横浜に集結したジャンクなお宝たちに大興奮!

アメリカンアンティークをメインに全国から専門店が集まる展示即売会であるジャンクショーが横浜産業貿易センターで開催された。今回で74回目と、このカテゴリーではもはや定番イベント。

アメリカンアンティークの代表格であるアドバタイジング系や古着、それにトイやファニチャー、アートなど、販売されるアイテムも定番から超レアモノまで幅広い。

旧きよきアメリカンカルチャー好きには一日中楽しめる、巨大なおもちゃ箱のような会場はまさに「宝探し」という言葉がぴったりだ。

ガラクタにはロマンがあると再確認できるイベント。

ジャンクとは言葉の通り「ガラクタ」という意味。もちろんあまり良い意味では無いけれど、アンティーク好きにとっては「ガラクタ」は「お宝」という意味になるのだ。

今のモノには無いデザインや風合い、それにもう同じモノが作られることがない希少性などが手伝って、ひとつのアンティークカテゴリーとして存在しているコアな世界。

そんなコアな世界だからこそ、愛好家熱が高いというのも事実。ちょっとした興味から、ひとつ手にしたのをきっかけに、部屋中をアメリカンアンティークで埋め尽くすまでになったというコレクターも少なくない。

元々は誰かが「もういらない」と手放したり捨ててしまったモノかもしれないけれど、それが他の人にとっては「喉から手が出るほど欲しい」モノだったりするのガラクタの世界。

そんな濃い世界が凝縮しているのがジャンクショーなのだ。

全国にある専門店や、普段はウエブでしか販売していない専門家が、自慢のガラクタを持ち寄って大集結するのがこのイベント。ガラクタ好きたちの偏愛濃度に恐れ入るだけでなく、この世界の楽しさを満喫できるイベントになっている。

次回は2023年12月2日(土)、3日(日)に横浜産業貿易センターで開催予定。あなたもガラクタ偏愛の世界を体験してみてはどうだろう。

アメリカのハンガーフォード社が1950年代に販売したピーナッツのキャラクタードールは、スヌーピーグッズのなかでも世界初のフィギュアだったこともあり、愛好家には外せないアンティーク
アメリカのユニロイヤル社が製造していたビニールレザー「ナウガハイド」の販促用で生まれたナウガモンスターのドール。これもコレクターがいるアンティーク。古いモノでは1960年代製になる
アメリカのキッズ用に当時販売されていたボディソープやシャンプーなどのソープボトルは、本来使ってしまえば捨てられることが多かっただけに現存していることにロマンがある
大きさ、種類、素材や年代などは様々だけのアメリカが生んだキャラクターたちがわんさか。ヴィンテージらしい風合いや、それぞれのキャラクターの古臭い表情がアンティーク好きの心を躍らせる。集めてみたくなるよね
アメリカのマクドナルドで使われていたショップディスプレイや什器なども、今やアンティークとして流通。大きなガレージがあればこんな大物をインテリアにするのもおもしろい。どれもいまや貴重なアイテム
クラシックカーに使われていたスパークプラグ。今は存在しないメーカーのプラグもちらほらとある。本来はゴミかもしれないけれど、時代を経てレアモノに。いろんなプラグを集めて並べるのも悪くない
これはイタリアのアンティーク文房具。イタリアモノだけにパッケージのデザインセンスがどれも興味深い。アメリカモノだけでなくヨーロッパモノもたくさん発見できる
かつての日本の商店で見ることができたホーロー製の看板ももはや骨董品の域。程度や大きさ、それにブランドによって、なかには1万円以下で手に入るモノも。アメリカ好きでなくても楽しめる
アメリカのゴールデンエイジに生まれた日用品やトイなども押さえておきたいアイテムのひとつ。現代には無い1950年代らしい素材や、スペースエイジなどの独特のシェイプや世界観は、愛好家が多いカテゴリーである
1961年式SchwinnのSlick Cickというクルーザー自転車。カチ上がったハンドルや、バナナシートなど、当時のキッズたちに人気だったスタイル。存在感あるよね。12万円
ドライボーンズのデザイナーであり代表である武内さんを発見。欧米のアンティークから和骨董まで、この手のカルチャーを愛しているだけあって、こういうイベントはできるかぎりチェックするという旧きよきモノ愛好家
プライベートコレクションを販売していたアパレルブランド「グルービングハイ」の川田さん。ウエアから雑貨、ファニチャーやレコードなど、多岐にわたる1950年代のアイテムを販売する

【DATA】
ジャンクショー
http://www.toyshow.co.jp

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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