久々に震える洋書に出会えたぜ。gastalten刊の『The Rebel’s Wardrobe』

  • 2023.03.24

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「馬革ブックカバーを購入してくれた方に、一枚一枚お礼状を書かせていただいた。ありがとうございました! たくさん本を読んで、素敵な茶芯を出してくださいね!」と語る、革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け!

gastalten刊の『The Rebel’s Wardrobe』

昔から本が好きで、暇さえあればアマゾンで本探しをしている。もちろん書店にも行くし、古書店も大好物。会社が神楽坂に移り、神田の古書店街が近くなって、最近本当によく足を運ぶ。

同様に、人から勧められた本を読むのも好き。自分ではなかなか出会えない作品に、時として巡り合うことが出来るからね。近頃は小説や古典文学ばかりで、洋書や写真集から遠のいていたが、久しぶりに洋書を手に入れた。それがこの『TheRebel’s Wardrobe』。訳すと「反逆者たちのワードローブ」。

表表紙がジェームス・ディーン、裏表紙がスティーブ・マックィーンで構成される『The Rebel’s Wardrobe』。英語で書かれているが、出版元のgastaltenはドイツの出版社で、2022年に発刊された本。有名無名の人の写真が散りばめられていてとにかく面白い。着こなしの参考にもなるはずだ。アマゾンで購入可能なので、興味のある人は是非読んでみて。

これが本当に素晴らしい。実は先日、デニムブランド「リゾルト」の林さんと飲む機会があり、その時に林さんから勧められた本なのだ。「面白いから読んでみて」と言われ、その場でアマゾンをポチってしまった。いやはや、まったく便利な世の中である。ただ、かなり酔っていたこともあり、すっかり注文したことを忘れていたのだが、つい先日手元に届いた。

結構大きな図鑑のようなサイズで、持つとずしりと重い。この「洋書っぽさ」がたまらないのよねー。包装を開け、パラパラとページをめくってみると……止まらなくなってしまった。例えば「A-2」「Mー65」などのアイテムごとに章立てになっていて、それにまつわるムービースターや映画のワンシーン、ミュージシャン、兵士やワーカー、政治家やアスリートなどの歴史的な写真をふんだんに用いながら、そのアイテムの歴史やカルチャーを紐解いていくのだ。

英語がわからなくても大丈夫。とにかく写真が多くて、眺めているだけでもためになる。「PERFECTO」や「エンジニアブーツ」といった、いわゆるハード系だけでなく、「ニットカーディガン」のページではモハメッド・アリが登場し、「タートルネック」はボブ・ディランやジョブズまで幅広く掲載。とにかくその服の歴史・文化・着こなしがすべて楽しめるのだ。これ、マジで買ってよかった。みなさんも、絶対に損はしないと思いますよ。本当におすすめです。

(出典/「Lightning 2023年4月号 Vol.348」)

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