコミットしてくれればとても便利なツールである反面、あとからスレッドを追うのが大変だったり、未読のチャンネルを消化するのに追われたりもする。『Slack疲れ』という言葉ができるほどだ。

一般には、Slackはメッセンジャーツールだと思われているが、Slack自身は『仕事のためのプラットフォーム』だと言っている。たしかに、使いこなせば、さまざなファイルをSlack上で管理したり、Slack自体が仕事のコミュニティと化していったりして、『プラットフォーム化』していくことを感じる。

在宅勤務でも仕事が回るのは、明らかにSlackのおかげだといえる。

Slack AI 日本版が4月17日にローンチ

Slackも他の多くの企業と同様に生成AIの活用を試みており、当然のことではあるが、2月14日には『Slack AI』として、生成AI機能の組み込みを発表した。

今回の発表は、その日本版、日本語対応についてだ。4月17日にローンチとのこと。

発表会に登壇されたのはセールスフォースジャパンの山瀬浩明さん。オンラインでSlackのユーザーインターフェイス/ユーザーエクスペリエンス担当SVPのクリスティーナ・ジャンザーさん。

日本でAIの企業利用が進まない理由は?

SlackのWORK FORCE LABの調査によると、ワールドワイドでは、『AIツールを試したことがある人』は2023年9月には5人に1人だったのが、2024年1月には4人に1人へと24%増加しているのだという。

しかし、日本では調査の中ではもっともAIの普及率が低く2024年1月時点でも5人に1人。差し迫って導入することに緊急性を感じている日本の経営幹部は87%と、世界でもっとも多いらしい。

Slackによると、スムーズに仕事に生成AIを導入するには、企業が明確なガイドラインを設けることが重要なのだそうだ。Slackでの利用であれば、企業の管理者が重視するセキュリティや、権利面での問題がクリアになっていることが導入のしやすさに繋がる。

今回、Slack AIとして搭載される機能は以下の3つ。

・回答の検索
・チャンネルの要約
・スレッドの要約

『回答の検索』は、たとえば過去のスレッドから特定の情報を検索するには、検索のノウハウと、長い時間が必要だった。しかし、Slack AIがあれが、指定した情報を過去のスレッドから探して教えてくれる。生成AIにはハルシネーション(さもありそうな答えを作ってしまう)の問題があるが、Slack AIの『回答の検索』機能では、エビデンスも提示してくれるので、安心だ。

『チャンネルの要約』機能は、あとから参加した場合や、普段あまり細かく見ているわけにはいかない関係性のチャンネルを見る時に役立つ。長く続いているチャンネルでも、AIが概要を取りまとめてくれる。

『スレッドの要約』は、事務的なやりとりで長々と続いているスレッドの要点を教えてくれる。急を要する時でも、この機能があれば、スレッドの概要を素早く把握できる。

残念ながら、Enterprise Gridのみ

これは便利! ……と思ったのだが、Slack AIの機能は、現在のところEnterprise Gridで、個別の契約をしないと使えないらしい。

ウチの会社でも契約してくれると、作業効率が上がりそうなのだが……導入されるだろうか?

(村上タクタ)

 

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部