アメリカンアンティークの代表格であるアドバタイジング系や古着、それにトイやファニチャー、アートなど、販売されるアイテムも定番から超レアモノまで幅広い。
旧きよきアメリカンカルチャー好きには一日中楽しめる、巨大なおもちゃ箱のような会場はまさに「宝探し」という言葉がぴったりだ。
ガラクタにはロマンがあると再確認できるイベント。
ジャンクとは言葉の通り「ガラクタ」という意味。もちろんあまり良い意味では無いけれど、アンティーク好きにとっては「ガラクタ」は「お宝」という意味になるのだ。
今のモノには無いデザインや風合い、それにもう同じモノが作られることがない希少性などが手伝って、ひとつのアンティークカテゴリーとして存在しているコアな世界。
そんなコアな世界だからこそ、愛好家熱が高いというのも事実。ちょっとした興味から、ひとつ手にしたのをきっかけに、部屋中をアメリカンアンティークで埋め尽くすまでになったというコレクターも少なくない。
元々は誰かが「もういらない」と手放したり捨ててしまったモノかもしれないけれど、それが他の人にとっては「喉から手が出るほど欲しい」モノだったりするのガラクタの世界。
そんな濃い世界が凝縮しているのがジャンクショーなのだ。
全国にある専門店や、普段はウエブでしか販売していない専門家が、自慢のガラクタを持ち寄って大集結するのがこのイベント。ガラクタ好きたちの偏愛濃度に恐れ入るだけでなく、この世界の楽しさを満喫できるイベントになっている。
次回は2023年12月2日(土)、3日(日)に横浜産業貿易センターで開催予定。あなたもガラクタ偏愛の世界を体験してみてはどうだろう。
【DATA】
ジャンクショー
http://www.toyshow.co.jp