アンティークの天然石コレクションをジュエリーへと昇華。その誕生ストーリーにロマンがある。

  • 2024.05.08

シンプルで飽きの来ないデザインに、アンティークの天然石をアクセントに生み出される気鋭のブランドLaVIOLA(ラヴィオラ)。ゴールドを基調に、時代を経ても変わることのない価値をジュエリーへと落とし込み、代々受け継がれていくようなアクセサリーを目指すブランドだ。そこにはヴィオラ奏者として世界中を旅していた父親の存在が。それぞれの作品のバックステージには、音楽を通して生まれた父が遺した世界各地への歴訪というストーリーがあった。

長年コレクションしてきたアンティークの天然石をジュエリーにして後世へ。

LaViolaのデザイナーであるYukieさんは、世界的なヴィオラ奏者だった父を持つ家庭に生まれた。そこには父親が世界中を演奏旅行で旅をしながら、趣味でコレクションしたアンティークの天然石がいつもあったという。

「父は世界中を演奏で訪れるたびに、その地でアンティークの天然石を見つけてはコレクションしていました。父が亡くなって、この膨大な天然石コレクションを多くの人に受け継いでもらいたいと思ってジュエリーブランドを立ち上げようと思ったのがブランドのスタートになります」

自身、父の影響を受け、学生時代にジュエリーカレッジに通ってジュエリーメイキングを学んでいたことで、現在になって運命的かのように、その経験が花開くことになったという。そんなLaViolaの作品は、時代を経ても価値の変わることの無いゴールドをメインとすることに。

「ヴィオラはバイオリンの主旋律を支える存在。このアクセサリーも身につける人に寄り添って支えてくれる存在になるよう、ブランド名にも思いを込めています」と、Yukieさんは語る。

デザインは極めてシンプル。作品はレディースだけでなく、メンズやジェンダーレスなデザインのアイテムも展開する。

クリスタルやトパーズ、それに淡水パールなど、天然石を用いたアイテムには、すべてYukieさんの父のコレクションを使っているので、すべてがアンティークになる。

それぞれのジュエリーとして転生した天然石たちが、新しい作品となって身につける人たちのライフスタイルのなかで受け継がれていく存在に。

シンプルな作品にストーリーとロマンがいっぱい詰まったジュエリー。アクセサリーひとつにもそんな背景のあるものを身につけていたい。

父が遺してくれたアンティークの天然石コレクションの一部。多くは1980年代にヨーロッパや中東、アジアなどでアンティークとして手に入れているモノが多いという。新しくても50年ほど前の天然石ということになる
鎖の環を90度ひねって押しつぶした形状にして組み合わせた喜平チェーンリングはユニセックスモノ。18Kのシンプルなデザインで、重ね付けしてボリューム感を出すこともできる。9万5000円
フィガロチェーンブレスレットは18Kの大小の環を繋げたチェーンをベースにアクセントとしてアンティークの天然石をセットする。18cmのみのメンズサイズのみの展開。11万2800円
マグネット式で着脱もしやすい翡翠ブレスレットは、14kgf(ゴールドフィールド)のワイヤーにアンティークの翡翠を通しているので数珠っぽく見えない。メンズサイズ。4万9000円
ウエーブを描くK10のワイヤーにブルーやパープルのカラーが映えるアンティークの天然石フローライト(蛍石)を組み合わせた女性用のピアス。後ろ側のキャッチには淡水パールを使った艶やかなデザイン。4万5500円
K18のねじれた構造のスクリューチェーンをベースにアンティーク淡水パールをセットしたスキンチェーンリング。エアリーな装着感が付けていることを忘れてしまうほど素肌と一体化するデザインになっている。女性用サイズのみの展開。1万8000円
父が遺したアンティークの天然石コレクションをジュエリーへと昇華させるデザイナーのYukieさん。自身が父から受け継いだコレクションを多くの人にも楽しんでもらい、それぞれに受け継いでいってもらいたいという思いで以前から学んでいたジュエリーメイキングの知識を背景にブランドを立ち上げた

【DATA】
La Viola(ラヴィオラ)
https://laviolajewelry.com
https://www.instagram.com/laviola_tokyo?igsh=ZHM5N3Vpc2ZtY3Ro

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部