“GT”の名を冠したDOHC4気筒マシン「ベレット GTR」

  • 2024.06.06

いすゞを代表する旧車といえば、117クーペとベレットであることは間違いない。 多くのバリエーションモデルが存在するが、 その中でも走りに振ったモデルが、このGTRだ。

耐久レース優勝車の市販バージョン

’63年に登場したベレットは、コンパクトで軽量なボディに独立懸架やラック&ピニオンのステアリングなど最新の技術が投入され、’73年まで製造されたロングセラーだ。ちなみにベレットという名称は、デビュー当初に存在した上級乗用車のベレルの小型車という意味の造語である。

ベレットGTの流麗な2ドアクーペをベースとしたGTRは、全高もセダンより40mm低い

そんなベレットの2ドアクーペに、117クーペに搭載していたDOHCの1.6リッターG161W型エンジンを搭載し、’69年の鈴鹿12時間耐久レースで優勝したベレットGTXを市販バージョンとして販売したのが、ベレットGTRだ。分割されたフロントバンパーにフォグランプをセットし、黒いエンジンフードやサイドの専用ストライプが備わるのが特徴だが、ノーマルカラーバージョンのエンジンフードやストライプなしも購入可能だった。GTRは’73年まで生産され、総生産台数は約1400台と、スペシャルティカーとしては異例のロングセラーと好セールスを記録した。

セダンと比べるとクーペはフロントガラスが傾斜しており、かなりキャビンがタイトであることがわかる

取材車両はイスズスポーツが所有する’70年式。オプションのブラックのエンジンフードやストライプも備わる個体。ホイールはワタナベに交換されているが、初期のベレットGTRのディテールを残している一台だ。

フロントグリルには誇らしげにDOHCのバッジが備わる。2本の赤いラインとともにGTRならではの特徴である
GTRのフロントバンパーは左右分割式で大きなフォグランプが標準で装備された
後にベレットミラーと呼ばれ人気となるラウンドタイプのミラー
ドアハンドルはシンプルなプッシュボタン式。鍵穴にはカバーが付いている
テール周りはブラックでペイントされる
LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部